インタビュー
「Readyyy!」プロジェクトのユニットインタビュー企画がスタート! 爽やかな正統派アイドルユニット“SP!CA”の5人をクローズアップ
セガゲームスのアイドル育成ゲームアプリプロジェクトの「Readyyy!」プロジェクトでは,アプリのリリース前にも関わらず,キャラクターの声優を務めるキャストたちによるファンイベントが毎月行われています。4Gamerではそのレポート記事を掲載しているので,彼らがキャストとして,ユニットとして,めきめきと成長していく姿を,記事をとおして見守っている読者もいることでしょう。そんな「Readyyy!」プロジェクトのキャストたちをもっと知ってもらうために,本作に登場する5つのユニットのインタビューを連載形式でお届けします。記念すべきトップバッターは,爽やかなブルーのユニットカラーが印象的な,正統派アイドルユニット“SP!CA”のキャストのみなさんです。
「Readyyy!」プロジェクト 公式サイト
SP!CAのメンバーはどんなキャラクター?
4Gamer:
「Readyyy!」プロジェクトのユニットインタビューがいよいよ始まりました。トップバッターはSP!CAのみなさんになるのですが,まずはご自身が担当されているキャラクターを紹介していただけますか。また,演じるキャラクターの好きなところや印象も教えてください。
(以下,住谷さん):
僕が担当する光希は,華やかな見た目なのにお祭りが大好きな下町男子というギャップのあるキャラクターです。ユニットでのポジションは,みんなをまとめるリーダーかつユニットのセンターを務める責任重大な立ち位置になっています。そのポジションに光希自身がふさわしいのか葛藤することもあるのですが,せっかく任されているのだから「がんばっていこう!」と,前向きな気持ちを持てるまっすぐなキャラクターだと感じています。
光希はコミュニケーション能力が高くて,商店街を歩いているといろんな人に声をかけてもらうことが多いみたいで,こんな風にみんなに愛されているところは憧れちゃいます。あとは,僕自身が人の意見に流されやすいところがあるので,光希の自分の意見をしっかりと持っている,芯のとおったところにも憧れます。
4Gamer:
流されやすいのは,柔軟性があるとも言えますね。
住谷さん:
フォローありがとうございます(笑)。
光希との共通点を挙げるとしたら,みんなとワイワイしたり,一致団結したりするのが好きなのは似ていると思います。
(以下,長谷さん):
佐門を簡単に説明にすると,SP!CAのブレインですね。常にユニットの戦略を考えています。SP!CAのために何ができるか,どうすればよりよい道をみんなで歩んでいけるかをいつも考えているようなキャラクターです。
4Gamer:
ご自身と似ているところはありますか。
長谷さん:
どうだろう……でも,SP!CAのユニットとしての売り出し方というか,どう見られたらいいかを考えているところは「似ているね」と,メンバーが言ってくれます。佐門はクールだし,厳しい言葉をぶつけることもあるんですけど,じつはかわいい面もあって,ときどき空回りしてしまうところは似ているかもしれません(笑)。
(以下,小宮さん):
比呂は全18人のキャラクターの中でも一番元気で,ユニット内ではムードメーカー的な存在です。お馬鹿な発言とか,突拍子もないことを言うこともあるんですが,そういうところも含めてみんなに愛されるキャラクターですね。光希とは幼馴染で,このふたりの関係性やお互いにしか見せない顔も比呂の1つの見どころかもしれません。
キャラクターの好きなところは,振り切れた明るさがあるので演じていて楽しいところですね。憧れます。
長谷さん:
突拍子もないところは共通点になるんじゃない(笑)?
