みなさんは
「The Wonderful 101」というタイトルをご存じだろうか。同作は,任天堂が2013年8月に
Wii U向けに発売したアクションゲームで,開発はプラチナゲームズが手掛けた。
実は,昨年の東京ゲームショウ会期中,プラチナゲームズから
「101」と
「クラウドファンディング」という2つのキーワードだけが伝えられ,その後筆者は,この2つの単語を頼りに,
神谷英樹氏と
稲葉敦志氏へインタビューを行うことがかない,そこで語られたのは,「The Wonderful 101」をKickstarterを通じて復活させる,しかもマルチプラットフォームで,というものだった。
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4Gamer:
本日はよろしくおねがいします。実は今回のインタビューにあたって,事前に教えていただいた情報が「101」と「クラウドファンディング」というキーワードだけでして,おそらく「The Wonderful 101」に関するプロジェクトの話じゃないかと思っているのですが。
稲葉敦志氏(以下,稲葉氏):
謎掛けみたいになってしまってすみません(笑)。お察しのとおり今回は「The Wonderful 101」のお話になります。このゲームは6年前に発売した作品なのですが,ご存じのようにビジネス的には成功したタイトルではありませんでした。遊んでくれたユーザーもほとんどいない,認知度もそこまでないという状況ですが,新しいプラットフォームでもう一度出したいという気持ちが,僕にも神谷にもずっとありました。
4Gamer:
ビジネス的に成功しなかった要因はどこだと考えていますか。
神谷英樹氏(以下,神谷氏):
1つは,Wii Uというハード自体があまり振るわなかったというのがあるかと思っています。加えて「The Wonderful 101」という作品自体も非常に伝わりにくい,伝えにくいゲームだったのかなと。
良くも悪くもすごくユニークなゲームとして作ったつもりなんですけど,ユーザーからしてみれば,新規IPである作品に対してまずハードルがあるのに,その先にはさらに得体の知れないゲームがあるという構造に見えていたはずなので,手を伸ばしづらかったんじゃないのかと。
4Gamer:
発売から時間が経った今なら,「The Wonderful 101」と検索すればプレイ動画なども出てくるでしょうし,「得体の知れない」という部分のハードルも少し下がってくれていそうですね。
神谷氏:
そうですね。発売当時よりはずっと,ユーザーも情報を集めやすい状態になっているかなと思います。もし身近にプレイしたことのある人がいれば,プレイ体験を聞くのもいいでしょうし。ただ,僕はよく地球で13人しか遊んだことがないゲームだって言ってます(笑)。
4Gamer:
さすがに13人はないと思いますが(笑)。それくらい認知されていないというわけですね。ただ,「クラウドファンディング」というワードから察するに,「じゃあもう一度出そう」という流れに持っていけない理由があると。
稲葉氏:
はい。このゲームは任天堂さんのセカンドパーティとして開発したタイトルなので,僕達がいくら出したいと言っても,任天堂さんが次のハードでやろうって言わない限りは世に出せないんです。ましてやビジネス的にあまり成功していなかったタイトルじゃ。そういうのは人知れず消えていくのがゲーム業界の常なんですけど,そこはへこたれずにしつこく話していたんですよ。そうしたら,プラチナゲームズ自身が販売するということだったら,うちは見守ってあげるからっていう話になりました。
4Gamer:
要するに,IPを自分達で使う許可は降りたということなんですね。
稲葉氏:
はい。ただ,僕達はずっとデベロッパとしてやってきていて,パブリッシュに関するノウハウがほとんどありません。また資金的な意味も含めて,いろいろと壁がありました。そこを乗り越えるためには,さまざまな応援や助けが必要です。その一方で,僕達はユーザーと距離が近い会社でありたいという思いもありますから。
4Gamer:
なるほど,ここで「クラウドファンディング」というキーワードが結びつくわけですね。流れからすると,Nintendo Switch版の「The Wonderful 101」を出しますという感じでしょうか。
