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[gamescom]アサシン教団が敵になる。PS3/Xbox 360向けのシリーズ最新作「Assassin’s Creed: Rogue」の詳細が明らかに
「Assassin's Creed: Rogue」公式サイト
4Gamer「gamescom 2014」記事一覧
「Assassin’s Creed: Rogue」は,18世紀中期にヨーロッパで勃発後,北米やインド,アフリカにまで影響を及ぼした「七年戦争」をテーマに,ニューヨークからアパラチア山脈,そして氷河の浮かぶ北大西洋一帯が舞台になっている。
主人公のシェイ・パトリック・コーマック(Shay Patrick Cormac)は,アサシン教団に裏切られたことに対する私怨からテンプル騎士団へと寝返り,「アサシンハンター」になったという男で,同シリーズでも異色のダークヒーローと言えるだろう。
本作でも,「Assassin's Creed IV: Black Flag」と同じく“海戦”がフィーチャーされており,アクション面がさらに重視されているようだ。シェイの持ち船となるフリゲート船「The Morrigan」をはじめ,敵対勢力の船舶にも流氷を破壊するための「Ice Ram」が前部に付いているが,これで相手の船に突撃することも可能で,相当な破壊力を持っている。また「PUCKLE GUN」という装備により,敵の乗組員への直接攻撃も行える。
「Black Flag」と大きく異なる点としては,敵側からも船から船への白兵戦を仕掛けてくるようになったことが挙げられる。海戦が,より戦略的でアグレッシブになった印象だ。なお,北の海の冷たさを表現する要素として,海に飛び込むとスクリーンが凍り付いたような演出が施され,キャラクターの体力も徐々に下がっていくようになっている。
また,「Assassin’s Creed III」の序盤に登場していたヘイザム・ケンウェイが,シェイと友好的な人物として登場する。ヘイザムは,「Black Flag」の主人公エドワードの子供であり,「III」の主人公コナーの父親にあたる。彼自身もテンプル騎士団のメンバーだったということで,その関係性にスポットが当てられているのである。
地上での戦いでは,ブラザーフッドの要塞のような場所に乗り込むシーンが紹介されており,シェイがアサシンのスキルを使って敵を攻撃するだけでなく,相手もパルクールの動きで逃げたり,頭上から攻撃を仕掛けてきたり,草場から弓で狙ってきたりする。また,ブラザーフッドが製造中のガス兵器を逆手にとって,ガス入りの樽を破壊し,相手のかく乱する要素があるようだ。このガスを吸引した敵のアサシンが混乱して,味方同士で戦いを始めるというのは,シリーズファンにはお馴染みだと思うが,本作では屋外の至るところに樽があるので十分に注意して潜入するべきだろう。
シェイの基本武器となるエアライフルは音が静かというだけでなく,手榴弾を発砲するランチャー機能を備えており,その破壊力はなかなかのもの。実際,こうした兵器は18世紀に実験的ではあるが制作され始めていたという。そう言われれば,決して突拍子もない攻撃スタイルというわけではなさそうだ。
現時点では日本における発売はアナウンスされていない「Assassin’s Creed: Rogue」だが,冒頭にも述べたとおり,欧米では2014年11月11日にリリースされる。エドワード,ヘイザム,コナーというケンウェイ三代にわたる物語の結末が描かれる本作は,シリーズファンなら必ず遊んでおきたいタイトルではないだろうか。
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