プレイレポート
普通に余裕なドルフロ攻略! 第2回「第四戦役クリアを夢みる新米指揮官は今宵もレベル上げの鬼と化す」
本企画では,担当編集から“確定で手に入るキャラクター+☆2キャラクターのみ”という縛りを課せられた筆者が,ドルフロを普通にプレイし,6-6まで余裕でクリアしていく様子をお届けする。
普通に余裕なドルフロ攻略! 第1回「担当編集に縛られて着任した新米指揮官が第二戦役クリアを目指す」
“普通に余裕なドルフロ攻略”と題して,スマホゲーム「ドールズフロントライン」をサクッと攻略していく,連載企画がスタートしました。第1回は「担当編集に縛られて着任した新米指揮官が第二戦役クリアを目指す」です。果たして,そんなにうまくいくもんでしょうか。
第1回では楽勝ムードで第一戦役を,死闘の末に第二戦役を制圧した。そうしてどうにかこうにか迎えることができた今回の第2回「第四戦役クリアを夢みる新米指揮官は今宵もレベル上げの鬼と化す」では,激戦が予想される第三戦役から第四戦役までをクリアする使命(またの名をノルマ)を果たしていく。
幾度となくレベル上げに挑む指揮官(自分)に,努力を重ねて強くなる少年マンガの主人公の姿が重なった筆者は,ついにその手に“必殺技”を宿す――。
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第三戦役「仲間の数だけ強くなれる,俺がいる」
第二戦役の攻略を終えると,当たり前だが第三戦役が待ち受けていた。いきなり“3-1”に挑むのもいいのだが,読者諸兄らは覚えているだろうか? 前回の第二戦役のクリア時に,筆者がかけがえのない戦友を得ていたことを。
そう,物語の主役“AR小隊”のリーダー「M4A1」その人(形)である。
誰が参考にするのか疑問しかないこの縛りの中で,初めて仲間になった☆4の戦術人形。絶対,強いに決まっている。もう,☆4という響きだけで強い。思わず小躍りしちゃう(リアルで)。このM4を育成せずして,これからの戦いに安寧は訪れない。激戦の中で開花してしまった指揮官としての才能が,そうささやいている。
さあ,そうと決まれば,さっそく第一戦役と第二戦役に戻ってレベル上げだ! 先が見えていようとも後退を選び,新人教育に情熱を燃やせる筆者は,グリフィンの中での出世も約束されてしかるべき指揮官の鑑と言えるだろう。
M4を加えて新生した第一部隊。SMGは3体も必要ない気がするものの,MP40には序盤からお世話になっていることもあって愛着が湧いてしまい,なんとなく外しづらい。なのでひとまず,このメンバーで“3-1”に挑戦していこう。
スナック感覚の小手調べであったが,M4が強いこと強いこと。鬼神の如き銃撃で,鉄血の人形たちを塵に返していく。これが☆4のいる世界か。サクッと攻略できてしまったので,そのまま“3-2”へ。ここもLV40の大台に乗った☆2 AR「ガリル」たちベテラン組,そしてM4がそのパフォーマンスを如何なく発揮し,苦労することなくクリアできた。
そのとき,いつもなら調子づいているところだが,やっぱり調子に乗って進んでいた“3-3”にて,筆者は激戦地に見え隠れしていた,ある異変に気づいた。
“3-3”はマップの都合上,ひとつの部隊だけでクリアできないようになっていた。第二戦役のころから薄々その必要性を感じつつも,できるかぎりコンパクトな手間でクリアするためにと目を背けてきたのだが,そろそろ育成するタイミングがやってきてしまったようだ。先陣を切り開いていく第一部隊を援護する,2つめのチーム「第二部隊」を。
とはいえ,決心したのは駒を進めたあとのことだったので,今回は友軍の支援を頼りに勝利した。これから先は友軍頼りでどうにかしたら怒られそうなので,これを一生に一度の友軍としておこう。ただ,戦闘力はこちらが優勢だったものの,敵に味方司令部を包囲される寸前でもあった。どうあれ,第二部隊を編成しなければ地球の未来は危ない。
SOP IIが加わったこともあり,この機会に「第二部隊新設構想」に踏み切った。でも,主力メンバーは第一部隊に出払っているし,部隊に配置できるのは控えの☆2くらいだし,う〜ん,どうしたものか……。
あっ! そうだっ!