小宮さん:
俺はそうは思ってないけどね(笑)。でも,いろいろな方から「すごく比呂っぽいね!」って言われます。そのせいか,オーディションで事務所と名前を言う前に,「おはよう,比呂くん」ってキャラクターの名前で声をかけられることがあったんですよ。
4Gamer:
オーディションの時点から,すでにキャラクターらしさが溢れていたんですね。
(以下,遠藤さん):
ダンスも歌も上手な梓は,長髪で背も高くて色気のある見た目をしています。なのに中身はおじいちゃんのようなキャラクターなので,とてもギャップがあります。ユニットの中では,ほかのメンバーよりもアイドルとしての経験を積んでいることもあって,みんなを少し後ろから見守るポジションです。
住谷さん:
(遠藤さんに)似てるよね。
メンバーでのダンス練習中に「曲間のMCを考えよう!」となったとき,みんなは前に出て動きながらシミュレーションするんですよ。でも,彼は1人だけ次の曲のポジションについたまま動かなくて,黙って僕らの話を聞いているんです。そのまま何もしないのかと思ったら,そこでぽろっと「こうしたらいいんじゃない?」って意見を言ってくれることがあって。
長谷さん:
淳の言うことは説得力があるんですよ。みんなはくだらないことしか言わないから(笑)。まあ,彼はユニットの要ですね。
小宮さん:
言っちゃいなよ,「僕がユニットの要です」って!
遠藤さん:
いやいや,見守っているわけじゃないから(笑)。
最近はMVでも梓の魅力的なカットがたくさん公開されていて,かっこいいなあってどんどん好きになっています。
(以下,観世さん):
タクミの特徴はやっぱり「いつも眠たがってる」ところですね。どんな場所でも,知っている場所ならすぐ寝てしまう。学校でも,寮でも寝てるし,なんなら会社でも……。
一同:
会社!?
観世さん:
会社じゃない,事務所だった(笑)。ユニット内でのタクミのポジションは,マスコットかなあ……。でも,意外とタクミなりにものごとを深く考えていて,さっきの梓じゃないけど,鶴の一声というか,みんなが思いつかないことをぽろっと言うキャラクターだったりします。
住谷さん:
タクミは天才型だよね。感性の塊がゆえに,梓の翻訳が必要になるんです。この2人の関係性も注目かもしれません。
観世さん:
うん,たしかに。
タクミの好きなところは,どんなときでもマイペースなことです。自分も周りに流されないようにマイペースでいきたいなと。あと,共通点を挙げるなら甘いものが好きなところです!
4Gamer:
みなさんの仲の良さがとても伝わってきました。そんなキャラクターを演じるキャスト同士では,どんな風に呼び合っているんですか。
住谷さん:
あだ名で呼ぶことが多いかも。
長谷さん:
俺は名前を呼び捨てにするポリシーがあります。それとあの……いや,これを言うのは恥ずかしいな(笑)。
観世さん:
言っちゃって言っちゃって!
長谷さん:
みんなより少しお兄さんなので,俺のことは「兄貴だと思いな!」というスタンスです(笑)。
4Gamer:
兄貴肌なんですね。
ところで,キャストのみなさんのあだ名にはどんなものがあるんですか?
住谷さん:
僕は,はせっち(長谷さん),はやと(小宮さん),あつし,あっちゃん(遠藤さん),のりかん(観世さん)と呼ぶことが多いかな。ちなみにのりかんは,「かんぜのりあき」の姓名から2文字ずつとってつなげた感じです。
長谷さん:
このあだ名って,俺たちが勝手に本人がいないところで決めたんだよね(笑)。
小宮さん:
「今日からのりかんな!」って。
観世さん:
付けられた側は「お,おう!」ってなったね(笑)。
小宮さん:
俺も結構呼び捨てが多いかも。てつえい(住谷さん),はせっち(長谷さん),あつし(遠藤さん),のりあき(観世さん)。
遠藤さん:
ん〜,てつえい(住谷さん),はせっち(長谷さん),はやと(小宮さん),かんぜ(観世さん)かな。
住谷さん:
かんぜ,って名字がすでにかっこいいもんね。
観世さん:
僕はてつえい(住谷さん),長谷さん(長谷さん),はやと(小宮さん),あっちゃん(遠藤さん)かな。
住谷さん:
みんなバラバラですけど,はやとだけは共通してるね。言いやすいからかも?
