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太鼓にカードにコスプレも。ステージイベント盛りだくさんな,ニコニコ超会議2015のファイナルファンタジー XIVブースをレポート
ブース面積は昨年比2倍!?2階建てのブースで遊べるフロアアクティビティを紹介
事前のプレゼンで,昨年比の企画2倍!!(体重20kg増)でお送りすると紹介していたファイナルファンタジーXIVブース。足を運んでみると,そこだけ異様に高い2階建てのブースがあり,目印になるモーグリのバルーンが浮かんでいた。このブースでは,物販はもちろん。太鼓の達人で限定楽曲「極タイタン討滅戦」が遊べたり,ゲーム内のマンダヴィル・ゴールドソーサーさながらの「ミニオンキャッチャー」を遊べたりした。それぞれ,一定条件をクリアすると特典がもらえるため,すぐに1時間待ち以上の行列が出来てしまったようだ。
可愛いカチューシャとメイクでモーグリになりきれる「モーグリになってみた。」や,「ちょっとでぶチョコボになってみた。」なども用意されていて,「恥ずかしがらずにやって欲しいなあ」と吉田氏は言っていた。最前列にいた筆者と目が合った気がするが,気のせいだろう。
今回新しく登場した「リアルエオルゼアコレクション」は,お馴染みのゲーム風景や,自分が持ち込んだお気に入りのゲームシーンに自分が入り込んで記念撮影できるというもの。「メテオデニムコーナー」では,自分の持ち込んだデニムにメテオマークをプリントしてもらえる。メテオデニムコーナーは人気のため,早い時間に受付が終了していた。
そして,今回も登場した「バトルチャレンジ−蛮神ルーレット−」。今回はなんと,ブースのタイトルにもなっている「ティンさん」こと「リットアティン」が蛮神に紛れて登場していた。しかも,倒せるまで帰れないようだ……。
フロアアクティビティはどれも人気で,物販商品は早い時間に売り切れ,景品がなくなってしまうアクティビティも登場した。
極タイタンは極(Extreme)ですから。鬼みたいな難度だった「超太鼓の達人大会」
初日のステージイベントで行われた「超太鼓の達人大会」。この大会では,ブースに出展された太鼓の達人「極タイタン討滅戦」のスコアを,抽選で選ばれたプレイヤーとコアメンバーがタッグを組んで競うというもの。ステージには,ゲストとしてバンダイナムコスタジオ「太鼓の達人」 ディレクター江藤裕平氏が登壇した。手にはスケッチブックを持っており,お土産を持ってきたようで…?
江藤氏もFF XIVプレイヤーで,どうやらレベルファイブ代表取締役社長,日野晃博氏が公開した「シガクニャン」にインスパイアされたようだ。
その後,デモプレイとして江藤氏が実際に「極タイタン討滅戦」をプレイ。驚くのは江藤氏の上手さだけではなく,その譜面の難しさだ。江藤氏はこの「極タイタン」にかなりのこだわりがあるようで,譜面はゲーム同様に戦闘の進行度によって曲調が変わり,譜面のスピードがどんどん速くなっていくと同時にノーツの数も増えていく。
さらに,途中にはしっかりゲームを再現した「心核」の破壊を連打で表現していたり,「ランドスライド」「グラナイト・ジェイラー」を再現したノーツも登場している。
参加するコアメンバーは,祖堅正慶氏,織田万里氏,マイケル・クリストファー・コージ・フォックス氏,前廣和豊氏の4名。コアメンバーの4名は前日に練習をしていたようだが,クリアできたのは前廣氏だけだったという。
参加するプレイヤー達はコメントを求められると「初見です。」と答えるものの,実際にプレイしてみるとコアメンバーたちより上手だった。ステージからは「本当に初見か?初見詐称じゃないのか?」など思わず声があがる。
プレイ中に江藤氏はぼそっと「むずかしいって今回なってますけど,本当は難易度鬼の譜面ですよね(笑)」ともらしていた。
4組のプレイが終わり,成績が発表となった。蓋を開けてみれば,やはりサウンドを担当している祖堅氏と譜面を見事クリアしたプレイヤーのアキさんが大差をつけての優勝となった。優勝したアキさんには太鼓の達人とコラボした限定Tシャツがプレゼントされた。
神の一手で大逆転。カオスが大爆発した「超トリプルトライアド大会」
FF XIVで実装されているFF VIIIの懐かしいカードゲーム「トリプルトライアド」。この大会がニコニコ超会議で開催された。進行はコミュニティチームの室内俊夫氏と井谷仁彦氏が担当する。大会のルールは,運営が作った5つのデッキを使用し先に3勝したら勝ちというもの。適用ルールは,「プラス」「セイム」「オールオープン」に司会の室内氏がくじで引いたルールを1つ加えて行われる。
