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iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に
価格は無料で。iPhone 5sおよびiPad Air,iPad mini 2以降のiOSデバイスに対応しているが,実行にはiOS 9.0以降が必須となっている。
今回追加されたSling Shot Extremeは,3DMark Sling Shotがリリースされたときに,Futuremarkが後日のリリースを予告していたものだ。
当然のことながら,テスト内容はAndroid版と同じで,PC版のテストシークエンス「Cloud Gate」をベースにしたものとなっている。OpenGL ES 3.0ベースのテストシークエンス「Sling Shot」では,レンダリング解像度が1920×1080ドットで,それをデバイスの解像度に合わせて拡大縮小して表示する仕組みとなっていたが,Sling Shot Extremeでは,レンダリング解像度が2560×1440ドットに拡大となった。
用意されているプリセットは,基本テストの「Sling Shot Extreme」プリセットと,オフスクリーンレンダリングの「Sling Shot Extreme Unlimited」プリセットの2種類。どちらのプリセットも,総合スコアと2種類のGraphics test,3種類のPhysics sectionの結果を参照できるようになっている。
手元にあった「iPad mini 4」でSling Shot Extremeプリセットを実行してみたところ,総合スコアは「1212」となった。
ゲーム用途のタブレット端末として,iPadシリーズを選ぶか,それともAndroidタブレットを選ぶかで迷っている人からすると,どちらも同じ高負荷テストで性能を測れるようになったことは歓迎できるのではなかろうか。
Futuremarkによる当該プレスリリース(英語)
「3DMark Sling Shot Benchmark」ダウンロードページ
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