サウンドモードに就職活動など……声優を目指したきっかけは?
4Gamer:
みなさんが声優を目指したきっかけはなんだったのでしょうか。
住谷さん:
僕は子供の頃「その日を楽しむ!」がすべてで,何も考えていない子でした。小学校の作文の授業でも,将来なりたいものがテーマなのに「楽しく過ごしたい」の一行で終わらせてしまうような感じで(笑)。先生に「ちゃんと書きなさい」と言われて,職業の一覧が載った本をパラパラめくっていたら声優のページを見つけたんです。アニメが好きなのもあって,声優という職業に就いてこの世界を体験したいと感じて,そのときの作文には「声優になりたい」って書きました。
本で声優のページを見つけるまでは,アニメのキャラは声優ではなく,キャラそのものが話していると思ってたんですよ。洋画も外国の人なのに日本語上手いなあって(笑)。
4Gamer:
まさか中の人がいるとは……ですよね。住谷さんは小学生の頃から声優を志し,こうして夢を叶えられたということですか。
住谷さん:
実はそこからブレまして……中学生のときに卓球部に入った影響で「卓球選手になろうかな?」と思っていた時期もありました。いろいろ紆余曲折もありましたけど,最終的には声優に戻ったという感じです。
長谷さん:
俺は中学生のときに遊んだゲームのサウンドモードがきっかけです。とあるゲームをプレイしているときに,ふと「サウンドモード」の存在に気づいたんです。興味本位で開いてみたら,ゲーム中の音楽のほかにキャラクターボイスのデータも入っていて。ボタンを押すと「ハッ!」「フッ!」とか「ウワ〜!」とか,「ウ,ウ,ウ,ウワ〜!」「ウ,ウワ〜!」って,いろんなバリエーションのボイスが聞けて「これはすごいな」って感じたんです。そのあとにエンドロールをよく見たら,キャラクター名の横にキャスト名があって,そこで声優というものを知りました。実際に目指そうと思ったのはもう少しあとなんですが,興味を持ったのはこの体験のおかげです。
4Gamer:
面白いきっかけですね。
長谷さん:
おかげで世界が広がりました(笑)。
小宮さん:
僕はもともとアニメやゲームが好きで,母が行く声優さんのイベントについていくことがあったんです。そこで見たトークやパフォーマンスがすごく楽しくて,アニメなどの収録だけでなく,違う場面でも活躍されている姿に「何でもできるんだな,かっこいいな!」と感じたのがきっかけです。
(お母さんが)イケメンが出てくる乙女ゲームが好きなんですが,男性声優さんが出演するイベントに足を運んでいたら,その魅力に惹かれてしまい「自分もなりたい」という気持ちが芽生えました。
4Gamer:
ご自身が実際にその立場になられてみていかがですか。
小宮さん:
感慨深いです。
いざ養成所に入ってみたら,ステージに上がれる人はほんの一握りなんだと分かって「簡単な世界じゃないんだ」って痛感しました。正直,1〜2年前の自分には想像できなかったかもしれません。
俺はみんなとちょっと違っているかもしれません。小さい頃から声を出して何かを読み上げるのが得意だったもので,将来は人前で話す仕事に就こうと漠然と考えていました。声優になりたい気持ちはあったけど,大学での就活でそのまま普通の企業に就職したら,働きながら学校に通っていつか声優になれたらいいなって考えていたんです。
4Gamer:
働きながら声優を目指そうと考えていたと。
遠藤さん:
でも企業の説明会に参加してみると,働いている方たちが会社にすべての情熱を捧げているのを感じたんです。そのときに,なりたいものを片手間で叶えようとしてちゃダメだって気がついたんですよね。そこで就活はピタッとやめて,養成所に通って声優になろうと決めました。「俺の就活は声優になることだ!」というつもりで目指しました。
小宮さん:
かっこいいな! もうこれ記事の見出しにしてもらおうよ「俺の就活は声優だ」って。
観世さん:
話のハードルが上がった……(笑)。
長谷さん:
もちろんいい話なんだよね?
