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同キャラ戦,初出場初優勝,そして悲願のリベンジ達成。「P4U2」「GGXrd」「BBCP」で新たなドラマが紡がれた「あーくれぼ2014」フォトレポート
このイベントは,アークシステムワークが開発を手がける三大格闘ゲーム――「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」(以下,P4U2),「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」(以下,GGXrd),「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」(以下,BBCP)において,それぞれの頂点に立つプレイヤーを決めるというもの。6月14日より全国各地で開催されてきた店舗予選の勝者達がTFTホールに集結し,激戦に次ぐ激戦を繰り広げたのだ。
本稿でその会場の模様を,フォトレポートでお贈りしていく。なお,詳しい試合内容が気になる読者は,ニコニコ生放送のタイムシフトも合わせてチェックしてほしい。
BBCPでバトルプランナーを務める加藤京平氏と,フランスパンのバトルプランナー,芹沢鴨音氏も会場を訪れていた。実はこの2人,同じゲームセンターをホームとしていた同窓とのこと |
EVO2014 BBCP部門での活躍が記憶に新しいガリレオ選手と,チームメイトのこがたん。選手。そしてアメリカからの刺客,SG選手とLoad Knight選手を会場で発見 |
ココノエ使いのタオカカこと辻川選手と,すっかりヨシコっぷりが板に付いてきたヨシキ選手(なお所属チームはかんたん絶頂丸で,エントリー名は“坂口みほのちゃん信者”) |
BBCP部門の優勝者予想で,圧倒的な票を集めていたどぐら選手とN男選手によるチーム“鉄板“。しかし一回戦のチーム“フロントラインこやつ“との試合では,決定戦までもつれ込む苦しい展開に |
「ARC REVOLUTION CUP 2014」公式サイト
「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」公式サイト
「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」公式サイト
「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」公式サイト
「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」部門
■リザルト
- 優勝:まっど選手(クマ)/スーパーヒーロー堅田代表(近畿)
- 準優勝:ソウジ選手(クマ)/タイトーステーション横浜西口五番街代表(関東)
- 3位タイ:ぐるぽ選手(アイギス)/アテナ日本橋代表(近畿)
みんと選手(クマ)/ハイテクセガ新居浜代表(中国・四国)
- 5位タイ:ゆーさま選手(鳴上 悠)/プレイランドエフワンR代表(北海道・東北)
タヒチ選手(岳羽ゆかり)/ラッキー中央フェリシダ代表(関東)
コイチ選手(アイギス)/スピカ大宮南銀代表(関東)
DAI-CHAN選手(鳴上 悠)/MAXIM HERO代表(北海道・東北)
■「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」部門優勝 まっど選手 ミニインタビュー
――優勝おめでとうございます。月並みですが,今の気持ちをお聞かせください。
それこそ月並みにしか返せないんですが,すごく嬉しいです。実は,BBCP部門で優勝したチーム鉄板の面々とは,「GUILTY GEAR XX ΛCORE」(以下,GGXXAC)の頃から一緒にやりこんできた仲なので,タイトルは違えど,同時に優勝を果たせたのは感無量です。
――決勝戦まで戦い抜いてきて,もっとも苦しかった対戦相手は誰でしょうか。
まっど選手:
1回戦で当たった,真田使いのドミーさんですね。準優勝したソウジさんからも,「ドミーさんはクマとの対戦経験が豊富でめっちゃ強いぞ」と聞いていて。
――クマ対策がしっかりしていたと。
まっど選手:
ええ。逆に,僕のホームの関西には真田があんまりいないんですよ。なので,トーナメントの組み合わせが発表※になってからずっと真田の対策を考えていたんですが,いざ蓋を開けてみたら,練習してきたことがあまり活きなくて,ヤバいなと。
※大会に先んじて2014年8月22日に公式サイトで公開されていた。
――では,勝因はどんなところにあったのでしょうか。
まっど選手:
うーん,よく分からなかったですね(笑)。前作からやっていた貯金だったり,それこそ運だったりなのかもしれません。とにかく,一番苦しい相手でした。
――そこを乗り越えられたのが大きかったと。
まっど選手:
そうですね。1回戦さえ越えられれば,(優勝は)あるなと思っていたので,勝てて良かったです。
――ありがとうございました。これからの活躍にも期待しています。
「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」公式サイト
「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」部門
