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EVOに参加した2人の社長に,あれやこれやと聞いてみよう――スクエニ松田社長とASW木戸岡社長が語る,格ゲーのこと,EVOのこと,来年のこと
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印刷2017/09/06 11:30

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EVOに参加した2人の社長に,あれやこれやと聞いてみよう――スクエニ松田社長とASW木戸岡社長が語る,格ゲーのこと,EVOのこと,来年のこと

 北米時間の2017年7月14日から,3日間にわたる熱い戦い「Evolution 2017」(EVO)が,暑いラスベガスで繰り広げられた。
 EVOといえば,寝食を忘れて格ゲーを遊んでいる真剣なプレイヤーが出場する世界大会……という印象が強いかもしれないが,誰でも(本当に,誰でも)エントリーさえすれば出場できる完全オープントーナメントであることも大きな特徴で,記念参加をするプレイヤーもまた多いと聞く。


 だからって普通の人は「よし出よう」とは思わないものだが,どういうテンションなのか,そこに参戦した日本人――しかもゲーム会社の社長――が2人いる。スクウェア・エニックス代表取締役社長 松田洋祐氏と,アークシステムワークス代表取締役社長 木戸岡 稔氏だ。
 松田氏は昨年「出る」と言っていた気がするし,木戸岡氏は,泣く子も黙る格ゲーブランド“アーク”の社長だし,違和感はないのだけれど,しかしまぁ普通は出ませんよね。EVOに。

 せっかくのチャンスだし面白そうだということで,分刻みでスケジュールがあるお二人に無理矢理時間を作ってもらって,あれやこれやとお話を聞いてみた。社長2名がいるとはいっても,会場はEVO。事業展開や将来展望など,お堅い話が出るわけでもなく,なんとなくおじさん達のゆるい雑談になってしまったが,お手すきのときに,ぜひどうぞ。

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スクウェア・エニックス代表取締役社長 松田洋祐氏(左)と,アークシステムワークス代表取締役社長 木戸岡 稔氏(右)
DISSIDIA FINAL FANTASY NT

【4Gamer内「EVO2017」記事一覧】


4Gamer:
 本日はまた豪華メンバーでありがとうございます。いやあ,さすがにラスベガス,暑いですね!

スクウェア・エニックス代表取締役社長 松田洋祐氏(以下,松田氏):
 ホントにね。43℃あるし。まぁでも,この街が涼しかったらちょっと気持ち悪いですけど(笑)。

4Gamer:
 なんか今回平然とお二人をお呼びしちゃいましたけど,実はお二人が直接お会いするのは初めてなんだとか?

松田氏:
 実はそうなんです。

アークシステムワークス代表取締役社長 木戸岡 稔氏(以下,木戸岡氏):
 初めまして。よろしくお願いします(笑)。

松田氏:
 よろしくお願いします。……去年4Gamerさんの記事で「EVOに選手として出場する」とか言ってしまったものだから,出なきゃダメだなやっぱりと思いまして。

4Gamer:
 記事で公言してましたしね。あと実は木戸岡さんは4Gamerに出るのも初めてなんですよね。

木戸岡氏:
 確かにそうかもしれないですね。

4Gamer:
 いつもファミ通さんばっかり出てますし……。

木戸岡氏:
 あ……(笑)。

(一同笑)

4Gamer:
 いやまぁ4Gamerって元々PCオンラインゲームとか洋ゲーとかばかりを扱ってたメディアだし,なかなか機会もなかったんですよね。最近格ゲーをちゃんと扱うようになったので,ようやくです。本日はよろしくお願いします。


アークシステムワークスは,やはり格ゲーを目指す人の駆け込み寺?


4Gamer:
 お二人揃ってるのに最初にこれを聞くのもアレなんですが,木戸岡さんって創業者社長ですよね。初めてでもありますし,これまでの経歴を軽く教えていただけますか。

木戸岡氏:
 いきなり一番苦手な質問ですね(笑)。確かに役職は社長ですが,社長になろうと思って社長になったわけじゃないんですよね。単純にサラリーマンが苦手で……。

4Gamer:
 そういう人,多そうです……。

木戸岡氏:
 もともとセガで4年間ほど働いていたんですが,周りの同僚が辞めていく流れに乗せられる形で辞めたんです。でも次に行くところがなくてですね(笑)。

4Gamer:
 割とメチャクチャですね(笑)。

松田氏:
 なかなかのものですね(笑)。

木戸岡氏:
 いやあホントに。ちょうど初代ドラクエが出た頃の話ですね。
 そのころ,辞めた何人かはほかの会社を興したんですけど,当時のセガって,アーケードでハングオンとかアフターバーナー,アウトランを作っていたわけです。なので,みんなで新しい会社を作ってそういうのをやろう,って始めたんですね。

