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舞台「信長の野望・大志 〜最終章〜 群雄割拠 関ヶ原」ゲネプロレポート。“本来の歴史”とは異なる戦国時代がついに幕を閉じる
本公演は,コーエーテクモゲームスの歴史シミュレーションゲーム「信長の野望・大志」(PC / PS4 / Nintendo Switch / iOS / Android)を舞台化したもの。第1弾の「春の陣 天下布武 〜金泥の首編〜」以降,「冬の陣」「夢幻」「零」とシリーズ化されており,今回がその最終章となっている。
また本公演は,これまでのシリーズ同様,「SIDE織田 紅血」と「SIDE明智 紫炎」からなるWサイドストーリーが用意されており,公演も別々に行われる。
本稿では,公演に先立ち行われたゲネプロ(通し稽古)の模様をお届けする。
「信長の野望・大志」公式サイト
ゲネプロ前に行われた囲み取材では,織田信長役の鶏冠井孝介さん,明智光秀役の谷 佳樹さん,今井宗久役の彦摩呂さん,お市役の田中れいなさんらキャスト4名が,コロナ禍の影響により長らく延期になっていた本公演がようやく実現したことを嬉しく思うと同時に,シリーズがついに終わってしまうことをさびしく思っていると口々に語った。
谷さんは,最終章ということもあり,随所に涙腺を刺激する演出が施されていることを指摘。また田中さんは,稽古中に涙が止まらなくなることがあったそうで,千秋楽でも泣いてしまうかもしれないと話していた。
最終章前半の舞台は,サブタイトルのとおり関ヶ原。現代の記憶を持つ織田信長は,“本来の歴史”では立つことのなかった戦場で,豊臣秀吉,徳川家康,そして真田幸村や伊達政宗ら名だたる武将を味方につけた弟・織田信行と天下を懸けた四つ巴の戦いを繰り広げることとなる。そこには,本能寺の変で死んだはずの明智光秀の姿もあった……。
これまでの物語を通じて,もはや現代人が知る歴史とはまったく異なるものとなってしまった舞台「信長の野望・大志」シリーズの戦国時代。可能な限り“本来の歴史”に戻そうとする者,逆に覆して自らの天下を狙う者,強者の下に付こうとする者,そして歴史が変わろうとも未来の世が大平であることを願う者──武将それぞれの思惑がぶつかり合い,最終章の物語が展開していく。
また“本来の歴史”では見ることのできない武将同士の対決・共闘も見逃せない。殺陣シーンでは武将達が入れ替わり立ち替わり登場し,これまでのシリーズ以上に鬼気迫る演技を披露している。
冒頭に記したとおり,舞台「信長の野望・大志 〜最終章〜 群雄割拠 関ヶ原」は,7月29日まで行われる。一般販売の「直前予約販売」チケットはまだ残りがあるようなので,気になる人は公演に足を運んでみるといいだろう。
「信長の野望・大志」公式サイト
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(C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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(C)2017 コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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