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オリジナル版「Master of Orion」が日本でも購入可能に。宇宙を舞台にした4Xゲームの元祖
「Master of Orion」公式サイト
単独購入が可能になったのは,1993年にリリースされた「Master of Orion」と,1996年の続編「Master of Orion II: Battle at Antares」,そして2003年の「Master of Orion III」の3本で,それぞれ「Master of Orion 1」「Master of Orion 2」「Master of Orion 3」と題さている。価格は,Master of Orion 1と2のセットが598円,Master of Orion 3が980円(いずれも税込)とのこと。
MicroProseがリリースした初代Master of Orionは,ターンベースのストラテジーで,「4Xゲーム」と呼ばれた最初のタイトルだ。4Xとは,eXplore,eXpand,eXploit,eXterminate=探検,拡張,開発,根絶とするのが普通だと思うが,この概念は現在の多くのタイトルに引き継がれ,ストラテジーゲームのサブジャンルとして,今やすっかりおなじみになった。
開発はMaster of Orion 2や「Master of Magic」を手がけたSimtexで,発売後にはプレイヤーやメディアから高い評価を獲得して,その年のGame of the Yearなど,さまざまなアワードを受賞している。
プレイヤーは,人間やエイリアンなど好きな勢力を率いて宇宙船を建造し,銀河を探索し,新しい惑星を植民地にしたりして勢力の発展を図る。資源や技術の開発や,外交,貿易,戦闘といった要素も揃っており,宇宙を舞台にした「Civilization」という雰囲気だ。
ゲームに内容ついては,対象が2016年のリメイク版になってしまうが,gamescom 2015でのプレイレポートや,山本一郎氏による独自視点のレビュー記事も参照してほしい。ストラテジーファンは,この機会にぜひプレイしてみよう。ただし,手の込んだストラテジーでありながら現段階で日本語に対応していないので,それなりの頑張りは求められそうだ。
- 関連タイトル:
Master of Orion
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(C)Wargaming.net
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