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AMD,「TrueAudio Next」を正式発表しSDK公開。GPUの演算ユニットでアクセラレーションできる,新世代の音場物理モデリング技術
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印刷2016/08/18 18:35

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AMD,「TrueAudio Next」を正式発表しSDK公開。GPUの演算ユニットでアクセラレーションできる,新世代の音場物理モデリング技術

 北米時間2016年8月17日,AMDは「TrueAudio」の新世代バージョンとなる「TrueAudio Next」(略称「TAN」)を正式に発表し,同日付で,Radeon関連のドライバやツールをオープンソースとして開発者に公開する取り組みである「GPUOpen」の公式WebサイトにおいてSDK(ソフトウェア開発キット)の公開を開始した。


TrueAudio
 TrueAudio Nextは,Polarisマクロアーキテクチャを採用するRadeonから,AMD製のGPU用レイトレーシングソフトウェア技術「Radeon Rays」(旧称:FireRays)を利用することで,最大32ステレオ(=64ch),2秒以上のコンボルーションリバーブ(Convolution Reverb)で音場を物理モデリングできる技術だ。
 TrueAudio,そしてコンボルーションリバーブについては,TrueAudioのテストレポート記事が詳しいので,興味のある人はぜひそちらを参照してほしい。

Radeon Rayを使ったコンボルーションリバーブのイメージ
TrueAudio

 TrueAudio Nextは,AMDが用意しているVR向けSDK「LiquidVR」の一部という位置づけになる。また,Polarisマクロアーキテクチャの解説記事で明らかになっているとおり,従来のTrueAudioだと,一部のRadeon GPUが統合するDSP(Digital Signal Processor,デジタル信号処理に特化したプロセッサ)「HiFi EP Audio DSP」を利用することで実現していたのを,TrueAudio NextではRadeon Raysがシェーダプロセッサを起用して行う方式にあらためたのも,重要なトピックと言えるだろう。

TrueAudio
 なお,TrueAudio Nextでは,「Compute Unit Reservation」という手法によって,必要とされる期間だけ,必要とされる数の演算ユニットをグラフィックス処理から分割,保護することにより,処理要求に対応できるだけの性能を確保できる機能も利用できる。ただしこれを利用できるのはAMDが承認したパートナーのみで,パートナーは,専用ドライバソフトウェアを通じ,Compute Unit Reservationを利用できるそうだ。

 AMDはTrueAudio Nextの正式発表にあたって,「空間的に,そして位置的に正確な音を,何百万人もの消費者に提供する能力を有しており,開発者の側では,そのアーティスティックなビジョンを達成するため,妥協することなくリアルな音をVRコンテンツに組み込めるようになる」と,そのメリットをアピールしている。
 残念ながらTrueAudioは広がりを見せずに終わってしまったが,VR時代を見据えたTrueAudio Nextはどうなるだろうか。

GPUOpenのTrueAudio Next SDK配布ページ

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