■リザルト
- 優勝:がぞう選手(ファウスト)/クラブセガ新宿西口代表(平成枠)
- 準優勝:ナゲ選手(ファウスト)/セガワールドアルカス代表(東京)
- 3位タイ:うき選手(ソル=バッドガイ)/ハイテクセガ豊田代表(中部)
はせがわ選手(イノ)/アミューズメントパークNASA代表(中部)
- 5位タイ:FAB選手(ポチョムキン)/アミパラ広島代表(中国・四国)
手品師選手(ファウスト)/バイパスレジャーランド藤江新館代表(中部)
とるそ選手(ミリア=レイジ)/ゲームマグマックス川越代表(関東)
ダイジ選手(ラムレザル=ヴァレンタイン)/アーバンスクエア大須代表(中部)
■「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」部門優勝 がぞう選手 ミニインタビュー
――優勝おめでとうございます。今の気持ちをお聞かせ下さい。
今までずっと憧れてきた,“壇上”のある大会に初めて出場して,そのまま優勝できたというのは,本当に嬉しいです。まだ自分でも信じられないくらいです(笑)。
――では,優勝できた理由を,自分ではどう捉えていますか。
がぞう選手:
今回,平成枠というくくりで本戦出場権を獲得したのですが……実はギルティシリーズは10年ぐらい前から遊び続けていて(笑)。なので,その辺りの経験が出てくれたんじゃないかなと。
――決勝まで戦い抜いてきて,もっとも苦しかった対戦相手は誰でしたか?
がぞう選手:
1回戦で当たった,チップ使いのさみっとさんですね。最初に言ったように,こういう大きな大会に出場するのは今回が初めてだったので,ものすごく緊張していたんです。
――初戦を乗り越えてからはリラックスできたと。
がぞう選手:
いえ,そのあとも胃は痛みっ放しでした(笑)。
――そうして辿り着いた決勝戦で,もっとも記憶に残っている瞬間は?
がぞう選手:
ファウスト全一(全国一位)とまで言われているナゲさんが,普段の堅実な立ち回りをあえて崩してまで,僕を倒しに来たということですね。なんとか勝てて良かったです。
――ありがとうございました。これからの活躍にも期待しています。
「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」公式サイト
「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」部門(2on2)
■リザルト
- 優勝:
鉄板【N男選手(レイチェル)・どぐら選手(アズラエル)】/アテナ日本橋(近畿)
- 準優勝:
パナしていいとも!【こがたん選手(ラグナ)・ガリレオ選手(ライチ)】/セガ難波アビオン代表(近畿)
- 3位タイ:
レジェンディアオーラ【テツヲ選手(ココノエ)・うどん選手(ハザマ)】/ 池袋GIGO代表(東京)
ガー不フレンド(狩)【マトイ選手(ココノエ)・伊藤 冴選手(カルル)】/メディアパークリブロス高槻代表(近畿)
- 5位タイ:
突然の死【むっちー選手(ココノエ)・こんばんはGacktです選手(ハクメン)】/G-STAGE七隈代表(九州・沖縄)
おそとあついつらい【ふも選手(アラクネ)・TN選手(ハクメン)】/スピカ大宮南銀代表(関東)
設置系テクキャラ【コイケ選手(ライチ)・辻川選手(ココノエ)】/ポート24八事代表(中部)
きつね邸【きつね選手(レイチェル)・RYO(レリウス)】/ゲームマグマックス川越代表(関東)
■「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」部門優勝 チーム鉄板 ミニインタビュー
――おめでとうございます。まずは今の気持ちをお聞かせください。
僕は昔,GGXXACや「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT EXTEND」の全国大会で優勝した経験があるんですが,今回は昔の気持ちを取り戻すつもりで優勝を目指してきました。なので,努力が実ってめっちゃ嬉しいですね。
どぐら選手:
僕,普段は絶対言わないんですけど,今回ばっかりはかなり勝てていたので,大会前に「絶対優勝します」って言っちゃたんですよ。なんで,優勝できて本ッ当〜〜〜に良かったです。
――決勝まで戦い抜いてきて,もっとも苦しい相手チームはどこだったのでしょうか。
どぐら選手:
初戦のフロントラインこやつですね。
N男選手:
僕はこやつ選手のν-13と当たったんですが,これはレイチェル側が一気に倒し切るか,封殺されるかという組み合わせで,しかも絶対に負けたらあかん状況だったのでキツかったですね。……どぐらくんも調子悪かったんで(笑)。
どぐら選手:
本当に僕,ベスト8に行くまで弱すぎて,あかんのちゃうかなこれ,と(笑)。
――どぐら選手が初戦あまり動けなかったのは,一体何が理由だったんでしょうか。
N男選手:
お互い初見だったからか,噛み合ってなかったなあ。
どぐら選手:
うん。とりあえずこの状況は暴れよう,みたいなところがまったく噛み合わなくて,しかもその読み負け方が「えっ,このアズラエルよわっ」って感じでしたね。
N男選手:
対空も全然出んかったもんな。
――では,ベスト8から復調できた理由は?
どぐら選手:
僕が調子悪い間,N男さんが全部頑張って耐えてくれて。……N男さんがこんだけ強かったら,俺がちょっとぐらい弱くてもいけんじゃね? そう考えたら,普段どおりに動けるようになった。チームワークやと思いますね。
N男選手:
うん,お互いの強さへの信頼はめっちゃあったと思います。それこそ,序盤はどぐらくんがイマイチだったけど,準決勝では僕が伊藤 冴のカルルにすぐやられて(笑)。アズラエルはカルルを相手にするのが結構きついんですが,どぐらくんなら勝ってくれるだろうと信じてましたし。
どぐら選手:
そう,準決勝では僕がチームの危機を救いました。……あれですね,多分僕,初戦は悪い緊張の仕方をしてましたね(笑)。
(一同笑)
――そういえば,表彰式のコメントでおっしゃってましたが,今回どぐらさんのガールフレンドは応援に来ていないんですね。ラスベガスにも応援に来ていたのに,なぜなんですか?
どぐら選手:
いやあ,EVO2014での準優勝が相当響いたみたいなんですよ。
N男選手:
どぐらさんが負けるのが本当につらいらしくて(笑)。
どぐら選手:
もちろん誘ったんですけど,「どうせまた勝たへんのちゃう? 勝たへんかったときのしんどさ分かる? 勝たへんのホンマにしんどいねんで?」とか言われちゃって,「……ああ,はい」みたいな(笑)。でも,丁度来なかったときに優勝しちゃったんで,さすがに感謝の気持ちを伝えなきゃって思ったんです。
――決勝の大将戦は,奇しくもEVO2014のGrand Finalと同じ組み合わせとなりましたが,どぐらさんが見事リベンジを果たしましたね。
どぐら選手:
ガリレオがああいう風に決勝戦を迎えたとき,これまでは多分優勝しかしてなかったんですよ。だから,そのガリレオに準優勝の味を教えることができて,すごく嬉しかったです。……お前勝つと思ってたやろ? みたいな(笑)。
N男選手:
僕も,去年のあーくれぼ決勝ではガリレオに負けて準優勝で終わっているので,結果的にチームが勝てて本当に嬉しかったです。あと,P4U2の決勝戦では,選手控え室から出て会場に行くぐらい,僕らはまっどのことを応援してたんですよ。
どぐら選手:
僕とまっどさんは,もともとN男さんに格ゲーを教えてもらってたので。
N男選手:
まっどはこれまで全国大会で優勝したことがなかったんですが,今回遂に優勝してくれて。だから,僕らも続こうって,ものすごく勇気をもらったのもありますね。
――ありがとうございました。これからの活躍にも期待しています。
「BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA」公式サイト
「ARC REVOLUTION CUP 2014」公式サイト
- 関連タイトル:
GUILTY GEAR Xrd -SIGN-
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ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド
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ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド
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- ライター:ハメコ。
- カメラマン:佐々木秀二
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