念のため説明すると,上の画像は第一部隊ではない。新設した第二部隊の編制画面だ。サソリこと「スコーピオン」と,ステンこと「ステンMK-II」は,メインの編制拡大のために用意していた報酬のサブ個体をそれぞれ流用した形である。涙ぐましい工夫であるが,大抵の人はこういう事態に出会っている気もするのでヨシだろう。
当然だが,運用・育成する人形を増やすというのはデメリットもある。編制拡大のための「代用コア」の必要量が尋常ではなかったのだ。
なるほど。この縛りでは無縁だと思っていたのだが,みんなが口を揃えて言う「コアがない!」とは,こういうことだったのか……。
そして,なんとかコアを捻出できないものかと考えていた筆者の脳裏に稲妻が走る。もしかして,今こそ「人形製造」を活用するときでは! 初めての製造は資源オール130。いわゆる“HGレシピ”にした。これを回して,☆3以上の人形を回収分解して,コアを集めるわけだ。ついでにまだ見ぬ人形の可愛い姿も拝めたら,一石二鳥である。
かわいいがいっぱい。なんか楽しくなってきたので,せっかくだからほかのレシピも試してみよう!
そしてお迎えした,☆5 SMG「Gr G36c」。ねえ……第一部隊に入れていい? ねえ? ダメ? ねえ! ダメなの!? ねえってば!?
筆者には使い道のなかったはずの人形製造から活路を見い出して,リンゴが落ちる様子から万有引力を発見したニュートン並みのコペルニクス的転回に至ったものの,まるで世界に「そんな力はない。いいね?」と言われている気分だ。
あっ……。いろいろなレシピで意気揚々と製造していた矢先のことだった。資源,それも作戦の必需品である「配給」が底をついているのに気づいた。思えば,何連続で製造していたんだっけ。全然覚えていない。先ほどまで冴えわたっていたはずの頭脳は,冷えた金柑のようになっていた。
ちなみに代用コアはそこそこ集まったので,当初の目的は果たせたと言える。しかし,攻略を再開できるほどの資源まで回復させるのに,丸1日の時間を要した。人形製造には,魔物が潜んでいる。
資源の目途がついたので攻略を再開する。結果的に,第二部隊はゴリッゴリにレベル上げと編制拡大を済ませられたので,とくに杞憂もなく“3-4”にチャレンジしてみた。
そういえば,M4のおかげで第三戦役は攻略が順調だったため「敵作戦能力」(以下,戦力)は意識していなかったが,なんとなしに戦力を見てみたところ,なんと前のステージ“3-3”から戦力が300も上昇しているようだった。それ以前の上がり幅に関しても,苦戦を強いられた第二戦役以上のライブ感だ。
“3-4”で3500となると,2ステージ先の最終面“3-6”では4000を超えるかもしれない。鉄血の奴らもまた,戦いの中で成長していたということか……。つまり,つねに強えヤツらと戦えるってことだろ? オラ,ワクワクしてきたぞ。
敵が強くなっていようとも,十分に鍛えた我が部隊の勢いは衰えず,力で“3-4”をねじ伏せていく。苦戦を演出するためにレベルはもう少し抑えてもよかったのかも。だって,この調子なら第六戦役もペロリっしょ,ペロリ。
予想の上をいく敵戦力4000超えの“3-5”もまた,M4とSOP IIの規格外のスペックの前では,レベル上げ用の鉄血小屋みたいなものだった。その完勝っぷりと言ったら,鉄血の人形たちがまるで生まれたての小鹿のようにプルプルと震えて見えるほどであった。
比喩のように書いているが,実は“3-5”は本当にレベリングに適している。2部隊同時展開による機動力を活かすと,このステージは1ターンで攻略できるのだ。速攻で敵司令部を制圧し,すぐにリロード(周回)する。あれ,もしかして,初めて役立つ攻略情報を書いちゃったかもしれない! 進捗が同じくらいの人はぜひとも活用してみて!