4Gamer:
 最初はアーケードを目指してたんですね。

木戸岡氏:
 ところがそんなときに初代ドラクエが出て,「これからはファミコンの時代だ!」というグループがそこから分かれまして。自分はいったんファミコン組のほうに行ったんですけどそこも辞めてしまって。このあとどうしよっかなぁ……という感じだったんですが,いろんな細かい仕事を受けてはいたので,そのままの流れで個人事業主から始めました

4Gamer:
 行き当たりばったり感がホント素敵です。ええと,初代ドラクエのちょっとあとのころということは……。

木戸岡氏:
 1988年。もう29年も前の話ですね。

4Gamer:
 そのころ松田さんって何をしてたんですか?

松田氏:
 私,何やっていましたかね?

4Gamer:
 いや,そう聞かれましても(笑)。

松田氏:
 確かに(笑)。ええと……多分,普通に会社勤めでしたね。保険会社にいたんですけど,まだまだバブルのころですね。「バブルでGO」のころ。

4Gamer:
 僕そのころちょうど大学生で,ちょうど好景気を目の当たりにしてましたねえ。

木戸岡氏:
 いやあ僕はバブル知らないんですよね。ずっと籠もってゲーム作ってたので(笑)。

4Gamer:
 それはそれでさすがです……。その口ぶりからすると,「マネージャー」というよりは「開発者」?

木戸岡氏:
 そうですね,プログラマーです。だから「創業者社長」と呼ばれると,なんか自分でも違和感が。ゲームのプレイヤーでもないし,クリエイターでもないし,当時も今も貴重な「プログラマー」で食ってきました。

松田氏:
 今でも全然足りないですよね,プログラマー。

4Gamer:
 やっぱり集めるのは苦労するんですか?

木戸岡氏:
 しますね。でも今はいろんなツールがあるので,昔に比べるとずいぶんと裾野は広がっている気はします。それでもやっぱり少ないのは,なんでしょうね……格好悪いのかな?

4Gamer:
 いやむしろ格好いいのでは。どのへんで格好悪いんでしょう?

木戸岡氏:
 いやね,新卒採用でよく聞くんですけど,とてもいい学校の,プログラマーになるのに適した学部の生徒とかでも「プログラマーはやりたくない。ゲームデザイナーがしたい」って言うんですよ。「デザイナー」がゲームを作れると思ってるんですよね。プログラマーは下請け的仕事,みたいな感覚なのかな? キツいですしね。

4Gamer:
 実際そういうものなんですか?

松田氏:
 いやいや,そんなことないでしょう。プログラマーがいないと何も始まらないですよ。

木戸岡氏:
 ゲームデザイナーだと表舞台に出られそう,みたいな雰囲気を感じているのかもしれないですね。

4Gamer:
 あぁ,そういうのはなるほど,なんかちょっと分かります。
 でもそんな中でも,アークさんは開発スタッフにあんまり苦労してなさそうな印象があるんです。

木戸岡氏:
 全然そんなことないですよ(笑)。どのあたりでそう思います?

4Gamer:
 なんかこう,格ゲーを目指す人達の駆け込み寺的なイメージが……。

松田氏:
 あぁ,ありますねそれ。すごく分かります(笑)。

木戸岡氏:
 確かにそうですね(笑)。
 「この人,人間的にどうなんだろう?」とか「今,一体何をして生きてるんだろう?」みたいな人がいっぱい来るので,まさに駆け込み寺なのかもしれません。

4Gamer:
 イメージどおりだった……。

木戸岡氏:
 大学を出て,何年かバイトをして,ゲームセンターに通って,そうこうしてるうちにもう30代なんですけど,そろそろ働こう! みたいな人をスタッフが見つけて引っ張ってくるんです。

4Gamer:
 なんか,昔の「エニックス」にも似たような空気がちょっとあった気がします。

松田氏:
 そうなのかもしれませんね。

4Gamer:
 「この人達はなんでこの会社に来れたんだろう?」みたいな人達がけっこういたような気がします(笑)。今では……ちょっとそれは弱くなったかな? さすがに。

松田氏:
 いやいや今でも変わった人はいますよ。新卒でもわんさか。

4Gamer:
 スクエニはそういう人でもちゃんと取るんですね。なんかすっかり「大メーカー」になってしまったのかと。

松田氏:
 相当個性的な人がいっぱいいますよ。安心(?)してください。たまに「ホントに大丈夫かな?」と不安になりますけど……(笑)。

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配信台で戦った二人の社長――余裕がないので画面しか見てませんでした(笑)


4Gamer:
 さて,あんまり横道にそれているとすぐ時間が来ちゃいそうなので,ちょっと戻します。
 EVOに対する感想はいかがでしょう? 松田さんは昨年お会いしてるので2回目なのは承知していますが,木戸岡さんはEVO何回目ですか?