観世さん:
やめろー(笑)。
本当にありきたりなんですけど,昔から演技をするのが好きだったからです。小学校の学芸会でも役を演じるのが楽しくて,自分とは違う人間になれる瞬間が大好きでした。だから自分が企業に就職している姿より,演技をしている姿のほうが鮮明に想像できたんです。ちなみに中学,高校と演劇部に入っていました。あ,でも,中学1年生のときは,血迷って理科部に入ってたなぁ。
一同:
理科部!?
長谷さん:
俺,木工部だった。
一同:
木工部!?
長谷さん:
木をひたすらヤスリで削って「ツルツルだー!」って言ってた。って,俺の話はいいか(笑)。
観世さん:
ははは(笑)。
声優を目指すきっかけになったのは,ゲームで感動したからだったりします。めったに泣かないほうなんですが,とあるゲームのワンシーンですごく泣かされて……演技ってやっぱりすごいなって思ったんです。自分も誰かに感動を与えたいと,声優になることを決心しました。
今ハマっているものを教えてください!
4Gamer:
キャストのみなさんの間で流行っていることや,最近熱中していることはありますか。
住谷さん:
やっぱりゲームですかね。僕の家に集まって「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「マリオカート」を遊ぶことが多いかな?
長谷さん:
でも全員一度に集まれることはなかなかないよね。
小宮さん:
人数が多いからね〜。
住谷さん:
さすがに全員が一度に来たことはないね(笑)。じゃあみんなが好きなゲームはどうだろう? みんなそれぞれ好きなタイトルがあるよね。
観世さん:
俺は「ゼルダの伝説」が好きだなあ。
遠藤さん:
「ストリートファイター」だね。
住谷さん:
僕,ボッコボコにされました(笑)。
観世さん:
俺も(笑)。
小宮さん:
FPSかなあ……あと,PCのオンラインゲームもけっこうやるかも。
長谷さん:
某音ゲーくらいしかやってないなぁ。
小宮さん:
そういえば,すごいガチャ回してなかった?
住谷さん:
今日も控室での第一声が「ガチャ出ねえー!」だったね(笑)。
観世さん:
何か聞き覚えのある音がするなと思ったら,いつも遊んでるよね。
長谷さん:
周りに「うるさい!」とか言ったりしてね。でも俺が一番うるさいっていう(笑)。
4Gamer:
住谷さんの家でゲームを遊ぶこともあるとのことですが,ユニットメンバー同士で集まることが多いんですか?
住谷さん:
ユニットもそうですけど,ほかのユニットと集まることもあります。僕の場合は,「Readyyy!」プロジェクトのキャスト18人それぞれとご飯を食べに行く目標があるんです。残すところあと数人なんですよ。
小宮さん:
摩天ロケットの4人と遊ぶことが多いですね。
住谷さん:
たしかに。摩天ロケットはいろいろなところに出かけてるから,それについていくことはあるかも。
長谷さん:
俺はメンバー内が多いかなあ。でも,たまに一晟(Just 4 U 柳川 彗役・古田一晟さん)が誘ってくれるかも。
住谷さん:
この間一緒に服を買いに行ってたね。
SP!CAのメンバーにリレー質問!
