プレイレポート
[TGS 2016]ついに宇宙へと飛び出した「コール オブ デューティ インフィニット・ウォーフェア」の地上戦を体験してきた
本作は,地球の資源が枯渇し,ほかの惑星の開拓を余儀なくされた未来を背景とするFPSだ。資源を独占しようとする軍団Settlement Defense Frontと,地球連合政府との戦いが描かれることになる。この対立構造は,対戦モードでのチーム分けにも用いられるので,それぞれの背景を知っておけばどちらのチームに配属されても感情移入できるだろう。
ところで,作品を重ねていくにつれて,時代背景が徐々に未来へと移り変わっていったCall of Dutyシリーズだが,最新作にしてついに宇宙へと飛び出すことになった。無重力状態で銃撃戦を行ったり,宇宙船のドッグファイトに身を投じたりするなど,これまでとはかなり雰囲気の異なる戦いが楽しめることだろう。
そんな期待を胸に秘めながらブースの列に並んでいた筆者だったが,今回用意されていたマップは,いずれも地上を舞台にしたものばかりで,ふわふわと宙を飛び回りながら撃ち合うような体験はできなかった。悲しい。
もっとも本作は,「ブラックオプス III」の移動システムを踏襲しているので,気持ち少し高めにジャンプしたり,忍者のように壁を走ったりと,地上でも立体的な動きは可能である。「アドバンスド・ウォーフェア」から採用され続けてきたシステムだけあってか,各アクションの手触りもしっかりと洗練されており,気持ちよく動かしながら戦うことができた。
今回のプレイアブルデモには,チームデスマッチとドミネーションの2つが用意されており,いずれも基本的な部分は従来作と同じルールだ。毎度のこと批判の的になる理不尽なリスポーンについてだが,今回プレイした限りでは,敵の目の前で復活するようなおかしなリスポーンには遭遇しなかった。
地上戦の感触は「ブラックオプス III」とだいたい同じなので,シリーズを通してプレイしている人ならば,これまでに培ってきたスキルを思う存分発揮できるはずだ。また,同作のスペシャルウェポンやスペシャルアビリティのような,いわばリスポーンでリセットされないキルストリーク的なシステムもあるので,連続キルが苦手な人にも活躍の瞬間がめぐってくるところが嬉しい。
今回試せたのは「クロウ」という特殊武器で,一瞬にして大量の弾を撃ち出す凶悪な性能を持っている。これらの特殊武器はチャージ式になっており,敵を倒すことでちょっとずつチャージされていく仕組みだ。この武器はロードアウトで自由に設定できたので,おそらく前作で言うキャラクター固定のスペシャリスト的なシステムはない様子だ。
宇宙での戦闘が体験できなかったのがとても心残りではあるものの,もしかすると日によって遊べるステージが変わるといったことも考えられる(※マルチプレイについては「こちら」の記事にあるとおり,対戦バランスのためすべて1G環境となるようだ)。ともあれ,シリーズ最新作に興味のある人はSIEブースに足を運んでみよう。
「Call of Duty: Infinite Warfare」公式サイト
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