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【PR】待望のシリーズ最新作「F1 2013」がついに登場。F1の歴史に輝かしい記録を残したドライバーやF1マシンと激しいバトルを繰り広げるのだ
コードマスターズが2013年10月10日に発売した「F1 2013」(PlayStation 3/Xbox 360)は,モータースポーツの最高峰「FIA フォーミュラ1世界選手権」をリアルに再現した世界唯一の公式F1ゲームだ。FOMのライセンスを取得した2009年以来,コードマスターズは毎年F1シリーズの新作をリリースし続けており,世界的に大きな人気を獲得している。
今回のF1 2013は,2013年シーズンの公式データに基づき,コンストラクターズ(チーム),ドライバー,使用サーキット,シーズンカレンダーなどを忠実に再現しており,発売は「F1日本グランプリ」(10月11日〜13日)直前というナイスなタイミング。自宅でゲームの日本グランプリに参戦し,本物の日本グランプリを観戦するという,ファンにとってたまらないことをしてしまう人も多いはずだ。
「F1 2013」公式サイト
というわけで,ここではそんな「F1 2013」について,シングルプレイをメインに紹介をしていきたいと思う。F1シリーズは初めてという人はもちろん,シリーズファンにとっても今回の2013年版の特徴をお届けするので,ぜひチェックしてほしい。ちなみに本作については,9月9日に掲載した記事でファーストインプレッションを掲載しているので,そちらも参考にしてほしい。
すべては結果次第
ワールドチャンピオンを目指して戦うキャリアモード
本作のメインとなる「キャリア」モードでは,実際のF1と同様に全19戦を5シーズンにわたって戦うことになる。シーズンカレンダーにそって世界を転戦し,各々のグランプリは,フリー走行,予選,決勝と,実際のレースウィークエンドと同じ流れで進んでいく。
例によってレギュレーション(ルール)の変更にも対応しているが,FIAは2014年に大幅な改定を予定していることもあってか,2013年ではそれほどの変更は行われていない。ゲームでもレギュレーションの変化は少ないが,フリー走行や予選でのDRS(ドラッグ抑制システム)の指定区間以外での使用不可,予選Q1,Q2の脱落者が6名になったことなど,細かい改定はしっかり反映されている。
さて,本作でF1シリーズに初めて挑戦する人は,まずマシンの基本操作や基礎知識などが習得できる「ヤングドライバー・テスト」をプレイしてみよう。このテストの成績如何で,キャリアモードで最初に参戦できるチームの選択肢が増えるため,レースゲーム上級者でも手抜きをせずに挑戦しておくのがベストだ。
もっとも,「ヤングドライバー・テスト」で好結果を収めたからといって,いきなりトップチームでキャリアをスタートできるわけではなく,最初のシーズンは下位チームとしか契約できない。フリー走行や予選,決勝でレースディレクターから指示された目標を達成したり,レースでライバルよりも好成績を収めることで,マシンをアップグレードしたり,上位チームから移籍オファーを受けられたりするようになっていくのだ。
レースディレクターから与えられる目標としては,「フリー走行中,3周連続で目標タイムを上回るラップを記録しろ」とか,「決勝で15位以内に入れ」といったものがあり,それらをクリアすることでマシンのブレーキ性能が数%向上するなどといった報酬が得られる。レースゲームでは,淡々とレースをこなすことになるものも少なくないが,こうした目標が提示されることで,そこに神経を集中してレースに挑め,モチベーションがさらに高まる。
キャリアモードでは全戦,フリー走行,予選,決勝とそれぞれのセッションをこなしながら進めていくのだが,一戦一戦,真剣に戦わなければ,ずっと下位チームで過ごすことになるだけに,緊張感は高い。ぜひ,実際のF1ドライバーになった気分で,ワールドチャンピオンを目指してほしい。
レースではもちろん,実際と同じ周回数を走ることができるが,多くのレースが50周以上,時間にして2時間ほどかかるため,走行距離を25%,50%,100%に設定できる。また,本作からレース中のセーブが可能になったので,「続きは明日にしよう」といった遊び方にも対応している。とはいえ,疲労と戦う本物のF1ドライバー気分を味わいたいのなら,ぜひ100%レースにも挑戦してみたい。
また,手軽に遊びたい人向けには,キャリアモードの簡易版といった感じの「シーズンチャレンジ」が用意されている。シーズンのライバルを設定し,そのライバルに負けないようにレースを進めていくというもので,1シーズンは10レースで構成される。とはいえ,予選や決勝でレースディレクターから目標を与えられたり,上のチームからオファーが来たりといった部分はキャリアモードと同じだ。
予選は1周だけのワンショットで,決勝レースは5週。マシンのセッティングはクイックのみを利用できるため,レースゲームビギナーは,このシーズンチャレンジに挑戦してからキャリアに進むのも良い選択かもしれない。
