［TGS 2014］スマホ向け新作シミュレーションRPG「境界之詩」の発表会をレポート。出演声優の杉山紀彰さん，真堂 圭さん，大橋歩夕さんが意気込みを語る

　シーナ・ゲームスは2014年9月19日，スマートフォン向け新作アプリ「境界之詩」（iOS / Android）の制作発表会を実施した。



　本作は，100人を超えるキャラクターが登場する俯瞰型のシミュレーションRPGで，各キャラクターに個別の物語が用意されているほか，マップの広さを（基本的に）縦8マス×横8マスと狭く設定することで，ゲームのテンポアップを図っている点が大きな特徴となる。
　本稿では，主人公セシル役の杉山紀彰さん，アイリス役の真堂 圭さん，ローセ役の大橋歩夕さんが意気込みを語った発表会の模様をお届けする。


　まずは，シーナ・ゲームスの代表取締役社長 呉 以尋（ゴ イジン）氏が登壇し，「本作は，剣や魔法で敵と戦うファンタジー世界が舞台の俯瞰型シミュレーションRPGです」と，ゲームの概要を説明。続けて「100人以上のキャラクターが登場し，それぞれのキャラクターに物語があり，テキストは50万文字以上を収録しています」と，ストーリーに力を入れていることを強調した。さらに，シミュレーションRPGは1回のプレイが長くなりがちなので，「境界之詩」はマップをあえて狭くし，ゲームのテンポが良くなるようにしていると，本作の特徴を語った。


　続いて，杉山さん，真堂さん，大橋さんが登場。杉山さんは「まだ収録はしていないのですが，これからどういった物語を収録させてもらえるのか，楽しみにしています」と話し，真堂さんは「私の演じるアイリスは，クールな目をしており，外見も非常に強そうな女性です。このキャラクターがどのように物語に関わり，どのように戦っていくのか，非常に期待しています」と述べた。そして，大橋さんは「ローセちゃんは笑顔が可愛く明るい女の子と聞いていますが，まだ動いている姿は見ていないので，どんなキャラクターなのかを想像しつつ，演じることを楽しみにしています」とコメントしてくれた。

　その後3人は，会場に用意された巨大ポスターにサインをして退出。発表会の最後には，呉氏の囲み取材が行われた。以下にその内容を掲載するので，気になる人はチェックしてみてほしい。


―――東京ゲームショウ2014に出展したキッカケはなんだったのでしょうか。

呉氏：
　ソニー・コンピュータエンタテインメントからインディーゲームコーナーへの出展オファーがありました。台湾では計6社に声がかかったのですが，そのうちの1つがシーナ・ゲームスです。

―――リリース予定時期はいつ頃でしょうか。

呉氏：
　2014年内にiOS / Android向けに配信を予定しています。

―――開発スタッフは何人くらいでしょうか。

呉氏：
　今は10人くらいですが，開発を始めた当初（5か月前）は4人でした。

―――100人以上のキャラが登場するとのことですが，すべてのキャラがメインストーリーに絡むのでしょうか。

呉氏：
　各キャラクターは，それぞれ7，8人で1つのグループに分かれており，グループごとに違った形でストーリーに絡みます。

―――課金要素はどういったものを用意する予定ですか。

呉氏：
　キャラクターやスキルを入手できるガチャを実装します。

―――東京ゲームショウ2014に来場する方へ一言お願いします。

呉氏：
　「境界之詩」はインディーゲームコーナーに出展していますので，時間があればぜひ遊びに来てください。

―――ありがとうございました。

4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト