連載
やっぱり赤の扉を選びたい? 二者択一を迫られ続けるiOS向けゲーム「ひたすら運だめし」を「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第635回で紹介
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
目の前に2つの扉があるとしたら,あなたはどちらを選ぶだろうか。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな二者択一を迫られ続けるゲーム「ひたすら運だめし」を紹介。2つのうち一方を選ぶだけというゲームだが,つい記録を更新するためにリプレイしてしまう不思議な魅力がある。
「ひたすら運だめし」ダウンロードページ
ゲームを始めると,赤い「Aの扉」と青い「Bの扉」が出現する。プレイヤーはどちらかをタップで選び,先に進まなければならない。選んだ扉が“不正解”だった場合,真っ逆さまに泥水へとドボンだが,“正解”であれば次のステージに進み,再び2つの扉から一方を選ぶことになる。
もちろん,どちらの扉が正解なのかは完全にランダムで,コツや攻略法などは存在しない。ただ自身の運のみが試されるわけだ。なお筆者がプレイしたところ不正解の連続だったので,もう今年はあきらめた。
ゲーム中,確率に関するさまざまな豆知識が表示されるのも面白いところで,扉をくぐるたびに「10円玉を投げて表が出る確率」「男の子が生まれる確率」「イギリス人がベジタリアンの確率」「アメリカ人が刑務所に入っている確率」などを知ってトクすることができる。マニアックな内容ほど,見るためには相応の運が必要となってくるが……。
本作は,GameCenterに対応しており,原稿執筆時点でランキングTOPの記録は「9回」となっていた。この記録を出した人は驚異的な運の持ち主に違いないが,回数だけを見ると,若干イケそうな気がしてこないだろうか。しないか。
ただ,シンプルなゲーム性ゆえにやや飽きやすい点は否めない。個人的には,おまけ要素をもう少し盛り込んでほしかったが,ちょっとした空き時間でも遊びやすいというのも事実だ。ぜひ本作で一度は自分の運を試してみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
ひたすら運だめし
- この記事のURL:
©okawari-hangaku