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東プレが「アナログ入力に対応するキーボード」と「約1677万色で光る静電容量スイッチ採用キーボード」の最新版を披露。何が新しくなったのか見てきた
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印刷2016/05/21 00:00

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東プレが「アナログ入力に対応するキーボード」と「約1677万色で光る静電容量スイッチ採用キーボード」の最新版を披露。何が新しくなったのか見てきた

 2016年5月20日,東プレは,東京・秋葉原のGALLERIA Loungeで,未発表キーボードの体験会を開催した。
 そこに出ていたのは,2015年6月のCOMPUTEX TAIPEI 2015で披露されたアナログ入力に対応するキーボード」と「約1677万色で光る静電容量スイッチ採用のゲーマー向けキーボード」だったが,いずれもアップデートが入っていたので,今回は「何が新しくなったのか」と「いつ出そうか」の話を中心に,要点をまとめてみたい。

アナログ入力に対応するキーボード(上)と約1677万色で光る静電容量スイッチ採用のゲーマー向けキーボード(下)の最新バージョン
REALFORCE
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体験会では2台態勢だったアナログ入力対応キーボード。キー荷重は45gだった
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 まずはアナログ入力対応キーボードだが,復習がてら簡単に振り返っておくと,これは,キーの深さを256段階で取得できる,東プレの新しい静電容量スイッチを採用する製品だ。このスイッチを採用することで,キースイッチ入力がオンになる,いわゆる「アクチュエーションポイント」(Actuation Point,作動点)を任意に設定できるキーボードとして利用できるだけでなく,

  • MOUSE:キーボードの一部を使ってマウス操作が可能になるモード
  • MIDI:キーボード全体をMIDI鍵盤として利用できるモード
  • gameD:DirectInputに対応する古いタイプのゲームでアナログ入力付きゲームパッドとして利用できるモード
  • gameX:XInputに対応する最近のゲームでアナログ入力付きゲームパッドとして利用できるモード

という「デバイス動作モード」を切り換えて使えるというのが最大の特徴である。
 このとき,マウスカーソルの操作や,鍵盤を押し込む強さ,ゲームパッドのアナログ操作といった部分を,従来よりも圧倒的に細かく静電容量を取得できるようになったスイッチで実現できるというのが,このキーボード――名前はまだない――のキモである。

 と,ここまでが復習。
 今回披露されたバージョンでは,まず,キーキャップの手前側にある「対応する機能の表示」が色分けされて分かりやすくなった。マウスは朱,MIDI鍵盤は青,ゲームパッドは緑といった具合だ。また,「REALStation Tool」という設定用ソフトが初公開となり,標準のキーボードモードでいかにしてアクチュエーションポイントを変更できるのかが明らかになった。

REALStation Tool。COMPUTEX TAIPEI 2015の会場で見た設定ツールはシンプルだったが,これはそれに輪をかけてシンプルだ。左下に5つ並んだ「デバイス動作モード切換」部のボタンを見ると想像がつくように,これはアクチュエーションポイント可変キーボードとして動作するモードの画面となる
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上の状態から「表示切換」の「項目値」−「ON位置」を選択すると,キーごとのアクチュエーションポイントを設定できるようになる。左ではキーごとに異なる設定値になっているわけだ。この状態から任意のキーを選択すると,ダイアログが表示され,そこで設定できるようになる(右)。なお,アクチュエーションポイントの設定は20〜255の236段階で,数字が小さいほど浅くなるとのこと。19以下を有効化すると誤入力が増えることから,19以下を設定しても内部的に20で動作するそうだ
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 さらに,標準で選択できる3つのアクチュエーションポイント設定とは別に,「ユーザーがキーごとにカスタマイズしたアクチュエーションポイント設定」をキーボード本体側のフラッシュメモリへ保存して,それを一発で読み出せる機能も,REALStation Toolから利用可能だ。

[F9]〜[F12]キーのキーキャップ前面に「apH」「apM」「apL」「ap*」とあるが,「ap」はアクチュエーションポイント(Actuation Point)の略。現時点ではHで1.5mm,Mで2mm,Lで3mmになるものの,最終仕様ではないそうだ。ap*が,REALStation Toolの設定内容を呼び出すためのものとなる
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 また,MIDI鍵盤モードではキーボードショートカットから行えるカスタマイズの幅が当初よりも広がっており,鍵盤の並びを少しずらしたりできるようになっているとのことだった。

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 REALStation Toolの見た目には手作り感もあったので,このあたりのブラッシュアップにはまだ時間がかかるのか……と思いきや,東プレでキーボード製品の開発に携わる峯崎重樹氏によると,REALStation Toolは,設定項目を今後増やしたりする可能性こそあるものの,基本的にはこれで最終版と述べていた。
 いわく「キーボード本体も含め,まだいろいろやろうと思えばできるが,キリがない。ひとまずこれで形にして(出して),反応を見たい」とのことだ。

左から順に,MOUSE,MIDI,gameXモード選択時のREALStation Tool。これらモードではキー配置の変更などは行えないという。「ソフトは使いづらいかもしれないが,これを使わなくても,キーボードの機能は(ショートカットで)ほぼ利用できる。キーボードが使いやすければいい」と,REALStaion Toolについて,峯崎氏はかなり割り切った見解を示していた
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 なので,東プレとしては,本製品を「3万円以下で,なるべく早く」(峯崎氏)出すべく,準備中とのこと。会場にいたほかの東プレ関係者の話も総合すると,年内,しかも年末ギリギリになったりはしないタイミングで登場しそうな気配である。


初の「約1677万色で光る東プレキーボード」は,製品名未定に!?


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 続いては,COMPUTEX TAIPEI 2015の時点で,海外市場向けモデル「Type Heaven」の新作として出展されていた,キーごとに約1677万色から選んで光らせることのできる新しい静電容量スイッチを搭載する製品である。
 こちらも見た目は“2015年モデル”とあまり変わらず,詳細未公開のLED周りも従来同様だそうだが,内部的には,従来[Fn]+[F9/F10/F11/F12]キーで1/1.5/2/3mmと変更できたアクチュエーションポイントが,1.5/2/3mmに変わっており,そこが今回の展示バージョンにおける新要素とのことだった。
 これは,スイッチの公差(※機械加工の工作物で許容される誤差の最大値と最小値の間にある違い)が抱える事情がゆえだそうだ。1mm設定時は軽く触れただけで入力がオンになってしまう可能性があるため,安全をとって仕様変更したという。

[Fn]キーとファンクションキーでアクチュエーションポイントを変更できる機能は健在ながら,最新バージョンではそれが4段階から3段階となった
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Type Heavenロゴが消えた新版サンプル(上)。COMPUTEX TAIPEI 2015の時点では確かにあったので(下),ここは重要な変更ということになる
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 仕様変更が内部的なものということもあり,外観はCOMPUTEX TAIPEI 2015のときと何も変わらない印象なのだが,
よく見ると,1つ大きな違いがあった。COMPUTEX TAIPEI 2015の時点であったType Heavenのロゴが,今回のバージョンでは消えていたのである。

 この点について東プレに確認したところ,製品名としてType Heavenを使うのを止めたための措置だという返事だった。「なら何になるのか」の回答は得られなかったが,ゲーマー向けモデルにして,東プレ初のいわゆるRGBキーボードが何という名称になるのか,続報に期待したいところだ。

 なお,東プレによると,こちらも発売は2016年内を目指しているとのこと。価格は2万5000円前後になる見込みという。

東プレ公式Webサイト

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