木戸岡氏:
 去年は来てないんですけど3回目です。なのでMandalay Bayを使うのは初めてです。毎年規模が大きくなってますよねえ。しかもどんどん派手になって。

4Gamer:
 真面目な質問なんですが,会社としてEVOに対してどういう接し方なんでしょうか? 日本最強の格ゲーメーカーとして,EVOとどう関わっていこうとしているのかは,ちょっと気になってます。

木戸岡氏:
 そうですね……。僕らからしたら,課題がいっぱいあるんです。日本では,GG(GUILTY GEAR:ギルティギアシリーズ)もBB(BLAZBLUE:ブレイブルーシリーズ)もある程度の知名度がありますが,もうちょっとアメリカでのお客さんを増やしたいと思っています。
 なので今回初めてブースを出したんですけど,そういう意味では来てみて,やってみてよかったなぁと思います。

4Gamer:
 確かにアメリカマーケットはまだまだ開拓の余地がありますね。

木戸岡氏:
 ええ。ウチはアメリカに拠点があるわけではないので,アメリカの会社経由で売ってもらっていて,これまでアメリカのユーザーと直接触れ合う機会もなかったんですね。
 でもここ数年,もう少しお客さんの気持ちを知りたいなと思っていました。今回,EVOに2タイトル採用してもらって,ブースを出して,ちょっとだけ近づけたかもしれないな,と。

4Gamer:
 割と和風なブースですよね,あれ。

木戸岡氏:
 割と……どころではなく,純和風ですよね。日本から来た「おのぼりさん」的な感じが結構気にいってます(笑)。

4Gamer:
 なんかあそこだけ,とてもTGS(東京ゲームショウ)的なんですよね。異彩を放ってるというか。お揃いのはっぴもあって。

木戸岡氏:
 みんなでこれ(はっぴ)着て飛行機降りようよ,って言ってたんですけどねえ。ビートルズみたいに。

4Gamer:
 ビートルズって(笑)。

松田氏:
 そのネタ知ってる人は,この会場では結構限られるのでは(笑)。

木戸岡氏:
 言われてみればそうですね。まぁでも,みんな違う飛行機だったんですけど(笑)。

4Gamer:
 松田さんは,2回目のEVOはどうですか? 正直に言いますが,とても偉い人だし,続けては来ないだろうと思ってました。

松田氏:
 いやー,面白いですね。去年はざっとしか見られなかったですけど,実際に参加してみるとだいぶ感覚が違うな,って思いますね。

4Gamer:
 ちょっと予選会場が広くなりすぎたかなって気がしませんか? 少し空白が目立つというか。とはいえ,それでもほとんどが埋まっているのはすごいですけど。

木戸岡氏:
 いやホントに,こんなに格闘ゲームプレイヤーがいるんだな,って思います。家族連れがいたり,小さい子供がいたり……。僕が昨日鉄拳で対戦した人は,年齢的に自分とあんまり変わらないと思うんですよね。たぶん50代くらいかなぁって。

4Gamer:
 Mandalay Bayを歩いていても,EVOの選手タグを付けてるけど「どう見てもおじいちゃんだよなぁ」っていう人も結構いたりして。格闘ゲーマー層の厚さという意味でもそうですが,そもそもコンピュータゲームに対する感覚が日本と違うのかもしれませんけど。

松田氏:
 確かにそうですねえ。

4Gamer:
 選手として参加したのはお二人とも初めて?

松田氏:
 僕はもちろん,ええ。

木戸岡氏:
 僕もです。

お二人の,Smash.ggのエントリ。松田さんのエントリネームの適当っぷりといったら……
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4Gamer:
 初めてで3種目!?

木戸岡氏:
 1個も3個も同じかなと思って(笑)。

4Gamer:
 実は僕,朝からずっとミーティングだったので現地で見られなかったんですが,結果はどうだったんですか?

木戸岡氏:
 昨日はスマブラ(大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U)と鉄拳7で,今日はインジャスティス2(Injustice 2)で出場して,鉄拳7で1ラウンドだけ取れました!

