連載
一筆書きアクションで引きこもり勇者をサポート! スマホ向けRPG「仮面の勇者 〜心の迷宮RPG〜」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第913回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,一筆書きの操作感が気持ちい&戦略性がクセになるRPG「仮面の勇者 〜心の迷宮RPG〜」(iOS / Android)を紹介する。本作では,とある国で古くから勇者を生み出してきた一族の“問題”を解決すべく,指南役であるプレイヤーが奮闘することになる。
「仮面の勇者 〜心の迷宮RPG〜」ダウンロードページ
「仮面の勇者 〜心の迷宮RPG〜」ダウンロードページ
勇者の一族では,16歳になると一人前の勇者になるための儀式「ヘジュラ」を行うのが伝統となっている。しかし,一族の末裔にして最新の勇者である「アレクサンダー」は,いわゆる“引きこもり”で,なかなか外に出ようとしない。プレイヤーはそんな問題を解決すべく,アレキサンダーをサポートしていくのだ。
ゲーム自体は非常にシンプルで,クエストをこなしてレベルを上げ,入手した武具を強化し,また新たなクエストへ向かう……という仕組みになっている。
クエストに挑む際,プレイヤーはアレキサンダーの心の迷宮に入り込み,彼の冒険を手助けすることになる。クエスト中は画面上部にアレキサンダーの姿が,画面下部に心の迷宮が映し出される。
心の迷宮は6マス×6マスで構成されたひとつの小部屋で,「スタート地点」と「ゴール地点」が定められている。プレイヤーキャラクターを始点として,ゴールまでルートをスワイプすることで,キャラクターがその通りに移動する。
また,心の迷宮内には「剣」「弓」「魔道書」といった「能力アイコン」が点在しており,これらを入手した分だけ,後述するバトル時のアレキサンダーを手厚くサポートできる。
ただしスタートからゴールまでは10歩以内にしなければならないため,どういったルートでどの能力アイコンを入手するか,じっくり考えて進まなければならない。
いくつかの小部屋を突破するとモンスターが出現し,バトルへと移行する。バトルでは,心の迷宮で集めた「剣」「弓」「魔道書」いずれかの能力アイコンを使って攻撃できる。攻撃時には能力アイコンを消費して攻撃することになるが,このとき「0個」「5個」「10個」「20個」のいずれかを選択でき,消費量が多いほど大ダメージを与えられる。
なお,モンスターの種類ごとに弱点があり,獣型は剣に,飛行型は弓に,人型は魔道書に弱い。モンスターが混在して現われるクエストでは,道中でいかにバランスよく能力アイコンを獲得できるかが重要となってくる。
能力アイコンはこれ以外にも,ガッツ(アレキサンダーのHP)を回復する「小さいハート」や,ガッツがゼロになったとき自動で50(初期最大値100)まで回復してくれる「大きいハート」,5つ以上所持することでダメージを軽減してくれる「盾」なども存在する。状況に合わせて入手するかどうかを見定めよう。
なお,同じ能力アイコンを3つ以上連続で入手すると「コンボ」となり,ボーナスとしてその能力アイコンを1つ追加獲得できる。また,9つ連続で同じ能力アイコンを入手すると「パーフェクト」となり,ボーナスフロアが出現。いずれも心の迷宮を攻略するのに役立つテクニックなので積極的に狙っていこう。
通常の「メインクエスト」以外にも,一度しかプレイできない「限定クエスト」や特殊な「伝説クエスト」など,ストーリーを追いかける以外の楽しみも用意されている。ひたすらクエストをプレイするもよし,ガチャでアレクサンダーの見た目をガラリと変えてみるのもよし,登場する武器防具,モンスターの図鑑をコンプリートするもよし。楽しみ方はプレイヤー次第となっており,長くゆるく遊べるRPGとしてオススメできる一作だ。
アレキサンダーが一人前の勇者として成長できるかどうか,その物語の結末はぜひ自身のプレイで確認してみてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
仮面の勇者 〜心の迷宮RPG〜
- 関連タイトル:
仮面の勇者 〜心の迷宮RPG〜
- この記事のURL:
キーワード
(C) KOA Games Ltd.
(C) KOA Games Ltd.