すべてのコースは,本作のテクニカルコンサルタントを務める元F1ドライバー,アンソニー・デビッドソン氏によるチュートリアル映像が用意されており,コースのライン取りやブレーキングのポイント,DRSやKERS(運動エネルギー回生システム)の使いどころ,そしてマシンのセットアップのポイントといったことについてアドバイスが得られる。ゲームに役立つだけでなく,本物のF1ドライバーがどういう視点でコースを見ているのかもよく分かり,ファンにとってはたまらないものがあるはずだ。
さまざまな課題をクリアしてゴールを目指す
シナリオモードが熱すぎる
「キャリア」「シーズンチャレンジ」のほか,ワールドチャンピオンシップやタイトルなどを気にせず,好きなチームやドライバー,グランプリを選択してレースウィークエンドを楽しめる「グランプリモード」,そして自分のスキルを試せる「トライアル」モードがあり,いつもながらボリュームは十分だ。
このトライアルモードには,ゴーストカーとタイムを競う「タイムアタック」と,自己ベストに挑む「タイムトライアル」,そして,さまざまな状況下での駆け引きや試練に挑戦する「シナリオモード」の3つが用意されている。
タイムアタックは,サーキットごとに天候やタイヤの種類などの条件が設定されたレースで,ゴーストカーに勝利することにより,ブロンズ,シルバー,ゴールドのメダルが獲得できるというもの。最初に挑戦できるブロンズゴーストに勝利すれば,次のシルバーゴーストがアンロックされるという流れだが,マシンのセッティングはできないので,好みの車で走れないのが辛いところだ。
タイムトライアルは,サーキットや天候などを設定して自己ベストに挑むというもので,PlayStation Networkに接続していれば,ほかのプレイヤーのベストタイムゴーストを使うことも可能だ。
さて,本作で初登場したシナリオモードだが,これは前作にあった「チャンピオンモード」のパワーアップ版といえるもので,あらかじめシチュエーションが設定されたさまざまなレースに参加して,目標のクリアを目指すという内容だ。「ルーキードライバー」「チームメイトバトル」「チャンピオンシップタイトル」「ファイナルシーズン」という4つのカテゴリがあり,最初はルーキードライバーからスタートする。
各カテゴリには5つのシナリオが用意されているので,そこから好きなものを選び,ブロンズ,シルバー,そしてゴールドの各難度でレースに挑んでいくという感じだ。
用意されたシナリオは,例えば,「F1デビュー戦の予選で失敗して21位からのスタートとなったが,17位のチームメイトよりも上の順位でフィニッシュしろ」「レース中のミスで10秒加算ペナルティを受けているため,ライバルよりも10秒以上早くフィニッシュしろ」といったものから,「タイヤ摩耗が原因でフロントウイングが破損したので,ピットインして部品を交換し,新品のオプションタイヤを履いて最後尾から追い上げ,18位でフィニッシュしろ」など,一瞬では覚えきれないほど細かいものまでさまざまだ。
しかもシナリオは残り数ラップという状況でスタートするので,ちょっとあせるはず。こちらもマシンセッティングはできないし,ブロンズレベルでさえ本気で挑まないと厳しい難度設定なので,筆者はブロンズさえ達成できないシナリオがいくつもあり,悪戦苦闘中だ。とはいえ,チャレンジは短時間で終わるため,もう一回,もう一回とかなり熱くなれること間違いなし。オススメなので,あなたもぜひ試してほしい。それにしても,シルバーやゴールドに挑めるのはいつのことになるやら……。
「F1 CLASSICS」で1980年代のF1シーンを体験しよう
筆者が本作を楽しみにしていた大きな理由の一つは,1980年代,F1の歴史に輝かしい記録を残したドライバーや,F1マシンが収録されていることだ。
F1 CLASSICS |
名前を挙げると,Williams FW07B(1980),Williams FW12(1988),Lotus 98T(1986),Lotus 100T(1988),Ferrari F1-87/88C(1988)の5台,F1史に名前を刻むドライバーとしては,ナイジェル・マンセル,アラン・プロスト,アラン・ジョーンズ,マリオ・アンドレッティ,ミハエル・シューマッハ,エマーソン・フィッティパルディ,デイモン・ヒル,ゲルハルト・ベルガー,ミカ・ハッキネン,そして中嶋 悟の合計10名が収録されている。筆者を含めて,マシンやドライバーの名前を聞いただけで,ゾクゾクしてくるファンも多いはず。
また,収録サーキットとしては,イギリスグランプリやヨーロッパグランプリとしてF1レースが開催されたイギリスのブランズ・ハッチ・サーキット,そして1986年のスペイングランプリでアイルトン・セナとナイジェル・マンセルがF1グランプリ史上に残る激しいデッドヒートを繰り広げ,1997年にミカ・ハッキネンが初優勝を飾ったスペインのヘレス・サーキットが,当時の雰囲気そのままに再現されている。こちらもチュートリアルが用意されているから,それを見てから走ると一層感慨深いはずだ。
これらのマシンやドライバー,サーキットは「F1 CLASSICS」(F1クラシック)モードにまとめられており,グランプリモード,タイムトライアル,タイムアタック,シナリオモードが楽しめる。個人的に,1980年代はF1に最もハマっていた時期であり,懐かしさのあまり夢中でプレイしてしまった。ドライブ感覚は現在のマシンとはかなり異なるので,そういう違いを楽しみつつ,ぜひプレイしてほしい。
