イベント
[E3 2017]「KNACK ふたりの英雄と古代兵団」プレイレポート。2人仲良く助け合いながら,楽しく遊べるアクションアドベンチャー
本作は,不思議な古代遺跡のカケラであるレリックから生まれたヒーロー「ナック」を主人公としたアクションアドベンチャーの第2弾。開発はソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ JAPANスタジオが行っている。
ある日,突然,世界各地で蘇り,人間の都市を襲い始めた「古代兵器」の謎を解き,平和な世界を取り戻すため,冒険に出るというストーリーとなっている。
今回出展されていたデモでは,プレイヤーがそれぞれ「赤ナック」と「青ナック」となって遊ぶ,本作の新要素である2人協力プレイが体験できた。
まず,進化したナック達のアクションを紹介しよう。□ボタンで繰り出すパンチと,○ボタンで放つキックは組み合わせることで3連コンボが可能で,さらにボタン長押しで放つ強力なパンチや,ジャンプからのボディアタックなどもあり,それらがテンポ良く繰り出せる。
協力プレイで特徴的なアクションが,R2ボタンで使える「ワープ」だ。ボタン一つで仲間のナックのところへワープできるというもので,ジャンプに失敗して転落しそうになったときに使用したり,仲間が敵に囲まれてピンチのときに瞬時に駆けつけたりできるのだ。
個人的に面白いと感じたのは,R1ボタンで小さくなれることだ。これを使うと,大きくたくましい姿のままでは通れない細い道や,天井の低いところを移動できるようになるのだが,2頭身のビジュアルとコミカルな動きがとても可愛らしかった。
今回プレイして,なにより魅力に感じたのが2人協力プレイだ。1人での参加だった筆者は,同じく1人で来ていたメキシコ人の男性とプレイしたのだが,2人で「ここは小さくなって進むんだよ」「慎重にタイミング良くジャンプして!」などと声を掛け合って難関を乗り越えていくのが楽しく,会ったばかりで国籍も違う者同士だったにも関わらず,ともに笑顔でプレイを進められた。また,どちらか一方がなかなか進めないときに,「ワープでここまで来て!」と先に進んでいるほうが待つといったように,“助け合って進めている”という感覚もある。
アクションが苦手な人でも,上手な人と組めば一緒に進められるし,幅広い難易度が用意されているので,普段はあまりゲームをしないという家族や友人とも楽しく遊べそうだ。
ワープをするつもりでR2ボタンを押そうとしたら,間違ってR1ボタンを押してしまい,小さくなってそのまま画面外に落ちていく……そんな失敗も笑い合いながら楽しめるアクションゲームとなっていた。
「KNACK ふたりの英雄と古代兵団」公式サイト
4GamerのE3 2017記事一覧
- 関連タイトル:
KNACK ふたりの英雄と古代兵団
- この記事のURL:
キーワード
(C)Sony Interactive Entertainment Inc.