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[TGS 2013]「サカつく プロサッカークラブをつくろう!」ステージレポート。開発者達の実演プレイで,6年越しの“進化”を実感
ステージには,本作のプロデューサーである島野光弘氏と,ディレクターの鈴木信宏氏が登壇して簡単なゲーム紹介が行われたほか,本邦初公開となる実機によるゲームプレイが披露された。本稿では,そんな「サカつく!」ステージの様子をお伝えする。
「サカつく プロサッカークラブをつくろう!」公式サイト
すべての要素が進化した,新生「サカつく!」のゲームシステムを,プロデューサー&ディレクターが実機プレイを交えて紹介
イベントがスタートすると,元プロサッカー選手の「ゴン中山」こと中山雅史さんと,タレントのローラさんが出演するCMに合わせて,今回のステージの主役となる島野氏と鈴木氏の2人が登場。まずは,本作に関する基本的なシステムの紹介が行われた。
「サカつく プロサッカークラブをつくろう!」プロデューサー,島野光弘氏 |
「サカつく プロサッカークラブをつくろう!」ディレクター,鈴木信宏氏 |
最初に話題に挙がったのはタイトルについて。本作では,これまでシリーズを重ねるごとに付けられていたナンバーが外れ「サカつく プロサッカークラブをつくろう!」という,シンプルなタイトルとなっている。これについて島野氏は「非常に歴史のあるタイトルなのですが,今回は6年ぶりの据え置き機でのリリースになります。すべてを一新した『サカつく!』の新たなる船出,という意味合いを込めて,タイトルが決定しました」と,その経緯について語った。
以前までのシリーズとの大きな変更点として,島野氏と鈴木氏は「HDに対応し,進化したグラフィックス」と「試合がリアルタイムで楽しめるようになった」こと,そして「クロスプラットフォームへの対応」などを挙げた。6年の時を経て,すべての要素が強化・拡充されており,変更点をすべて挙げたらキリがなさそうだ。
続いては,本作からの新要素やゲームシステムを勢いよく歌い上げる「サカつく! 応援歌」(映像付き)を視聴してゲームシステムをおさらいした後,島野氏による実機プレイが始まった。
「サカつく!」はその名の通り,プロサッカークラブを経営するシミュレーションゲームだ。今回の実機プレイでは,サッカーチームの作成から基本的な育成,試合までの流れを見ることができた。
ゲームを開始すると,最初にプレイヤーをサポートしてくれる「秘書」を選択することになる。設定できる秘書は「小島瑠璃子」「ローラ」「ローラ(予約特典版)」と,実在のタレントを起用している。「ローラ(予約特典版)」は,イベントの冒頭で上映されたCMに出演しているローラさんと同じデザインの衣装を着用しており,当たり前だが本作を予約しないと入手できない。CMのローラさんの衣装にビビッと来た人は,必ず予約をしておこう。
この際に鈴木氏は「実績も,ローラさん用のものを用意しています」と,ポロッと口にしていた。もしかしたら,選択した秘書ごとに違った実績を得られるのかもしれない。
秘書を設定したあとは,監督(プレイヤー)の「呼ばれ方」も設定可能だ。「呼び捨て」や「さん」付けはもちろん,「ご主人様」といったちょっとマニアックな項目もチラホラ見える |
チームに関しては,ユニフォームなどの細かな設定まで選択できる |
プレイヤーの設定が終了したら,次はチームの設定だ。今回のプレイでは「Jリーグ」を使用していたが,実際には「欧州6大リーグ」から選択可能となっている。
参戦するリーグが決まったら,次は所在地の決定を行うことになる。本作でも「都道府県」だけではなく,さらに細かな「市区町村」の単位で地域を設定可能だ。思い入れのある土地をホームとして,自分が率いるサッカークラブが登場すると思うと,クラブに対する愛情も,より強くなるだろう。ちなみに島野氏は,セガがある東京・大田区を選択していた。なるほど,そういう選択の仕方もあるのか。
めでたくチームが完成したら,さっそくチームの育成とクラブ運営の開始だ。ここからは,資金を収集する「経営」,貯めた資金を使った「人事活動・育成」,そして育てたチームの実力を証明する「試合」という,3つの行動を中心に行うことになる。ひたすらに最強を目指すか,こだわりを持ってチームを育てるかは,プレイヤー次第だ。
そして実機プレイの最後は,やはり「試合」だ。ステージで行われたエキシビションマッチでは,島田氏が(ゲーム内で)14年かけて育て上げた「ゴン中山」が所属する,超精鋭チーム「サカつくミュンヘン」が使用された。
島田監督のサカつくミュンヘンは,鋭くパスを回し合い,選手が光り輝きながらシュートを決めていた。一見しただけでも,従来のシリーズから,演出面が大幅に強化されたことがよく分かる。
スキル発動時に現れる「光プレイ」の迫力は抜群だ |
また,本作からは試合シーンがリアルタイムになったことで,試合中に監督として「シュートを打ちまくれ!」とか「キーマンにボールを回せ!」といった指示を出すことが可能となり,より臨場感あふれる試合を楽しめるようになっている。とはいえ,すべての試合をリアルタイムで見なければならないわけではなく,早送り機能も用意されているようだ。
実機プレイの終了とともに,今回のイベントは終了となった。10月10日に発売される本作は,現在予約を受け付けている。予約特典として,上述した秘書「ローラ」(CM衣装バージョン)のほかに,「ゴン中山」(16歳)が使用可能となるプロダクトコードが付属するので,「サカつく!」を全力で楽しみたい人は,早めに予約を済ませておこう。
「サカつく プロサッカークラブをつくろう!」公式サイト
- 関連タイトル:
サカつく プロサッカークラブをつくろう!
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(C)SEGA LICENSED BY J.LEAGUE Stats Stadium The use of images and names of the football players in this game is under license from FIFPro Commercial Enterprises BV. FIFPro is a registered trademark of FIFPro Commercial Enterprises BV.
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- サカつく プロサッカークラブをつくろう! 予約特典 ゴン中山&ローラ プレミアムプロダクトコード 付
- ビデオゲーム
- 発売日:2013/10/10
- 価格:¥1,880円(Amazon) / 2012円(Yahoo)