稲葉氏:
実は任天堂さんと話をする中でひとつ,これもやってみたいと許可をもらったことがあります。それは,“ほかのプラットフォームでも出す”ということです。
4Gamer:
ちょっと厳しいと思うのですが……。
稲葉氏:
規模は全然違いますが「God of War」がほかのプラットフォームに出るような話ですからね。でも,任天堂さんはいいよって言ってくれたんです。なので,今回のクラウドファンディングでストレッチゴールを達成すれば,「The Wonderful 101」がPS4,Steamといったプラットフォームでも出せる可能性があるわけです。
4Gamer:
それはすごいですね。ただ,あくまでベースのプラットフォームはNintendo Switchということなのでしょうか。
稲葉氏:
そうですね。とはいえ,あまりニンジンをぶら下げてみたいなキャンペーンにしたいわけでもないので,ほかのプラットフォームでも出すというのは,1つのストレッチゴールにまとめる予定です。
4Gamer:
目標金額はどれくらいに設定する予定ですか。
稲葉氏:
金額自体は決めきれていません。でも,そこまで高く設定するつもりはないです。移植というか,新しくリマスターする費用のすべてをクラウドファンディングでまかなうわけではなく,僕達もきちんと資金的なリスクを背負って出したいと思っています。そのうえでユーザーの応援の気持ちをもらいたいという考え方なので。
※2020年2月4日 6:00 目標金額が542万5000円であることが発表された。
4Gamer:
移植ではなくリマスターという理解でいいですか。
神谷氏:
そのイメージで大丈夫だと思います。先ほど言ったとおり,オリジナルを遊んでくれた人がそもそも少ないので,今回はそこを広めたいというのも大きいんです。なので,オリジナルのものを今の環境に整えて出すということが一番の目標ですね。
4Gamer:
とはいえ,もとはWii U専用として二画面で遊ぶように作られていたものを,ほかのプラットフォーム向けに調整するのは,なかなか大変だと思うのですが。
神谷氏:
実は,Wii Uのときも一画面で遊ぶモードというのはいちおう搭載していました。メイン画面にサブ画面を表示して遊ぶといった感じだったのですが,当時はほかのコンテンツ作りとの兼ね合いもあって,納得できるまで作り込めなかったんです。本当ならば,サブ画面の場所や大きさを自由に変えられるようにしたかったのですが,結局は固定した状態にしかできなくて,ユーザーにはすごく不便を強いてしまうことになりました。
今回は,そういうところもしっかりと整え,ユーザーの遊びやすい調整を図ったうえで,しっかりと現世代のハードで出していきたいと思ってます。
稲葉氏:
二画面を調整するというところもそうなんですけど,コンテンツを盛り込むことに集中したあまりに,粗削りのまま置き去りになっていたところも多かったんです。ここはユーザーインターフェースに情報を出してあげたら良かったなとか,こうしてあげたら遊びやすかったなとか,終わったあとで調整が甘かったと思えた部分はたくさんありました。そういうところを整えたうえで,しっかりと磨いた版,というのを出したいんです。
4Gamer:
リマスターにあたって新コンテンツを追加するということは考えていませんか。
神谷氏:
そもそもオリジナルの時点で,何かを足す余地がないくらいにコンテンツはてんこ盛りです。むしろ,何かを足すことで,かえってバランスを崩してしまう可能性もあります。新しいキャラクターを開放していくという遊びも最初から入っていますし,遊びごたえはすでに十分だと思うので,集中すべきは「磨く」ことなのかなと。
稲葉氏:
それとは別に,たとえば違うモードでこういう遊びが横に広がるとか,こういったキャラクターを使ってこういったことができるとか,違った広げ方はできると思っていて,そういったものはストレッチゴールのような形で考えていきたいと思っています。
4Gamer:
出資額に応じて特典が付くといったメニューはありますか。
稲葉氏:
グッズなどを付けるというのは積極的にやってみたいと思っています。
4Gamer:
クラウドファンディングでは初動がポイントになってくると思うのですが,どれくらいの動きがあると予想されますか。
稲葉氏:
僕たちも初めてなので,自信を持ってこれくらいってなかなか言えませんね。クラウドファンディングの成功例はニュースになりますけど,失敗したってニュースはあまり見ないですし,ドキドキしつつも成功してほしいなって気持ちです。
とはいえ,最初に設定したゴールと次のプラットフォームのゴールくらいは達成したいと思っていますし,そのくらいは達成するはずだとは思っていますけど,何ぶんやってみないとって感じですから。意外とみんな冷たいかもしれないですし(笑)。
4Gamer:
クラウドファンディングは,目標を達成してからが長いイメージがありますが,The Wonderful 101はどのくらいのスパンで出せると考えていますか。
稲葉氏:
発売日はまだ決められませんが,今おっしゃられたような,「達成したけど2年待たせる」とかは論外だと思っています。なので,そこまで間を空けずにリリースできるように,必死で準備をしているところです。
4Gamer:
今回の場合だと,セルフパブリッシングということになるかと思うのですが,それ自体が初めてなんですよね。
稲葉氏:
はい。ですが,これから先もセルフパブリッシングは続けていきたいと思っていますし,それは会社を立ち上げたときからの夢でもありますから。今回の試みは,そこに行けるかどうかの分岐点だと思っているんです。このキャンペーンがある程度成功したら,僕達は自信を持ってそっちに進んでいいって流れにもっていけるので,そういう気持ちでも応援してほしいなっていうのがあります。
4Gamer:
神谷さんもファンの人と,「続編は出ないのか」「それは任天堂に〜」みたいなやりとりをされてますよね。パブリッシャではなくデベロッパに直接意見が向かうのは,やはりそれだけプラチナゲームズの存在感が強いからだと感じます。アクションゲームといえばプラチナゲームズという言葉もよく聞きますし。
神谷氏:
本当にありがたいことだと思います。我々自身はとくにアクションゲームを作ると掲げているわけではなくて,面白いものを作ろうということが中心なんです。そのなかでも,アクションゲームというところで評価してもらえて,そういった言葉もいただけているのかと思います。それはそれで我々のパワーとなって,より良いアクションゲームを作ろうって気持ちにもつながっていますから,ユーザーの声ってすごく大事だなと思っています。
4Gamer:
とくに最近だと,SNSなどを通じてユーザーの声や考えが見えるようになりましたからね。
神谷氏:
それもあって,「ベヨネッタ」といえばプラチナゲームズだから続編を出してほしい,みたいなリクエストが我々に来たりするのは,歯がゆいというか,みんなが思っている以上に,我々も続編を出したいと思っているんだけど……。と。
ただ,我々でその判断をすることができません。なので,我々がコントロールできるものを開発して世に送り出し,ユーザーの要望にちゃんと応えていくっていうのが,会社としての大目標として今あるということですね。そういうところに向かうときに,今回のプロジェクトは試金石になるというか,これでノウハウを積んで,そこにつなげていきたいんです。
4Gamer:
クラウドファンディングはユーザーと開発者の距離が近いプラットフォームなので,今まで以上にいろいろな意見が届くかもしれませんね。
稲葉氏:
プラチナゲームズが自分達でパブリッシングするなら,こういうことをやってほしいっていう声も届いてくれると思いますし,そういう声があるんならこう変えていこうってできる会社でもあるので,いろいろな意見を聞きたいですね。
4Gamer:
ノウハウを積むという意味では,ほかのタイトルでも,今回のような取り組みは考えられていますか。
稲葉氏:
そこは考えていません。今回のプロジェクトに関しても,任天堂さんの許可がなければ動かせませんでしたし,やはり過去作に対してもいろいろな版権者がいますので,101が成功したから次はこれってなるかというと,また別の話なんですよね。
神谷氏:
今回101を選んだ最大の理由は,101をプレイするための環境がなくなりつつあるからです。この作品はWii Uの二画面で遊ぶことに特化していたので,Wii Uでしか遊べません。しかし,Wii Uの生産が終わってしまったので,そうなるとソフトもろとも歴史の波にのまれてしまいます。なので,101はとにかく復活させたいというか,現世代のハードでもう一回遊んでもらえる場を,どうしても用意したかったんです。