今回は来場したプレイヤーとプレイヤーの真剣勝負。中には女性プレイヤーの姿も。
用意された5つのデッキは1から5,それぞれ数字の大きさでデッキの内容も強くなっているのだという。しかし,適用されている「プラス」や「セイム」でどのデッキでも一発逆転が狙えるのだ。それに加えて,室井氏が引く「カオス」(出せるカードがランダムで指定される)のルールがまさにゲーム内容をカオスにしていた。
一番盛り上がったのは,最後の一手で巻き起こった大逆転劇だろう。タイプアセンド(同タイプのカードが場に出されるたびに強くなる)が適用され,最強と思われていた暁タイプのデッキが,なんと最後の一手で見事にひっくり返りってしまったのだ。これには思わず会場からも大歓声が上がった。
3勝したプレイヤーにはステッカーのセットが,惜しくも負けてしまったプレイヤーにはシールがプレゼントされた。
ブースから人が溢れだした。プレイヤーが待ちに待った「吉Pに物申す」
2日目のステージで行われた,「吉Pに物申す」。このコーナーは,ゲームでの不満や,改善して欲しいことなどをプレイヤーが吉田氏に至近距離で直接訴えられるという企画。受付はすぐに終了してしまったそうだ。ゲームの改善や,新しい情報がポロリするかもしれないこのコーナーが始まると,ブースには人が押し寄せて通路に溢れ出てしまったようだ。
今回は8名のプレイヤーが出した質問内容と,吉田氏の回答を紹介しよう。
テーマ:ミラージュプリズムについて
Q.戦士とナイトの両方をプレイするのですが,バハムート胴などタンク共通の装備に専用装備をミラプリした場合,もう片方のジョブで装備した際ミラプリが消えてしまう。
ギアセットごとにミラプリすることはできないか。
A.サーバー上にセーブデータを増やす必要があるため,難しい。セーブデータを増やすなら,先にアーマリーチェストの拡張をする。
テーマ:過疎サーバーのパーティ募集について
Q.いわゆる過疎っているサーバーのパーティ募集は時間がかかりすぎる。サーバー越しのPT募集を実装する予定はないのか。
A.実装する予定はありません。サーバーが保たなくなってしまうため,難しい。
ただ,これは開発も問題視はしている。過疎サーバーを経済的に有利にして人が流れるようにしたり,それでもダメな場合は統合なども考えている。
今それを実装しないのは,復帰者や蒼天のイシュガルドで人が増えることを見込んでいるため。
テーマ:バトルフィールドについて
Q.コンテンツのフィールドがどれも円形ばかりで物足りない。もっとフィールドを使ったバトルコンテンツは作らないのか。
A.ボスのフィールドは最低40mで角を作らないというレギュレーションで作られている。高低差を付けたり床がスライドしてしまうと,ジョブバランスが崩れてしまう。
例えば,「動く床に乗っていなければいけない」というようなギミックがあったとしたら,CFで近接DPS4人が集まってしまった場合,その時点で攻略が難しくなってしまう。
アレキサンダーには,シヴァのような床に仕掛けを加えたコンテンツが入っている。
テーマ:ルガディンについて
Q.FF11でガルカを使用していたのですが,何故ルガディンの尻尾をなくしてしまったのか。
A.ガルカとルガディンは違う種族だからです。私(吉田氏)がルガディンのキャラクターデザインをしている際のFF XIV開発チームにいなかったので,何故そのデザインにしなかったのかは分からない。
今後はアウラの使用率などを見て,新種族の実装があるかもしれない。
テーマ:バディチョコボについて
Q.バディチョコボを出すとCFがキャンセルされてしまう。バディチョコボを出したままCFを申請できるようにならないか。
A.やっとソースコードに手を入れ始めたので,3.Xシリーズで改善を予定しています。
テーマ:超える力で浮かぶメモ
Q.忘れられたオアシスの家にある棚の上にメモが浮かんでいる。
A.忘れられたオアシスは開発中に1度改造していて,その際に残ってしまった物だと思います。
実際に調べてみた。 発表があった直後,光の戦士たちが忘れられたオアシスになだれ込んだ…… |
見えづらいが,中央にそのメモがある。南ザナラーン(14,30)だ。 |
テーマ:トゥルー・オブフォレストとミネラルについて
Q.トゥルー・オブフォレストとミネラルを毎回使うのが面倒臭い。
プロスペクト(採掘/採取場所が表示されるアビリティ)と何が違うのか。
A.タイマーを別にしているという単純な理由なだけです。
テーマ:コンテンツに関すること
Q.コンテンツで死亡した際に出る,スタート地点に戻るためのポップアップを間違って押してしまう。
保留と同様に画面の右下に出せないか。