もはや餌場と化した第三戦役であったが,ラストに待ち受けるは“3-6”。敵戦力は4200。強者然とした姿から危険が匂い立つ,鉄血のボス「ハンター」が守る要衝だ。作戦開始前,第一部隊にM4とSOP IIを編成し,持てるかぎりの火力を集中しておく。
さあ,互いに交わし合おうじゃないか。運がいい奴に永遠をもたらす銃弾を。
味方司令部の防衛は第二部隊に任せて,第一部隊で敵密集地への突撃を仕掛けることにした。急造した第二部隊はどうにも心もとなかったが,やはりというか筆者の相棒であるガリルは強かった。「ざまあみそらしど〜」の勝ちどきとともに,迫りくる軍勢を次々と返り討ちにしてくれる。
戦況に安堵した第一部隊はすかさず,ハンターがいる敵司令部までの最適ルートを進軍する。途上の敵はいずれも戦力2000にも満たない,木っ端しかいない。当然,苦戦することなく敵司令部へ到着できた。よう。待たせたな,ハンターさんよ。お待ちかねのダンスタイムだ。踊ろうぜ――?
あっ,ちょっとたんまたんま。Tだって,T!
強かった。ハンターは思っていたよりもちょっとだけ強かった。戦闘開始後,かなり早いペースで周囲の護衛を一掃できたため,ハンターに火力を集中することはできていた。しかし,さすがは第三戦役のラスボスと言うべきか,耐久力が優れすぎている。おまけに高火力だから,逆に,徐々に,第一部隊のほうが押されていく。
やがて,趨勢は決した。前衛のSMG 3人娘が耐えきれず,陣形維持の限界を迎えた。守るべきものを守れなくなった人形たちに「死んでも守れ」と言えるほど,俺の心は人形じみてはいない。やむなく,撤退命令を送る。ハンターも決して無傷ではなかった。あと一押し,ほんの一押しさえあれば天秤は傾いていた。だが,もはや,ここまでか――。
「ウチを使ってくれや,指揮官」。
敗北を噛み締めようとした,その刹那。ガリルと目が合った。判断は一瞬のことだった。拠点防衛に徹していたはずの第二部隊はその身を翻し,第一部隊がこじ開けた突破口に向かって颯爽と駆け抜ける。それはまるで,戦場を切り裂く,鋭い陣風のようで。
ハンター,君は一流の戦士だった。でも,君は二流の指揮官だった。ウチの人形たちは,2回撃つ。
「ざまあみそらしど〜」。
ファンファーレにも聞こえる耳馴染みの台詞を,ガリルと一緒になって思わず口ずさむ。これが筆者の勝利の雄たけびだ。手強かったハンターには敬意を表して,今後はこの戦法を“空蝉(うつせみ)”と名づけよう。
第四戦役「4手必要だって? 俺なら1歩だよ」
強力な必殺技“空蝉”を習得したところで,第四戦役もけちょんけちょんにしていこう。まずは例のごとく,新たに仲間になったAR-15のレベル上げからだ! 先に待つ未知に背中を見せつけて,もはやホームグラウンドとなりつつある“3-5”に戻った。
ちなみに担当編集から「AR小隊が強いから,それ使っとけばルールに抵触しないし,どうにかなるよ」と言われていたとおり,筆者は最後までAR小隊にすがることになると,このときには予感していた。実際,みんなもそうするべきだろう。
先ほど発見した“3-5”を活用して,鍛錬を重ねていく。レベリングの効率もグッと上がり,逆に楽しむ余裕すら出てきた。第四戦役の最初の関門“4-1”は戦力4400で,手強い鉄血ボスも登場しないようだった。AR-15を最前線で戦えるくらいまで持っていけば,楽に攻略できることだろう。
AR小隊,恐ろしい子。M4,SOP II,AR-15のおかげで“4-1”があっという間にクリアできただけでなく,続く“4-2”と“4-3”もサラッと蹂躙できてしまった。
しかし,これまでの経験上,次の“4-4”あたりから苦戦することになるはずだ。ボク,知ってるんだ。どのみち“4-6”で苦汁を飲まされるんでしょ?
“4-4”の敵戦力は5200。数値を見たときは尻込みしたが,開戦したところ……あれ? 2つの部隊を活用するだけで,1ターンで敵司令部までたどり着けてしまった。防衛網の穴を突いてしまい,またもや楽々クリア。
うっかりしてたよ。気をつけないと発現してしまうんだ。指揮官としての慧眼が,ね。
お次は4の次の数字が5だから“4-5”だ。それにしても,第四戦役はこれまで味わってきた苦労や苦悩が嘘のような,プリンを銀のスプーンで割るかのような容易さでクリアできてしまっている。そのうえハイペース。
正直さ,拍子抜けだよ,鉄血さん。
だからさぁ,鉄血さんはさぁ,司令部の場所をさぁ,見直したら? ここも1ターンで踏破できてしまうじゃないか!