4Gamer:
少し話は戻りますが,アクション以外で挑戦したいジャンルはありますか。
神谷氏:
僕はチーフゲームデザイナーという立場で会社のタイトル全般を監修していますから,いろいろな個性のあるディレクターが育ってきて,彼らが面白いゲームを作ってくれたらなっていう思いです。
一人ひとりのクリエイターが持つ,こういうものを作りたいっていう魂みたいなものを大事にしたいので,それこそシミュレーションゲームを作りたいんだとか,RTSを作りたいんだって言ってくる人がいるなら,その熱量にちゃんと応えて,「作ってみたら」って言える会社でありたいんです。なので,アクションゲームに限らず,いろいろなバリエーションのあるゲームが出てきてくれたらって思いますね。
今回発売になった「
アストラルチェイン」も,田浦(田浦貴久氏)の個性がすごく出ているゲームなんです。アクションではあるんですけど,スタイルから操作方法からゲームデザインまで,今までのプラチナのゲームとはだいぶ違いますし,そういうゲームがたくさん出てきてくれたら嬉しいですね。
4Gamer:
プラチナゲームズさんは,今どれくらいのスタッフを抱えているのでしょうか。
稲葉氏:
200人を超えたくらいですね。
4Gamer:
200人というと,けっこうな規模の会社だと思うのですが。
神谷氏:
いやぁ……抱えているプロジェクトが多すぎて,全然足りないです(笑)。
4Gamer:
今はどれくらいのラインが走っているのですが。
稲葉氏:
未発表のものもあるので数は言えないのですが,おそらくみなさんが想像するより多く走っています。
4Gamer:
1つのプロジェクトにはどれくらいの人数が関わるのでしょうか。
神谷氏:
今のご時世のゲームの規模から考えると,割と少人数ですね。それでもキャラクター1人ひとりの個性が際立つゲーム作りになっていると思います。アストラルチェインは,最近おしりが取り沙汰されることが多いんですけど,あれも3Dモデラーの癖(へき)が出ているというか,彼の熱量で実現しているものだったりして,個人個人の受け持つところっていうのがちゃんと際立っています。
4Gamer:
たしかに,あのおしりへのこだわりには,何か感じるものがありました(笑)。
神谷氏:
このキャラクターを作るとか,この場面を作るだとか,ちゃんと1人1人のやりがいが,大人数でやるよりはある環境なのかなって思いますし,それによっていろいろな作品にいろいろな個性が反映されていくというモノづくりを大切にしていく会社にしていきたいなとは思っています。でも,もっと人はほしいです(笑)。やりたいことがいっぱいあるので。
4Gamer:
この記事でプラチナゲームズのクラウドファンディングのことを知った人もいるかと思います。何かメッセージがあればお願いします。
神谷氏:
まずはWii U版を遊んでくださった,世界で13人の方々にはまた再び厚いご協力がいただければなと思います。これを機に知った方にも,ぜひ本作を体験してもらいたいです。確かにオリジナルのIPで非常にユニークなゲームなので,手が出しづらい側面もあったかと思いますが,今はいろいろな情報を収集できる環境になっていると思いますし,そういうものを見ていただいて判断してもらって,新しい体験へと,勇気を持ってハードルを飛び越えてほしいなと思ってます。
稲葉氏:
101を世に出したいというのが最初の目標ではありますけど,これから先のプラチナゲームズがどういう道に進めるのかという意味でも,すごく大事なクラウドファンディングとなります。101を応援する気持ちと,そこにプラスしてプラチナゲームズという会社に対しての後押しをする応援の気持ちをいただけると嬉しいです。そうすれば,これから先も刺激的なタイトルを作り続けて,自分達で出し続けることができると思うので,よろしくお願いします。
4Gamer:
ありがとうございます。あの,もしかして,本当に13人なんですか。
稲葉氏:
いやいやいや……(笑)。
――2019年9月14日 収録
プラチナゲームズが『The Wonderful 101: Remastered』の
Kickstarter クラウドファンディングキャンペーンをスタート!
