KONAMIは2017年1月8日,
「実況パワフルプロ野球」(以下,パワプロ)シリーズの大会イベント
「パワプロフェスティバル2016」決勝大会を,東京ビッグサイトにて開催した。
PlayStation 4用ソフト
「実況パワフルプロ野球2016」を用いた「ゲームソフト部門」と,スマートフォンゲーム
「実況パワフルプロ野球」(
iOS /
Android)を用いた「モバイルゲーム部門」の2部門で優勝が争われた本イベント。プロ野球選手をゲストに招いたステージイベントなども行われ,大きな盛り上がりを見せた。その模様をレポートする。
決勝大会の両部門に出場した選手達
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PS4版とスマホ版で頂点が争われた決勝大会
ゲームソフト部門に出場したのは,2016年8月より開催されていたパワプロフェスティバル2016 各地方大会の成績上位者と,パ・リーグ公認大会にて選出された各球団代表,そして当日予選を勝ち抜いた選手達。
メインステージにて行われた決勝には,埼玉西武ライオンズ代表として出場した
坂本選手と,当日予選をサヨナラ勝ちの連続で突破した,
さんらいく選手が進出し,「実況パワフルプロ野球2016」のNo.1プレイヤーの座を懸けて,5イニングを戦った。
坂本選手(左)と,さんらいく選手(右)
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試合は初球からホームランを打つなど,坂本選手が1回表に2点を獲得。一方のさんらいく選手は,3回裏にノーアウト1塁2塁のチャンスを迎えたが,反撃は1点を返すに留まってしまう。実力の拮抗したプレイヤー同士だけに,その後はどちらも思うように点が取れず,結果は2-1で坂本選手の優勝となった。
坂本選手には,スマホ版「実況パワフルプロ野球」のテレビCMに出演している女優の吉岡里帆さんから優勝旗が手渡された
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モバイルゲーム部門には,パワプロフェスティバル2016 各地方大会の成績上位者と,当日予選を勝ち抜いた選手達が出場。このうち決勝戦に進出したのは,TGS大会1位の
GG選手,大阪大会1位の
ぽてち選手,大阪大会2位の
TOMO選手,東京大会2位の
ネモ選手の4名となった。
左からGG選手,ぽてち選手,TOMO選手,ネモ選手
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決勝戦のルールは,スマホ版「実況パワフルプロ野球」のインゲームイベント「第1回パワプロ王座決定戦」にて,指定イベキャラを使ってサクセスで育成したキャラクターで3本勝負を行うというもの。その結果,総合ポイントがもっとも高かった選手が優勝となる。
サクセス部門終了時には,TOMO選手が8593点,ネモ選手が8496点,ぽてち選手が8365点,GG選手が7421点と上位3名が僅差となり,誰が優勝してもおかしくない状態に。続く3本勝負では,ヒット勝負でGG選手に,バント勝負でぽてち選手に及ばなかったものの,ホームラン勝負で1人だけ3本のホームランを決めたTOMO選手が安定した技量で最高ポイントを獲得し,優勝の座に輝いた。
TOMO選手にも,吉岡さんから優勝旗などが手渡された
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表彰式にて,パワプロシリーズのエグゼクティブディレクターを務める
谷渕 弘氏は,「パワプロも2017年で24周年。こんなに長く続けてこられ,これだけ大きなイベントを開催できたことは開発者冥利に尽きます」と,来場者とパワプロファン,そして関係者に感謝の意を示した。最後に谷渕氏は,「2017年には,もっとパワーアップしたパワプロの大会を開催しますので,ぜひご期待ください」と述べて,イベントを締めくくった。
パワプロシリーズ エグゼクティブディレクター 谷渕 弘氏
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イベントのMCを務めた3名。左からフリーアナウンサーの岡副麻希さん,木下隆行さん(TKO),増田英彦さん(ますだおかだ)。表彰式では,「パワプロはプレイするのが面白いのはもちろん,応援しながら観戦しても楽しい」「2017年のパワプロの展開にも期待が高まる」とコメントしていた
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ステージイベントでは,プロ野球選手がゲストとして登壇し,パワプロにまつわるトークを繰り広げた
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プロ野球選手達が考えるオールスターチームの対戦も行われた
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北海道日本ハムファイターズの大谷翔平選手らが,抽選で中学生以下の来場者と対戦するステージイベントも設けられた
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シカゴ・カブスの川﨑宗則選手も来場者と対戦することに。パワプロシリーズは初めてとのことで,「とんでもなく難しかった」と感想を述べていた。このほか川﨑選手が自身の野球に対する姿勢などを語るトークステージも設けられた
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会場にはパワプロの歴代シリーズを体験できるコーナーや,年表などの展示コーナーも設けられていた
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