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「Fallout 4」の完成発表会が開催。日本語版の声優陣がボイス収録時のエピソードなどを明かしたイベントの模様をレポート
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「Fallout 4」公式サイト
発表会の冒頭,ベセスダ・ソフトワークスのゼネラル・マネージャー 高橋 徹氏が登壇し,無事に国内での発売を迎えられることを報告した。また,先行して発売されている海外版が1200万本というセールスを達成したことにも言及し,日本もその勢いに続きたいとの意気込みを見せていた。
本邦初公開となる日本語吹き替えローンチトレイラーの上映に続いて登壇したのは,「Fallout 4」において男性主人公のボイスを演じる声優の寸石和弘さん,女性主人公役の有賀由樹子さん,ロボットのMr.ハンディこと「コズワース」役の岩崎ひろしさん,そしてFalloutシリーズのファンサイト管理人として知られるヌカづけさんの4名だ。
寸石さんは男性主人公を演じるにあたり,多くのプレイヤーが物語に入り込みやすいよう意志の強さを意識したと語った。また,有賀さんもプレイヤー各自がキャラクターを作成することから,幅広くマッチできるように大人っぽさを出したとのこと。そして,岩崎さんはゲームの世界観を念頭に置きつつ,いつも主人公のそばにいる存在であることを意識したという。
なお,セリフの総数はそれぞれ相当な量だったとのことで,とくに主人公を演じた2人は毎日収録が行われたわけではないにせよ,その収録期間は1か月以上に及んだそうだ。
「Fallout 4」は,ゲーム中の行動や選択に応じて主人公が正義のヒーローにも極悪人にもなれるが,それらのパターンは英語版のボイスに倣って演じ分けたと有賀さんが説明した。
さらに,ゲームのボイス収録は基本的に1人で行うため,掛け合いのシーンではどこまでニュアンスを出すべきか迷ったり,あるいはセリフの中で特定の人物を表現する場合にも具体的に誰なのか分からなかったりと,困惑したエピソードを寸石さんらが披露。すると,岩崎さんが「役者には想像力が大事」とベテランらしい発言をしていた。
そうしたトークを受け,ヌカづけさんはプレイヤーを代表して期待感を表し,「早く日本語版をプレイしたいです」と率直な感想を述べていた。
発表会の最後には,「Fallout 4」の総製作指揮者であるTodd Howard(トッド・ハワード)氏からのビデオメッセージが上映された。ハワード氏は,本作に期待する日本のファンに感謝の言葉を述べるとともに,ぜひプレイした感想を聞かせてほしいとコメントしていた。
「Fallout 4」公式サイト
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(C)2015 Bethesda Softworks LLC, a ZeniMax Media company. Bethesda, Bethesda Softworks, Bethesda Game Studios,ZeniMax, Pip-Boy, Vault-Tec and related logos are registered trademarks or trademarks of ZeniMax Media Inc. in the U.S. and/or other countries. Fallout, Vault Boy and related logos are trademarks or registered trademarks of Bethesda Softworks LLC in the U.S. and/or other countries. All Rights Reserved.
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