あの佐賀県が“ストII”とコラボ，「ストリートファイター佐賀」始動。コラボ名産品ショップ「佐賀ット商店」のオープニングイベントをレポート

　佐賀県は地方創生プロジェクト「サガプライズ！」の一環として，カプコンの「ストリートファイターII」（以下，ストII）とのコラボレーション「ストリートファイター佐賀」を実施し，東京・銀座のGINZA PLACE（銀座プレイス）3階フロア common ginza内 RAMO FRUTAS CAFEにて，コラボ名産品を販売する「佐賀ット商店」をオープンする（2018年1月22日から28日までの期間限定）。本稿では，本日（2018年1月22日）行われたオープニングイベントの模様をレポートしよう。

「ストリートファイター佐賀」公式サイト

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　イベントの冒頭，佐賀県知事の山口祥義氏が登壇し，ストIIが誕生した平成初期を振り返ると，「携帯電話もスマホもなく，ただゲームで戦い，勝った負けたで一喜一憂していたシンプルな時代」と表現した。「そうしたストII世代が平成の終わりに40～50代となり，会社の社長や部長になっている。ぜひ，彼らには平成初期の分かりやすさに立ち返ってほしい」と続けて，今回のコラボへの意気込みを語った。

　既報のとおり，今回のコラボではストIIに登場するキャラクター・サガットが「佐賀ット」として，佐賀県の観光大使に就任している。山口氏によると，タイ映画のロケ地に佐賀県が起用されたことをきっかけに，近年，タイからの観光客が増加しているそうで，タイ出身のサガットはうってつけの存在だったとのこと。「これから佐賀は，サガットと共にありたいと思っています」と話した。

佐賀県知事 山口祥義氏。山口氏はリュウの衣装を着用

佐賀県の観光大使にして，佐賀ット商店店長も務めるサガットの姿も

　ゲストとして招かれたダチョウ倶楽部と野呂佳代さんは，山口氏と共に佐賀ット商店で販売されるコラボ名産品を紹介した。今回展開されるコラボ名産品は全14種類。いずれもストIIの8キャラクターがパッケージやラベルなどにあしらわれている。
　会場では，ストリートファイター佐賀のキービジュアルを再現した「ストリートファイター佐賀 有田焼」，スーパーファミコン用ソフトを模したパッケージが印象的な「佐賀のり クラシックパッケージ」，佐賀県産の米「エドモンド本田のさがびより」，佐賀県の冷菓とブランカをかけた「ブラックモンブランカ」，そして「もしもアイツのモヒカンが羊羹だったなら。」のキャッチコピーが光る「ザンギエフのモヒ羹」が披露された。

左から，野呂佳代さん（春麗），ダチョウ倶楽部の寺門ジモンさん（ガイル），上島竜兵さん（エドモンド本田），肥後克広さん（ケン），山口祥義氏

コラボ名産品は全14種類。ブラックモンブランで知られる竹下製菓は佐賀県小城市，カットバンを販売している祐徳薬品工業は佐賀県鹿島市に本社を置く会社だ

　佐賀ット商店ではコラボ名産品の販売のほか，原画の展示やコラボカフェメニューの提供も行われる。また，1月22日と26日～28日には一部の時間帯にサガットが登場するとのこと。
　さらに，今回展開されるコラボ名産品は2月13日から3月31日まで，佐賀市の佐賀バルーンミュージアムにて販売が予定されている。興味のある人は，ぜひ会場に足を運んでみよう。

コラボカフェメニュー（シシリアンサラダライスプレート，ふもと赤鶏の薬膳レモンカレー，さがほのかとまるぼうろのティラミスパフェ）。いずれも佐賀県産の素材を使っている。

「ストリートファイター佐賀」公式サイト