4Gamer:
ではここで,SP!CAのみなさんに「リレー質問」をお願いしたいと思います。住谷さんから順番に,「この機会にメンバーに聞いてみたいこと」を質問してみてください。
■住谷さん→長谷さんへの質問
住谷さん:
僕,筋肉をつけたいんです。男らしくなりたくて筋トレをしてるんですけど,昔バッキバキの筋肉がついていた長谷くんに,その頃どんなトレーニングをしていたかを聞きたい! 胸板がほしいんだよね……。
長谷さん:
胸を鍛えるとどうしても腕に負担がかかる。かといってそのまま腕を鍛えるのはあまりよくないから,1日目は胸と肩のトレーニングをして,2日目は背中と腕を。それで,プロテインはワンスクープが……。
観世さん:
ワンスクープ! ひとすくいとか,スプーン1杯って言い方じゃないの!?
〜ここからしばらく筋肉談義〜
住谷さん:
まだ聞きたいけど長くなるから,じゃあ今度ジムに行こう!
長谷さん:
うん,行こう(笑)。
■長谷さん→小宮さんへの質問
長谷さん:
質問は何がいいかなー。
遠藤さん:
はやとに聞くなら映画関係の話題がいいんじゃない? 詳しいと思うよ。
小宮さん:
月に3,4回くらいは映画館に行きますね。会員カードを持っていて,何回か行ったら1回は無料になるお得なやつです(笑)。
長谷さん:
じゃあ,これは観ておいたほうがいいっていう映画ある?
小宮さん:
それはもう「ゲット・アウト」だね。物語の詳しい内容はあえて伏せますけど,これはぜひ観てほしいです。
4Gamer:
最近はどんな映画を見られたんですか。
小宮さん:
最近だと「タイタニック」を映画館で観られる機会があったので行ってきました。ちょうど「レディチャン」(『Readyyy!』ゴー☆ルドチャンネル)の前に観にいったんですけど,そのときは感動のあまりシュンとしたまま現場に入った記憶があります。
長谷さん:
映画に影響されてる。
小宮さん:
もちろん映画館に行くだけではなくて,レンタルして家で観ることも多いです。昨日は「ワンダー 君が見た太陽」っていう映画で……。
長谷さん:
ありがとう,じゃあ気が向いたら観るわ(笑)。
■小宮さん→遠藤さんへの質問
小宮さん:
髪を赤くしていたきっかけを知りたいかな。
あつしは以前,髪が赤かったんですよ。想之介(摩天ロケット 真田淳之介役・服部想之介さん)は別として,普通は髪の毛を赤にしようとは思わないじゃないですか。
遠藤さん:
あれは……後輩が美容師になって「カラーモデルやりませんか?」って言われたからなんだよね(笑)。ブリーチまではしたくないけど,ちょうどそのとき着ていたバーガンディ色のセーターぐらいの色だったらってノリで。
小宮さん:
格ゲーでいたよね,赤い髪の……。
4Gamer:
「THE KING OF FIGHTERS」の八神庵ですかね?
小宮さん:
それそれ! 庵になりたかったってことにしとこうよ(笑)。
観世さん:
情報操作されてる……!
■遠藤さん→観世さんへの質問
遠藤さん:
観世が詳しそうなのってゲームかなあ……でも,レースゲームとか格ゲーだと,俺のほうが強いんだよなぁ。
あっちゃんは,やり込み具合がすごいからね。
遠藤さん:
じゃあ,スイーツのおすすめの店は?
観世さん:
この前行ったパンケーキのお店がおすすめかも。
遠藤さん:
おけ。
住谷さん:
反応が薄く見えますけど,これけっこう感動してると思いますよ。
長谷さん:
一緒に食べに行けばいいのに(笑)。
観世さん:
たしかに,キャラのつながり的にはピッタリだね。
遠藤さん:
じゃあ甘いもの食べに行く? でも男2人でってやばくない?
住谷さん:
この2人が並んでる画が見たい……!
長谷さん:
じゃあ俺たち3人はドローン飛ばして見てよっか!
4Gamer:
(ドローン……)
■観世さん→住谷さんへの質問
観世さん:
てつえいって怒ったことある……? 今までで一番怒ったことって何?