松田氏:
 おお,それは凄い!

木戸岡氏:
 がんばったら1回だけ勝てました。よかったです。今日のインジャスティス2は,完膚なきまでに叩きのめされました。相手がガチ勢だったのでまったく容赦してくれませんでしたね(笑)。

松田氏:
 ほんとに容赦ないですよね(笑)。あと,黙って地味に目立たないように参加しようと思ってたのに,台の上(配信台)に引きずり出されて……。インジャスティス2ならそんなこともなく,目立たずに出来るだろうと思ってたんですけど。

木戸岡氏:
 あれひどいですよね(笑)。僕もひっそり楽しみたかったのに。

4Gamer:
 絶対JoeyとMark(※編注:EVO主催者)の陰謀ですよ。

松田氏:
 あー,そういうことか……。

4Gamer:
 配信台でやる気分はどうでした?

木戸岡氏:
 気分もなにも,元々余裕がないので画面しか見てませんでした(笑)。

松田氏:
 ホントそれですね(笑)。

木戸岡氏:
 なんか後ろで騒いでるなー,くらいしか。

4Gamer:
 あそこに座ることすら緊張しそうですけど。

松田氏:
 あっという間に終わりましたからね。ボコボコにされて。

4Gamer:
 そういえば松田さん,今年はモータルコンバットなかったですね(※編注:昨年の時点で松田氏はモータルコンバットに出る気満々だったが,今年はインジャスティス2と入れ替わり,種目から外れた)。

松田氏:
 なかったですねえ。代わりに人数が少なそうなやつということでインジャスティス2を選んだんですけど,失敗でしたね(笑)。

4Gamer:
 失敗……?

松田氏:
 ガチ勢しかいないんですよ。人数少なそうだからイケるかな? と思ったら大間違いでした。凝縮された格ゲーマーしかいない(笑)。
 もうちょっと裾野が広いタイトルのほうが気軽に参加している人が多いとのことなので,来年からはその方向にシフトします。

木戸岡氏:
 そこは明らかな選択ミスですね(笑)。

4Gamer:
 確かになんか凝縮されてそうな感があります(笑)。

松田氏:
 でも配信中にスペシャルムーブを決められたのでちょっと満足です。これは勝てないな,と思ったので,もうそれだけに全精力を注ぎました(笑)。

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同じゲームが好きで,同じ場所に来てるわけで,選手の人達はみんな優しい


4Gamer:
 出場種目って個人的に遊んでいるタイトルなんですか?

木戸岡氏:
 僕は全然そんなことなくて,「松田さんがインジャスティス2出るって聞いたんだけど,アークの社長が出ないわけにはいかないでしょう」って森君(アークシステムワークス プロデューサー 森 利道氏)に煽られて(笑)。

松田氏:
 それはすみませんでした(笑)。

木戸岡氏:
 じゃあそれだったら3種目出とこうかな?みたいな。

4Gamer:
 その3種目の選択ってどういう理由で?

木戸岡氏:
 実は3種目ともちゃんと遊んだことないです!(笑) うちのスタッフ達にオススメされたのがこの3つだったというだけで。鉄拳7だけは,試合前に20分教えてもらいましたけど。

4Gamer:
 に,20分?

松田氏:
 それで1ラウンド取ったんですか!?

木戸岡氏:
 ウチのリードバトルプランナーに「コレとコレとコレだけしかやらないでください。ほかの技は絶対に出さないでください」って言われまして。

4Gamer:
 会社じゅうに格闘ゲームの先生がいるのずるいな……。

松田氏:
 そこら中にプロが。

4Gamer:
 松田さんにはだれか教えてくれなかったんですか?

松田氏:
 そんなのだれも教えてくれないですよ(笑)。なので家で黙々と練習してました。

4Gamer:
 松田さんただのゲーマーだからなぁ……。

松田氏:
 メディアさんがそういうこと書くから変な誤解されるんですって(笑)。
 まぁでもさすがにちょっとは練習しとかないとまずいかなと思ったので,黙々とオンラインで。とはいえさすがに忙しくて週末の1日だけしか使えなかったんですけど,とにかくそこで1勝できればいいや,と思ってやってたんですけど……。

4Gamer:
 ですけど?

松田氏:
 まったく勝てないんです(笑)。EVOが始まる前までに1勝すらできないんじゃないかと思って焦ってました。

木戸岡氏:
 オンラインでやると対戦相手がめちゃくちゃ強いって聞きますね。

松田氏:
 もうあり得ないくらいボコボコです(笑)。

4Gamer:
 インジャスティス2だと対戦相手も海外が多いからラグの問題とかは?