A.画面右下などに置いた場合,MMOを初めてプレイする人などは選択の仕方が分からなくなってしまうと思い,現在のような表示になっている。
アップデートより先にやってきた!占星術師や機工士が登場したコスプレコンテストをレポート。優秀賞と最優秀賞の受賞者2人にインタビューも
今回の審査は,開発コアメンバーのマイケル氏,前廣氏,祖堅氏の3名によって行われた。「前回のファンフェスでも審査員をやりましたから,相当目は肥えてますよ。」と言う前廣氏の横で,「脚しか見ません。」ときっぱりと言い切るマイケル氏と祖賢氏。果たしてどんな審査結果になったのだろうか。
コンテストの出場者は全部で14名。少し小さいステージだが,登壇してポーズを取って審査が行われた。
(クリックすると拡大表示されます。)
「すげー!」「おぉー」「いえーい」などと,出場者が登壇するたびに(主に祖堅氏が)声を上げてステージは大盛り上がり。祖堅氏は盛り上がりすぎて,審査用のシートに一切記入をしていなかったという。
厳選な審査の結果(脚のみではなかった模様。),優秀賞を審査員1人ずつ計3名が選考,最優秀賞1名が決定した。
優秀賞にはスプリガン,ミンフィリア,黒魔道士のコスプレをした3名が選ばれた。
主にディティールやジャラ(ジャラジャラしてる装飾品)の多さが選考のポイントになったようだ。
優秀賞のデモンズ・キャスターローブにリリスロッドを装備した「めぐのじ(ゴリラ)」さんに少しお話をうかがえた。
4Gamer:
優秀賞おめでとうございます。今のご感想をお願いします。
めぐのじ(ゴリラ)さん:
実は,1年前にスターダスト・ロットで出場していたんです。今回はコスプレでも,ゲームの中でもリリスロッドに成長して賞をいただけたので,とても嬉しいです。
4Gamer:
衣装の製作時間は,どのぐらいでしょうか。
めぐのじ(ゴリラ)さん:
1か月ぐらいだと思います。なかなか時間が取れなくて大変でした。
4Gamer:
今回のコスプレ衣装で一番こだわった点を教えてください。
めぐのじ(ゴリラ)さん:
帽子が大好きなので,帽子はめっちゃこだわりました。装飾品とかも全部手作りで,色合いなどもこだわったんです。
4Gamer:
武器のクオリティもすごいと思います。どうやって作ったのでしょうか。
めぐのじ(ゴリラ)さん:
これはライオンボードで作ってますね。ライオンボードにレザーを貼って,3色で塗装を重ねてます!
4Gamer:
ありがとうございました。
最優秀賞は,占星術師のコスプレをした「葵きつね」さんが選ばれた。選考ポイントはこの短期間で,新ジョブのディティールをしっかり起こしたことで,3人の審査員が満場一致だったという。
ちなみに,最優秀賞の「葵きつね」さんと優秀賞の黒魔道士「めぐのじ(ゴリラ)」さんはファンフェスティバルでも賞を受賞した詩学詩人とシヴァのコスプレをした仲良し二人組だ。ええ,あの「ダサ…かっこいいロゴです!」の人です。
最優秀賞の占星術師の装備した葵きつねさんにもお話をうかがった。
4Gamer:
最優秀賞おめでとうございます。今のご感想をお願いします。
葵きつねさん:
すごい嬉しいです。本当は,この武器にモーターを付けて,ゲームのようにタロットを回そうとしてたんですが,重量と……あと時間の都合で出来ませんでした。
4Gamer:
コンテスト前にコアメンバーさん達の話題にあがるぐらい,前評判は良かったですね。
葵きつねさん:
さっきも,そこでコアメンバーのマイケルさんやもっちーさん(望月一善氏)に「バージョンアップしろ」って言われました(笑)
次はしてきますって言っちゃったんですけど,ちょっと難しいかな。
4Gamer:
製作期間はどのぐらいかかりましたか。
葵きつねさん:
1か月ぐらいですかね。でも家にいる間はずっと作っていたので,1日に15時間とか! 時間にしたら相当かかってますね。
4Gamer:
一番こだわった点や,アピールポイントを教えてください。
葵きつねさん:
つけるのに5,6時間かかったラインストーンや,衣装に作ったニットが大変でした。
4Gamer:
あれ,武器じゃないんですね(笑)。
葵きつねさん:
武器もそうですけど,ちゃんと回るようにしたのがアピールポイントですかね。透明なアクリルパイプの中にアクリル棒を入れて,こうゆう感じ(※画像)で回るようにしてます。
4Gamer:
ありがとうございました。
話を聞いていると,「実は,家に腕輪と首輪を忘れてきたんですよね……。」とのこと。せっかくなので画像を紹介しておこう。
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