お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2016/09/16 11:50

イベント

[TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!

 2016年9月上旬の発表以降,ファンの間で大きな話題となっていた「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」のデモ版が,東京ゲームショウ2016のHTCブースに出展されている。

 本作は,1999年にドリームキャストで発売された「スペースチャンネル5」(以下,SC5)の“あらかた15周年”を記念して開発されているもので,HTCのVR HMD「Vive」を使ったau(KDDI)のVRコンテンツデモ「Linked-door loves Space Channel 5」の一部として,グランディングが開発,セガゲームスが監修を行っている。現在も多くのファンに支持されるSC5が,VRとなって一体どんな進化を遂げたのか,そのプレイレポートをお届けしたい。

HTCブースで体験できる「Linked-door loves Space Channel 5」
画像集 No.001のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!

「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」公式サイト


 「Linked-door loves Space Channel 5」の前半パートは,2人のプレイヤーと1人のナビゲーターが南国のリゾートを再現したVR空間で出会い,一緒に歩きながら犬と戯れたり,ダーツをして遊んだりしながらコミュニケーションするというもの。
 しかし,後半パートでは,SC5の最初のステージであるスペースポートに舞台が一転。宇宙人「モロ星人」に踊らされた人々を,スペースリポーター「うらら」が踊りで救出する様子を前に,彼女を一緒に応援するという展開に突入する。この後半パートが「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」なのである。

前半パートではViveの空間認識とauの通信を活用した,VRのコミュニケーション体験が可能
画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!

シーンは一転,ファンには馴染み深いスペースポートで,うららのリポートショーが始まる
画像集 No.003のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!

 SC5のメインテーマである「Ulala's Swinging Report Show(Mexican Flyer)」に合わせてやって来るうららと,人々を踊らせたモロ星人達が繰り広げるダンスバトルを,手が届きそうな距離で眺められるのはファンにとっては感涙ものだ。
 また,オリジナルではシーンごとの角度からしか見られなかったスペースポート内部や,うらら達の様子を自由に眺められることで,当時は気付かなかった新たな発見があるかもしれない(実はうらら達一行の中に,うららのライバル,プリンを始めとした他局のリポーターがいるとか!?)。

画像集 No.004のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!
画像集 No.005のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!

 このコンテンツでプレイヤーはうららではなく,リゾートからスペースポートにやって来た(踊らされていない)一般人の1人だというのもポイントだ。そのためダンスバトルには観覧者として「応援」という形で参加し,リズムに合わせてコントローラを振るだけでいいという,非常に分かりやすい操作を採用している。もちろん筆者も含め,SC5を知っている人なら,うららの「アップ,ダウン,アップ,ダウン,チュー・チュー・チュー♪」のかけ声に合わせて,コントローラを動かすことでもゲームを楽しめる。

画像集 No.006のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!
画像集 No.007のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!

グランディング岡村峰子氏(左)と,セガゲームス吉永 匠氏(右)
画像集 No.008のサムネイル画像 / [TGS 2016]「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」プレイレポート。HTC ViveのVR空間に飛び込んで,うららのリポートショーを体感しよう!
 HTCブースで,この後半パートの開発を手掛けたグランディング代表取締役の岡村峰子氏(セガ在籍時,SC5アシスタントプロデューサー)と,監修に携わったセガゲームスの吉永 匠氏(SC5ディレクター)に,今回の企画について簡単に話を聞いてみた。

 開発のきっかけは,昨年10月と今年7月に行われた「Game Symphony Japan」のセガコンサートにあったという。
 「コンサートで演奏されたSC5の楽曲にすごく喜んでくれているお客さんの姿を見て,当時のスタッフとして感銘を受けたんです。そんな皆さんに何か恩返しをしたいと思って,吉永さんに相談をしたことでこの企画が始まりました」と岡村氏。実は,その吉永氏もSC5とVRの可能性について,7月のコンサートのときに,4Gamerに対して語っていた(関連記事)。

 そして,グランディングの開発,セガゲームスのライセンス・監修による「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」として正式に開発が始まった頃,岡村氏とたまたま縁があり,偶然にも作品とブランドのイメージカラーが同じオレンジだったauに相談を持ちかけたところ意気投合。auのVRコンテンツである「Linked-door」にSC5がエンタテインメント枠として参加する形で,今回の共同企画が急きょ実現したという。

 今回はあくまでお披露目の機会であり,今後どのような形で,どのVRハードでリリースされるかも未定だが,開発自体は着実に進んでいるとのこと。また今回はauとの共同企画による出展ということで,誰にでも直感的に操作できる仕様としたが,あくまで操作の一例であり,完成型ではないという。
 岡村氏は「SC5を今も好きでいてくれた人達に期待されていることで,すごくハードルは上がっていますが,それに応えられるよう時間をかけて大事に作っていきたい」と,今後の開発に向けた意気込みを述べている。

 なお,9月17日,18日の一般公開日にHTCブースで「Linked-door loves Space Channel 5」をプレイするには,試遊整理券が必要となる。1〜8ホール入場口の整理券配布所(2)番の列で「HTCブースVive体感予約券」をもらって参加しよう。1日にプレイできる人数がかなり限られているので,確実にプレイしたい人はお早めに!

「スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー」公式サイト

  • 関連タイトル:

    スペースチャンネル5 VR ウキウキビューイングショー

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月18日〜12月19日