ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジアは本日(2014年11月21日),PlayStation 3用ソフト
「グランツーリスモ6」に,今冬実施予定のアップデートで新車種・シボレー
「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」を配信すると発表した。
同車は,アメリカ・ロサンゼルスで開催される自動車ショーでのお披露目に先駆けて公開となったもので,シボレーと長年に渡ってパートナーシップを組んでいるレーシングカー製造会社・シャパラルによって開発されたクルマだという。その車体には
レーザー推進システムが搭載されており,車重は軽量ながら大きな推進力を生み出すとのこと。詳細なスペックは不明だが,クルマの挙動をリアルに再現している本作だけに,ゲーム中でも同車ならではの操作感覚を味わえることだろう。以下で,その独創的なビジュアルをさまざまな角度からとらえたスクリーンショットを掲載しているので,チェックしてみてほしい。
PlayStation 3専用ソフトウェア『グランツーリスモ6』
「ビジョン グランツーリスモ」新規車種
「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」情報を公開!
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンアジア(SCEJA)は、好評発売中のPlayStation 3専用ソフトウェア『グランツーリスモ6』について、国内に向けて下記の通りご案内いたします。
■シボレー 「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」情報を公開!
アメリカ・ロサンゼルス自動車ショーの一般開幕に先駆けて、シボレー 「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」のフルスケールモデルが公開されました。現代の自動車の枠組みを大きく超えるこのクルマは、この冬に予定されている『グランツーリスモ6』のアップデートで登場。その独創的なドライビングを世界中のプレイヤーにお楽しみいただけるようになります。
■ 「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」について
モータースポーツを変革するような、型破りなレースカーを生み出してきたシャパラル。アメリカ・テキサスに拠点を置く同社は、シボレーの開発部門と45年以上も前からパートナーシップを組み、後のレーシングカーやロードカーで不可欠となる技術や素材を生み出してきました。複合モノコックシャシーやアルミ製ドライブトレイン、レース用オートマチックトランスミッション、アクティブエアロダイナミクスなどに加えて、そこからはテレメトリーシステムといった革新的な車両データ収集技術も生まれました。シボレーは今でも彼らのレーシングプログラムを使い、新しい技術や素材の開発を行っています。
こうした変革の精神を受け継いだシボレー 「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」のハイライトは、そのスタイリングとパワートレインです。このクルマのパワートレインとして採用されたのは、前代未聞のレーザー推進システム。車体中心部にマウントされたレーザービームユニットから、光のビームパルスが、それを収束するシュラウド(覆い)に向けて発射され、そこで発生する衝撃波が、この極めて軽いレースカーに巨大な推進力を生み出すのです。リチウムイオンバッテリーを用いた671kWレーザーと空気パワージェネレーターによって、同車は384km/h(240mph)のトップスピードを誇り、0-60mph加速を1.5秒でこなします。
この前例のない動力装置は、同じ様に画期的なドライバーの乗車姿勢と不可分の関係にあります。ドライバーは前方に寝そべる姿勢となり、手足を4つのホイールに投げ出すようにしてマシンをドライブするのです。レーザー推進システムとサスペンションユニットはこのドライバーの姿勢に添うようにレイアウトされ、ドライバー自身が行う未来的なアクティブな空力制御も可能としています。
このクルマのエアロダイナミクスは衝撃波の放射する方向でコントロールできるため、巨大なリアウイングといったエアロデバイスを必要としません。その結果「シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモ」のボディは、極めて軽量なものとなりました。車両自体の情報表示機能も最小限。計器情報などはドライバーのヘルメットバイザーに直接投影されます。
下記、オフィシャルサイト「グランツーリスモ・ドットコム」ではGMアドバンスドデザイン エグゼクティブディレクター:クレイ・ディーン氏のコメントやトレーラー映像が公開されておりますので、ぜひご覧ください。
「グランツーリスモ」オフィシャルサイト
http://www.gran-turismo.com/jp/