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FIFA 12 ワールドクラスサッカー

エレクトロニック・アーツ
発売日：2011/10/22
価格：7665円（税込）

読者の評価: 85; 投稿数：1

FIFA 12 ワールドクラスサッカー

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世界への切符をかけた熱い戦いがいよいよ開幕。「FIFA インタラクティブワールドカップ 2012」の模様をレポート

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2012/03/31 23:55

イベント

世界への切符をかけた熱い戦いがいよいよ開幕。「FIFA インタラクティブワールドカップ 2012」の模様をレポート

ライター：御簾納直彦

　本日（2012年3月31日），六本木ヒルズ内「umu」にて，FIFA主催のイベント「FIFA インタラクティブワールドカップ 2012 presented by EA SPORTS and PlayStation」が開催された。

　PlayStation 3版「FIFA 12 ワールドクラスサッカー」を使用して行われる本イベントには，公式サイトの告知で集った53名が集結。その中から予選を勝ち抜いた強豪プレイヤー達が，グランドファイナル（決勝大会）への切符をかけて激戦を繰り広げた。なおグランドファイナルを勝ち抜いた選手には，賞金2万米ドルと，FIFAバロンドール・ガーラへの招待券を授与される。そして世界王者になれば，憧れの海外スター選手と同じ会場で表彰されるという，一生に一度あるかないかのビッグチャンスを手にできるのである。

会場には参加選手のほか，大勢のギャラリーが集まった

　またイベントでは，タレントの佐藤かよさんとスポーツコメンテーターの西岡明彦さんによるトークセッションも実施。さらに準決勝からは，現在サッカー解説者としても知られるセルジオ越後さんが登場して，佐藤さん，西岡さんと共に実況を披露した。本稿では，このイベントの模様をレポートしていこう。

エレクトロニック・アーツ代表ロバート・キム氏

　エレクトロニック・アーツ代表 ロバート・キム氏による開会の挨拶でイベントは幕を開けた。キム氏によると「FIFA」シリーズは，「世界で一番売れたスポーツゲーム」としてギネスブックにも載るほどの人気を誇っているという。昨年発売された「FIFA12」は，発売から1週間で320万本のセールスを記録し，史上最速販売記録を達成したとのこと。続けてキム氏は，今回グランドファイナルへの切符を手に入れた選手は，日本代表として世界各国のプレイヤーと戦うことになると宣言。ぜひ頑張ってほしいと激励の言葉を述べ，挨拶を締めくくった。

　今大会は，まず参加者53名が会場で日本予選を行い，ベスト8決定戦，ベスト4決定戦，準決勝，決勝戦へと進んでいく。予選は複数の台で一斉にスタート。各選手それぞれが自分の力を精一杯出して戦った。

予選の様子

　ここで実況として西岡さんが登場。試合はベスト16決定戦，ベスト8決定戦へと続いていく。そして，激しい戦いを見事に勝ち抜いた精鋭4名が決定した。

ベスト8決定戦の様子

世界的に活躍するフリースタイルフットボールチーム「球舞－CUBE－」による圧巻のパフォーマンスも披露された

　ここで，ゲストの佐藤かよさんが登場。かなりのゲーム好きとして知られる佐藤さんは，普段は対戦格闘ゲームをよくプレイしているとのこと。所属事務所にゲームで遊べるスペースがあるため，時間のあるときは，そこで夢中になってゲームをプレイしているのだそうだ。また，大会に参加するためアメリカまで行ったこともあるらしく，「『遠征』という言葉はゲーム用語だと思ってました（笑）」と話していた。

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スポーツコメンテーターの西岡明彦さん

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タレントの佐藤かよさん

自身のゲームファンっぷりを披露する佐藤さん

セルジオ越後さん

　続くゲストとしてセルジオ越後さんが登場し，いよいよ準決勝がスタート。1回戦は，マンチェスター・C 対レアル・マドリード。
　辛口コメンテーターとしても知られるセルジオさんは，「ボールを持ちすぎだよ」「これじゃ点取れないよ」といきなり選手にダメ出し，もとい愛の鞭を披露。しかし見事マンチェスター・Cが一点を先取した際には，「今のプレイは良かった」とコメント。選手を褒める場面も多く見られた。その後もマンチェスター・C優勢でゲームは進んでいき，最後は3ー0でマンチェスター・Cの勝利。管啓吾選手が決勝へコマを進めた。
　2回戦は，レアル・マドリードとミランの対戦だ。諸事情により15分進んだ状態でスタートした本試合は，「展開が早いね」とセルジオさんが言うように，かなりスピーディな展開へ。2ー2の接戦が続くも，最後はミランが勝利を奪取。羽染貴秀選手が決勝へとコマを進めた。

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　決勝戦は，ミラン（羽染選手）とマンチェスター・C（管選手）の対決。一進一退の攻防が続くなか，初ゴールを決めたのはマンチェスター・C。しかし，このまますんなりと事が運ぶわけはなく，ミランもすぐに取り返す。その後ミランが1点を追加し，試合はますます熱を帯びていく。一瞬たりとも目の離せない展開に，セルジオさんも「これは……面白いねぇ」と嬉しそうにコメント。
　試合も後半にさしかかり，終了の笛が近づくなか，ミランがさらに1点を重ねる。しかしここでPKとなり，マンチェスター・Cが1点を取り返した。しかし追いつくまでには至らず，ここでゲームセット。最後はミランが優勝を勝ち取った。

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　表彰式では，上位2人にそれぞれ豪華賞品が贈られた。続いて優勝者の羽染選手が「ここで戦った皆のためにも，世界で頑張りたいと思います！」と世界へ向けての意気込みを語った。
　最後にセルジオさんが「デジタルを通して，サッカーでコミュニケーションが出来るのって，本当に素晴らしいと思います。種目の宣伝にもなるし，グラウンドがなくても，雨が降っても（当日は大雨），こんなふうにサッカーが楽しめるのはとても良いことですね。（羽染選手の方を向いて）ぜひ日本代表として頑張ってください」とコメントして，イベントを締めくくった。

管選手

羽染選手

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