もう分かった。これで分かった。ハイ終了。今回の鉄血の見せ場はもうナシでーす。残りもあっさりクリアして,鉄血のボス「イントゥルーダー」とやらも倒しちゃいましょう。
近所のほか弁に行くくらいの気持ちでたどり着けてしまった“4-6”であったが,そこにはなんと戦力6000という,一見さんお断りと言わんばかりの数値が表示されていた。
「もしかして,これまでの戦い方は通用しない……?」。いきなり弱気にさせられるジャブをくらってしまったが,とりあえず戦略を練るためにも1度挑んでみよう。かの兵法書「孫子」にも「敵を知れば勝てる」みたいなことが書いてあったはずだ。
なるほどなるほど……これは,無理ですね!
マップに配置された大量の敵軍に対して,こちらの戦力がまったく足りていない。幸い,イントゥルーダーまではザコ3連戦の一直線でたどり着けるのだが,これがまた笑ってしまうほど強く,今の第一部隊では太刀打ちできないのを痛感した。人形強化とスキル訓練が足りていない気がした。そのうえで最適解を導き出した。
帰ろう。“3-5”へ。もっと強い,自分たちになるために。
そしてリアルで翌日。これでもかというほど(レベリングして)強くなった部隊を引き連れ,決戦の地に舞い戻った。第一部隊と第二部隊はともに平均LV60となり,戦力も6000を超えていた。さらに筆者はレベル上げの最中,“ある秘策”を思いついた。
もしかしてだが,このゲーム。イントゥルーダーとは戦わずとも,その周囲のマスを制圧すれば,次のターンに敵司令部を包囲占領でクリアできちゃうのでは?(※詳しい説明はしてませんが,マップ上のマスの占領状況は,オセロとか五目並べみたいにクルッとひっくり返ります)
今回の作戦だが,敵司令部に直接乗り込みはしない。
その周辺までジリジリと迫り,敵司令部の兵站を担う計2か所の補給地点(という脳内設定)を同時に占領することで,イントゥルーダーがお腹ペコペコで動けないところで勝利宣言を叩きつけるのだ。
いくら部隊が強くなったとは言え,ささやかにも積み重なっていく凶弾は,彼女たちの柔らかな身体を着実に蝕んでいく。1人,また1人と大破していくが,ここで退くことはできない。どうにか敵飛行場を占拠し,万全とは言えない補給で苦難をしのぐ。それからも戦いが続き,1か所,また1か所と,着実に包囲網を縮めていく。
連戦に次ぐ連戦で,最後は満身創痍に陥った。でも,誰も倒されることなく目的地までたどり着いた。
イントゥルーダーはまごうことなき強者だった。強者というものは,脆弱な手下がいくら蹴散らされても意に介さないし,自らの手で制裁を加えることもしないのだから。
ありがとう,イントゥルーダー。いつまでもそんな君でいてくれて。君は本当に強かったよ。美しく凶暴で,見た目がエッチで,強かった。だから,こうしてチェックメイトされてしまうんだ。
機転を利かせた搦め手での攻略法には,「孫子」の著者のこうめい? も草葉の陰でニッコリしていることだろう(編注:著者は呉の孫武と言われている)。本当に長い,短く,苦しい戦いだった。
無駄な苦労アピールをしすぎると担当編集にどやされるのだが,構うもんか。筆者にとってドルフロは遊びじゃないんだ。締め切りという名の冷徹な銃口が,いつも俺を狙っているのだから――。
からくも勝利をもぎ取った筆者は,休む間もなく連載ラストの第3回に向けて,第六戦役の攻略準備をはじめていく。間もなく2018年も終わってしまうので,師走師走の意気込みでどうにかしたいのだが,“6-6”までに立ち塞がる険しい道のりには,まだ見ぬ数々の強敵たちが息を潜めているようで――。
この連載に待ち受ける,衝撃の結末とは? 友情,努力,勝利は筆者に微笑むのか? 次回「普通に余裕なドルフロ攻略。第3回。副題は未定」。来週も絶対読んでくれよな!
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