長谷さん:
そういえばめちゃくちゃなこと言われても,明るく「あはは!」って笑ってるよね(笑)。
小宮さん:
愚痴も言わないし,疲れたとも言わないし。
住谷さん:
うーん,あんまり疲れないんだよね。
観世さん:
無敵じゃん!
怒ったこと何かあるかなあ……。怒ったというか「ええー?」って思ったエピソードとしては,僕の母はすごく厳しい人で,PCもゲームも家では禁止でした。だから高校生のときに,バイトして自分のお金でPCを買ったんです。それで動画を見ていたんですけど,ご飯に呼ばれたときに「ちょっと待って,あとで」って答えていたら,母が怒ってPCを捨ててしまって。
長谷さん:
ええっ!?
住谷さん:
そのときはさすがに「なんで!」って思ったんですけど,よく考えたら自分も悪かったんですよね。母はよく「何か問題が起きたら,まずそれを解決する方法を考えなさい」と言っていて,そのときだって「どうやったら母と衝突せずに家でもパソコンを使えるようになるか」をちゃんと考えるべきだったなと。家を飛び出したあとは,「どのくらいバイトしたらまたパソコンが買えるか」をずっと公園で考えてたんですけどね(笑)。
一同:
なんか,すごいな……!
観世さん:
じゃあ怒ったことはないってことかな。
住谷さん:
怒ったっていうよりも,ひとつ大人になったっていうエピソードかな(笑)!
SP!CAの売りは,爽やかさと……?
4Gamer:
お次は,SP!CAのユニットとしてのアピールポイントを教えてください。
住谷さん:
じゃあここはブレインが言っちゃってくださいよ!
長谷さん:
任せてくれ! まあ,やっぱりSP!CAですから。まず,「Readyyy!」プロジェクトが始まってですね……(下を向いて肩を震わせる小宮さん,遠藤さん,観世さん)。
住谷さん:
って,みんな笑ってるじゃん!(笑)
小宮さん・遠藤さん・観世さん:
いやいや!
長谷さん:
もうやだー(笑)。
4Gamer:
続けてください!
長谷さん:
やはり,SP!CAは爽やかさではどのユニットにも負けていないし,親しみやすさがあると思います。あとは……何を言ったらいいんだろうね?
住谷さん:
王道,じゃない?
観世さん:
そうそう,たくさんあるユニットの中でも入り口というか,このゲームの「顔」なんじゃないかな。
小宮さん:
うん,そうなりたいよね。
長谷さん:
あと,人数の多さも強みじゃない?
小宮さん:
ほかのユニットはそれぞれ分かりやすいテーマで尖ってるけど,俺たちはそれに負けないよう,親しみやすさを武器にみんなから愛される王道ユニットになれるようがんばっているので,そこを見てほしいですね。
長谷さん:
そうそう,そういうことだよ!
小宮さん:
ほかのユニットが尖れるのも,王道の僕らがいるからだしね。
(うなずく長谷さん)
住谷さん:
SP!CAのメンバーの強みは……何も考えていないところかも(笑)。
(一同:笑)
遠藤さん:
ほかのユニットは,きっと元気とかメンバーの仲が良いとか言うと思うんですけど,俺たちが一番お馬鹿で,ガキで,底抜けに明るくて楽しいって感じてます。
住谷さん:
そうかも。どのユニットもみんなちゃんと考えてて,しっかりしてるんですよ。でもここにいるメンバーは,ほんとうに子供が集まってはしゃいでる感じがある(笑)。
長谷さん:
どういうことだそれは(笑)。でもSP!CAはなんだろうね,言葉にできない何かでつながっている感じがあります。
住谷さん:
ありきたりな言葉で言うと,仲間とか家族かな。
長谷さん:
それじゃ足りないな! うーん,これは5年後くらいに分かることかもしれない。
住谷さん:
じゃあ「絆」ってことにしておきます(笑)。強みはメンバー同士の絆!
