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[E3 2012]Ubisoftが新作「Watch Dogs」の制作を発表。“ハッキング”を駆使してターゲットを追い詰めていくアクションアドベンチャー
「Watch Dogs」公式サイト
Watch Dogsは,Ubisoft Montrealが開発する,どこか「Splinter Cell」や「Assassin's Creed」の雰囲気を漂わせた三人称視点のアクションアドベンチャーゲーム。主人公のエイダン・ピアースが,携帯電話やセキュリティカメラ,さらには信号機など,近未来の都市社会でグリッド化されたあらゆる電波網をハッキングして敵を追い詰めていくというタイトルとなっている。今回紹介されたのは,シカゴのビジネスマンであるジョセフ・デマルコを暗殺するというミッションで,デマルコがスポンサーになっているチャリティパーティーに潜入するのがプレイヤーの最初の目的となっていた。
パーティー会場の外には大勢の来客が並んでおり,しかもドアの前にはセキュリティガードが立っているため普通には潜入できない。そこで,ピアースは受信機のような小型デバイスをポケットから取り出して,セキュリティガードが携帯電話をかけた直後に電波を妨害,ガードマンが電波状況の良い場所を探そうと席を外した隙にこっそりと会場に入り込んだ。
ピアースの持つ小型デバイスは,本作においてアクションを行うときのインタフェースとなっており,電波妨害以外にもさまざまな使い道がある。パーティー会場内では,すでに潜入していた仲間から拳銃を受け取ったあと,携帯電話の電波を傍受して,デマルコのアシスタントを務める女性を探し出す,というシーンも見られた。
女性の会話内容から,デマルコが車でパーティー会場に向かっていることを把握したあと,1人のセキュリティガードを倒して裏道に出たピアースは,デマルコの車が交差点に進入してくるタイミングで信号機をハッキング。これによって交通事故を発生させ,警官が到着する前に銃撃戦に入るというわけだ。
興味深いのは,主人公が仕事を終えて逃走するときに,「Bixell_44」というタグの付いた新たなプレイヤーキャラクターが現れたことだ。
彼はどうやら,容疑者として警察に追われるピアースを無事に逃がしてやるという任務についていたらしい。今回のデモでは,上記シーンの直後にムービーに切り替わり,シカゴの街を俯瞰する形でズームアウトし,6人程度のタグが表示されるところまでが確認できた。これは,何らかのマルチプレイ要素の存在を示唆するものだろう。
今回のデモはPlayStation 3のコントローラで行われていたようだが,本作はPCおよびXbox 360にも対応しているという。発売時期は未定だが,プレスカンファレンスの来場者にはかなりウケていたようだし,今後大きく注目されていくのは間違いなさそうだ。
「Watch Dogs」公式サイト
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(C)2013 Ubisoft Entertainment. All Rights Reserved. Watch_Dogs, Uplay logo, Ubisoft, and the Ubisoft logo are trademarks of Ubisoft Entertainment in the US and/or other countries.
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