この度、プラチナゲームズは、初めての自社パブリッシングとなる『The Wonderful 101: Remastered(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン: リマスタード)』のリリースを目指した、Kickstarter によるクラウドファンディングキャンペーンをスタートしました。
『The Wonderful 101(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン)』は、2013 年 8 月 24 日に Wii U 専用タイトルとして発売された、ディレクター神谷英樹によるユナイト・アクションゲームです。今回のキャンペーンでは現行の各プラットフォームへの移植と新規ゲームモードの追加などを目標に支援を募っています。
目標金額を達成した場合、プラチナゲームズは完成した『The Wonderful 101: Remastered』を 2020 年 4 月にバッカー(出資者)の皆さんへお届けする予定です。出資するリワードカテゴリーに応じて、さまざまな限定品をお贈りすることになっていますので、そちらについてもぜひご期待ください。なお、今回のパッケージ版はKickstarter 限定のジャケットアート仕様となる予定です。キャンペーンは 3 月 7 日(土)午前 5:00(日本時間)まで行われます。
「『The Wonderful 101』をリマスターして、より多くの人々に遊んでもらいたい」というのは、我々プラチナゲームズの願いでした。今回プラチナゲームズが行うのは、デベロッパーとしてリリースした作品を現行の各プラットフォームへ移植して自社パブリッシングするという、前例のない大きな挑戦です。この挑戦を成功させるためには、プラチナゲームズだけの力では足りません。しかし、より多くの方々に支援していただけたなら、プラチナゲームズ史上最大の規模を誇るこの自信作を、さらに磨き上げた形で世界中のゲーマーの元にお届けすることもできるようになるでしょう。
『The Wonderful 101: Remastered』では、オリジナル版のディレクター神谷英樹監修の下、画面上の表示、サブメニュー配置、ポップアップテキスト、最新ゲーム機向けの調整など、プレイを快適にするさまざまな改善を加える予定です。元の作品自体がすでに完成された作品ではありますが、特定のストレッチゴール(目標金額)を達成した場合には、本作をすでにやりこんでいるプレイヤーも楽しめるように、まったく新しいモードを追加することも予定しています。モードの詳細については段階的にキャンペーン内で発表していきますので、楽しみにお待ちください。新ゲームモードのストレッチゴールが達成されたあかつきには、DLC 形式で全てのバッカーへ無償で提供させていただきます。
リワードカテゴリーにはさまざまな種類があり、ゲームソフト本体に加えて、サウンドトラックや、ペンダント、コミック、アートブック、ミニチュア人形などのグッズ、さらにはオーダーメイドのマスクやジャケットといった、世界にひとつしかない超レアグッズまでご用意しています。
また、「出資はしないけれど応援はしたい」というサポーターの皆さんも参加できるソーシャルメディアチャレンジ「ディフェンス・オブ・ブロッサム・シティ」も開催いたします。SNS でのシェア数など、設定されたチャレンジ目標に団結して挑戦していただくことで、バッカーの皆さんが得られるリワードの一部がパワーアップします。
約 1 か月に渡る Kickstarter キャンペーン期間中は、ディレクター神谷英樹とプロデューサー稲葉敦志が中心となり、開発の様子を伝える週間レポートや、制作に携わるスタッフとのインタビューなどを公開する予定です。そちらもぜひ楽しみにお待ちください。
◯プラチナゲームズからファンの皆さんへのメッセージ
自分たちがつくるゲームを、自分たちの手でパブリッシングしたいというのが、私たちプラチナゲームズの長年の夢でした。皆さんのご支援によってこれを実現し、『The Wonderful 101: Remastered(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン: リマスタード)』を現行のさまざまなゲーム機で遊べるようにしたいと思っています。本作がたくさんの人々の思い出に残るゲームとなりますように!最高の『The Wonderful 101: Remastered』を世界中の人々に届けよう! 総員、ユナイト アップ!