有料ダウンロードコンテンツとしては,1990年代を代表するフェラーリ,ウィリアムズなど6台のF1マシンおよび,デビッド・クルサード,エディ・アーバイン,ジャック・ヴィルヌーヴなど著名ドライバーを収録した「90年代クラッシックパック」,そして,あのサンマリノグランプリも行われたイタリアのイモラ・サーキットと,ポルトガル・グランプリが開催されたポルトガルのエストリル・サーキットを収録した「クラシックトラックパック」の配信が10月10日に始まっているので,気になる人はチェックしてみよう。
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次元の違うF1の走りを堪能できる
F1レースゲームの到達点
冒頭でも触れたとおり,昨年と比べてレギュレーションに大きな変化がないため,F1マシンの挙動がガラッと変化してしまうような修正は加えられていない。とはいえ,細かいアップデートによる特性の変化はやはりあるようで,本作でも今シーズン向けにF1マシンのハンドリングをリモデリングしているとのこと。確かに,コーナーリング時のステアリング修正に対するマシン反応が良くなった印象を受けた。
プレイしていて気持ちよかったのが,タイヤが路面をつかむ感じだ。圧倒的なグリップによる高速のコーナーリングや,弾丸のようにレコードラインをトレースしていく走りは,市販車のレースとはまったく次元が違うものであり,最高に気持ちが良い。もちろん,オーバースピードでコーナーに入れば,アンダーステアで外側に弾き出されるし,乱暴なステアリング操作をすればリアタイヤのグリップを失いスピンしてしまうだろう。こうした,まるで綱渡りのような限界ギリギリの走りを追求し続けるF1ドライバーの凄さを,存分に味わえるのだ。
最新マシンと過去の名マシンの両方の走りを楽しめるのも,本作の面白いところ。路面にピタリと貼り付いて走る最新マシンに比べ,以前の車は挙動変化も激しく,ステアリング,アクセル,ブレーキのどれをとっても繊細なコントロールが要求される。ある意味,初心者でも扱える最新のマシンに比べて,上級者でも苦労するのが過去のマシンであり,このあたりの違いを最新のゲームエンジンで巧みに再現しているのも本作ならではだ。
世界最高峰のレースを再現しているだけに,どのマシンも操作は簡単ではないが,初心者から上級者まで,プレイヤーの腕に合わせて調整できるアシスト機能が充実しているので安心だ。難度調整も兼ねるアシスト機能は,イージー,ミディアム,ハード,エキスパート,レジェンドの5段階あり,ブレーキアシスト,ABS(アンチロック・ブレーキ・システム),トラクションコントロール,ギアボックス,ピットアシスト,レコードライン表示などの微調整またはオン/オフ設定ができる。
また,マシンのセッティングについては,エアロダイナミクス,ブレーキ,前後バランス,サスペンション,ギアボックス,アライメントをスライドバーで調整でき,自分好みのマシン挙動にすることが可能だ。さらに,マシンの挙動をウエット方向にするのか,またはドライ方向にするのかを手軽に決められる,初心者向けのクイックセットアップも用意されているので,こういう調整にあまり詳しくない人でも,自分の好きなセッティングにできるだろう。レースシミューションほどではないにせよ,極めようとすれば,かなり極められるセッティングになっており,多くの人に勧められるF1ゲームに仕上がっている。
今回はスケジュールの都合でマルチプレイモードについてはあまり詳しくお伝えできなかったが,世界のプレイヤーとテールトゥノーズの激しいバトルを繰り広げたり,ゴーストをダウンロードしてタイムを競ったりなどできるマルチプレイもまた本作の魅力であることは間違いないので,いずれ機会があればお伝えしたい。
また,コードマスターズの運営するオンラインコミュニティ「CODEMASTERS RaceNet」に会員登録すれば,本作の「F1 CLASSICS」内にある「タイムトライアル」モードで使用できるボーナスカーとして1976 Ferrari 312 T2がもらえるというプロモーションも行われている。「CODEMASTERS RaceNet」では,同社の各種タイトルの実績やデータ管理だけでなく,ライバルやフレンドのデータ閲覧,コミュニティ限定イベントへの参加など,さまざまなメリットを得られるので,詳しくは公式サイトを参照してほしい。
※ただし,一部日本語になっているものの,現在同コミュニティは英語対応になっている。
シングルプレイにも豊富なゲームモードがあり,F1ならではのハイスピードバトルを存分に楽しめる本作。最新のフォーミュラ1世界選手権の魅力が存分に詰まっているので,とくに1980年代のF1を知っている人は,ぜひ挑戦してほしい。
「CODEMASTERS RaceNet」紹介ページ
「F1 2013」公式サイト
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