松田氏:
 ラグとか関係なしにボコボコなんです(笑)。

DISSIDIA FINAL FANTASY NT

4Gamer:
 ていうか,そもそもなんで出場しようと思ったんでしたっけ。

松田氏:
 去年見てたらなんか面白そうだったので……かな? ゆるい雰囲気の大会だったから,これなら僕でも出られるんじゃないかな? って。

4Gamer:
 1年前に言ってたことそのままですね……。

松田氏:
 そうです。でも参加してみて気付いたんですけど,選手達はみんな優しいですよね。

木戸岡氏:
 対戦は容赦ないですけど(笑)。

4Gamer:
 まぁ,同じゲームが好きで,同じ場所に来てるわけですからねえ。

木戸岡氏:
 実は僕,最初に出たのがスマブラなんですけど,恥ずかしながらコントローラを持ってくるのを忘れてまして……(※編注:EVOは自分でコントローラを持ってこないと試合に出られない)。

一同:
 えええええ。

4Gamer:
 それ,どうしたんですか。

木戸岡氏:
 選手の女の子から借りました(笑)。このままじゃ不戦敗になっちゃうから可哀想,って気持ちよく貸してもらえました。

松田氏:
 みんな優しいですよね。友だちみたいな感じで。

4Gamer:
 アメリカ人のフランクさがいい方向に出てる気はしますよね。会場中でそれを感じます。

木戸岡氏:
 本当の意味で,1つのどでかいコミュニティなんでしょうねえ。

4Gamer:
 そういえば両社とも,ブースの反響はどうでした?

木戸岡氏:
 ウチはホント異質なブースでしたよね。机並べてゲームやって,お祭り気分。

4Gamer:
 ホントにTGS的な感じで。

木戸岡氏:
 お金かけてなくて手作りですしね!

4Gamer:
 前日に,スタッフが一生懸命作ってましたよ。

木戸岡氏:
 そういう意味ではまさにアークっぽさが出てよかったと思います(笑)。

4Gamer:
 松田さんは,(スクエニのブースを)じーっと見てましたね。

ディシディアがメインのスクウェア・エニックスブース(左)と,和風テイストを前面に押しだしたアークシステムワークスブース(右)
DISSIDIA FINAL FANTASY NT DISSIDIA FINAL FANTASY NT

松田氏:
 ええ,もう。じっくり(笑)。ディシディア(ディシディア ファイナルファンタジー NT)の反響が気になりますしね。
 3対3だったからどうなんだろなぁ,という心配もありましたが,盛り上がっていてよかったです。

4Gamer:
 人はずっと大勢いましたが,ブースは意外と早く締まってて「あれ?」と思いました。よしちょっと撮影しておこう……と思ったら,もうなかった!

木戸岡氏:
 諸事情のため早じまいしたって聞いてますよ(笑)。

松田氏:
 ええ,そうです。19時にみんなでご飯に……。

4Gamer:
 えええ……。
 まぁでもどっちのブースも,日本人も外国の人もいっぱい集まっててよかったですよね。ちゃんと受け入れられてるなぁって思いました。

木戸岡氏:
 でもアレですよ。今日のTop8を見ていただければ分かるように,GGなんかだとTop8人全員が日本人なんですよね。ここはEVOなのに。もちろん日本人として嬉しいことなんですけど,やはりメーカーとしてはもっと頑張らないといけないな,と思うわけです。
 北米のプレイヤーにもっと頑張ってもらえるように,僕らがもっとアピールしないといけないと感じました。

4Gamer:
 おっしゃることは分かります。

木戸岡氏:
 北米のプレイヤーにとって,アメリカ人が強いのが当たり前なわけですよね。もちろん日本人しか残らないのがダメとかそんな話をしているわけじゃなくて,もう少しアメリカ人と日本人が対等に対戦できるようになれば,ゲームとしてもっと広がっていくと思うんですよ。布教活動をもっともっとやっていきたいですね。

4Gamer:
 例えばどんなことをするといいと思います?

木戸岡氏:
 うーん……。日本で地道にやっているようなことをやっていくしかないですよね。大会を開いたりとか。今回みたいに来れればいいですけど,さすがに遠くてそうそう頻繁に来れるわけではないので,アメリカのコミュニティと協力してやっていくしかないと思いますが。

4Gamer:
 遠いのもそうですけど,直行便くらい欲しいですよね……。


 
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