4Gamer:
また数年後,ぜひインタビューでお聞きしたいですね。
MVのココを見て! ユニットソング秘話
4Gamer:
SP!CAのユニットソングについてのエピソードを教えてください。
観世さん:
これは苦労したことが多くない? 最初の振り付けとか。あっちゃんはダンス経験者だけど,メンバーには未経験者も多くて合宿で必死になって覚えたよね。あと,俺とはやとは「音程事件」があったなーって。
小宮さん:
あったね……必ずハモリを外しちゃうし,違うところでハモっちゃうしで。最初の曲(「Special Nu World」)はいろいろ苦労しました。
住谷さん:
そういう苦労もあって「Special Nu World」は思い入れがあるよね。だから,僕らの一番好きな曲は「Special Nu World」だってずっと言っているんですよ。
(うなずくメンバー)
4Gamer:
楽曲のカラオケ配信も始まりましたが,もう行かれましたか。
住谷さん:
はい,同じ曲を連続で歌いました(笑)。
長谷さん:
俺はまず「ピリ ピリ ピリ ピリ アーイ♪」(RayGlanZの「GO NOW!」)で喉を温めて,声帯が開いたら「Special Nu World」。で,締めの曲も「Special Nu World」。
小宮さん:
MVの話をしてもいいですか?
4Gamer:
ぜひぜひ。
小宮さん:
イベントでSP!CAのMVが流れたとき,僕たちも初めてあの場で観たんですよ。MVはライブで踊る振り付けと違うところもあるので,新鮮でした。
(うなずくメンバー)
小宮さん:
例えば,比呂と光希が歌いながら顔を見合わせている後ろで,梓とタクミがハイタッチしてるシーンとか。すごく細かいところだけど,あれは観てほしい。
観世さん:
ハイタッチやろうか。
遠藤さん:
(親指をグッと上げる)
長谷さん:
あとは,ライブパートではハンドマイクを持って歌ってるけど,いつかMVみたいにヘッドセットマイクでやってみたいよね。
ユニットインタビュー連続企画
もしもメンバーでシェアハウスで生活したら?
4Gamer:
では,最後の質問です。「Readyyy!」プロジェクトのゲームの中では,キャラクターたちがシェアハウスで共に生活をしていますが,もしSP!CAのキャストのみなさんが一緒に住んだら,どのような家族構成/役割になると思いますか?
住谷さん:
最初の頃のイメージだと,僕がママで,はせっちがパパで,はやとが犬,みたいな感じだったけど……。
長谷さん:
最初と今では印象変わったよね。
小宮さん:
あつしはパパっぽい。
住谷さん:
分かる。
遠藤さん:
えっ,ほんと!?
長谷さん:
寡黙なパパって感じ。
小宮さん:
でも,やっぱりはせっちがパパで,あつしが長男かも。パパがなにか言ったら,長男が「ハイハイ」って聞くみたいな(笑)。てつえいはママでしょ。
観世さん:
ママだね(笑)。
住谷さん:
まじで?
長谷さん:
慈愛に満ちてる。
住谷さん:
のりかんは何だろう?
遠藤さん:
普通に息子にしちゃうとつまらないよね。
小宮さん:
シンプルにいったら次男だけどねえ。
住谷さん:
動物だと何が好き?
動物!? ハリネズミかなあ……。
遠藤さん:
シェアハウスにあるものってなんだろ?
観世さん:
えっ,モノになるの!?
住谷さん:
みんなにこうやってイジられる感じの……あ,じゃあクッションにしよう!
遠藤さん:
みんなに愛されてるクッション(笑)。
観世さん:
もうクッションでいいよ(笑)。
遠藤さん:
インタビューの内容に厳しいはせっちとしては,このオチはどう?
長谷さん:
これはこれでいいんじゃない(笑)?
4Gamer:
良かったです。本日はありがとうございました!
「Readyyy!」プロジェクト 公式サイト
(C)SEGA