ニュース
今回からは勝利条件が複数に。「Total War: Rome II」のキャンペーンモードを紹介するデモ映像を公開
この映像は,キャンペーンデザイナーのドミニク・スター(Dominique Starr)氏が,コミュニティマネージャーのパトリシア・リニアック(Patricia Ryniak)氏に対してプレイデモを紹介するような形で進行する。2人が話し込むショットが妙に多いのが気になるが,キャンペーンモードの概要が詳しく明らかにされる興味深いものとなっているので,その内容をかいつまんで紹介しよう。
●各勢力が持つ特性には,「勢力別」と「家系別」の2タイプがある。例えば,ローマのコルネリア家の場合は,「Roman Infantry Unitの経験値獲得が+10%」「食料の生産力がプロビンスにつき+1」という2つがローマ特有のもので,「税収+3%」「ギリシャ勢力との好感度+15%」「民政−2」がコルネリア家の特性といった具合だ。
●カルタゴにも「Hannonid」「Magonid」「Barcid」という3つの家系がある。カルタゴ勢力の特性は,「トレード施設からのボーナス+10」と「商用船の維持費−40%」になっている
●勝利条件は「Military Victory」「Economic Victory」「Cultural Victory」という3種類が用意されており,異なるアプローチが可能となっている。カルタゴ勢力のMilitary Victoryは「140プロビンスを直接統治しているか連合を組んで勢力下に置いていること」「Italia,Syria,Africa地域のプロビンスを直接統治しているか連合を組んで勢力下に置いていること」「総計90ユニットを維持」「海戦ユニットを50維持」「最低15種の軍事技術の開発完了」という5つの目標にを満たすことだ。
●カルタゴ勢力のCultural Victoryには,「80プロビンスを直接統治しているか連合を組んで勢力下に置いていること」「Italia,Syria,Africa地域のプロビンスを直接統治しているか連合を組んで勢力下に置いていること」「12の勢力と同盟関係にある」「最低1つの戦略的資源を確保していること」「1ターン毎に2万の収入を持つこと」「最低15種の民政技術の開発完了」という合計6つの目標がある。
●ドイツ勢力には,本作でも最も見た目が恰好良い「Dignitary Agent」(高位聖職者ユニット)が登場する。ドクロを付けたマントを着込んだ魔女のような姿だという。
●実際のゲームデモではカルタゴ勢力でプレイを進めている様子が紹介された。現在のシシリア島やイタリア半島南端の一帯である「Magna Graecia」地域は完全掌握済みの状態。Magna Graeciaは,Brundisium,Syracusae,Lilybaeum,Cosentiaの4つのプロビンスからなる。
●各プロビンスに与えられている特定の条件を満たすと街の上空に紙ふぶきが舞うような細かいアートワークが見られる。人口ブーストなら緑色,ゴールドなら金色など,複数の条件が存在するとのこと。
●最後はオーバービューマップの紹介。海岸沿いを辿ったり,商取引などのコンタクトを取ったりしないと,マップの全体像は明らかにされないようだ。
Seleucid(セレウコス)やArmenia(アルメニア)など,それなりに知名度のある弱小勢力はもちろん,Insbres(インスブレス)やNasamones(ナサモネス)など,調べても詳細が分からないようなマイナー部族も網羅されている様子だ。
「Total War: Rome II」公式サイト
- 関連タイトル:
Total War: Rome II
- この記事のURL:
キーワード
(C)SEGA. The Creative Assembly and the Total War logo are trademarks or registered trademarks of The Creative Assembly Limited. SEGA and the SEGA logo are either registered trademarks or registered trademarks of SEGA Corporation. All Rights Reserved.All other trademarks are the property of their respective owners.