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VRアクティビティ「World of Tanks VR」が,日本で正式サービスを開始。VRカフェバーVREX全店舗にて,白熱のVR戦車戦が繰り広げられる!
今回サービスされるWoT VRは,「World of Tanks」(以下,WoT)の世界観とゲームシステムをVR向けにチューニングを施して新規に開発されたロケーションベースのタイトルで,VREX渋谷宮益坂店,VREX新宿店,VREX広島八丁堀店にてプレイ可能となる。サービス期間は2019年7月23日から同8月11日まで。プレイ価格は1プレイ1400円,2プレイ2450円となっている。
同期間は全店舗にてWoTコラボカフェも開催され,WoTの世界観をイメージしたメニューも提供されることも決定。ゲームプレイとコラボドリンク&フードをセットにしたパック(3150円)なども用意されている。
「World of Tanks VR」は対戦ゲームで,4人同時プレイが基本となるが,3人以下でも遊べる。ゲームモードは全員が敵同士となる「デスマッチ」と,チーム戦の「2on2」。ゲームは1ラウンド3分の3ラウンド制で,相手を撃破したときのスコアの合計(≠撃破数)で勝敗が決まる。マップは「城塞(Citadel)」「修道院(Monastery)」「ブリザード(Blizzard)」の3種類だ。
操作はHTC Viveのコントローラ向けにセッティングされていて,右トリガーが前進,左トリガーが後退,同時押しで超信地旋回を行える。面白いのはプレイヤーが向く方向と砲塔が連動していることで,頭や体の向きを変えた方向に主砲が向き,エイミングも兼ねている。また砲塔を固定した状態で別方向を確認したいときに押すボタンや,遠距離射撃を行うときのズーム用ボタンもある。
WoTや戦車に詳しくなくてもプレイできるよう,プレイヤーが搭乗できる車両は重戦車(IS-3),中戦車(T-44-100),軽戦車(LTTB)のみで,武装は主砲のみと簡易化されているのも特徴だ。
ゲームが開始されるとプレイヤーは戦車の操縦手としてガレージの中に登場。目の前のコンソールから自分が乗る戦車を選ぶと,簡単な操作のチュートリアルを経てラウンドがスタートする。
実際に操作をしてみると,頭や体の向きが砲塔とシンクロしているのが斬新で面白い。操作自体は単純だが,旋回は自分が向いた方向に行われるので,自在に動かすには若干慣れが必要かもしれない。
ゲームプレイ中は左手の手元に自分の周囲と敵戦車の位置を表すレーダーが表示されている。視認による索敵も必要だが,このレーダーによって敵の場所がある程度わかるようすることで,制限時間内に接敵しやすいようになっている。
一人称視点で全方位を見渡しながら行う戦車戦は,“戦車に乗っている”というよりは“戦車と一体化した”という感覚で,“リアルさ”からは少し離れているものの,VRの醍醐味を存分に味わえるはず。レーダーがあるとはいえ,どこから撃たれるかわからない緊張感はWoTのそれに近く,1ラウンド3分というルールに合わせ簡略化されたゲームシステムも,ロケーションベースのタイトルとして好印象だった。
ウォーゲーミングジャパンの川島康宏氏は今回のサービスにあたり「今皆様がプレイされているWoTとは,まったく違う体験を楽しんでいただけると思います。WoTをプレイされている方も,遊んだことがない方も,全てが楽しめるエンターテインメントになっていますので,ぜひ体験してみてください。VREXさんが提供されるフードは大変美味しいので,この夏休みにぜひ一度足を運んでいただき,VR体験と美味しいメニューを堪能してください」とコメント。ちなみに,今回登場しているのがソ連の戦車ばかりなのは「開発者の趣味」だそう。
またVREXを運営するフタバ図書の川島雄一郎氏は,「このWoT VRは,その場で仲間と一緒に体験できるのが醍醐味となっていますので,ぜひ友達を誘って遊びに来てください。1人で来られる方も,店頭で仲間を見つけていただければ嬉しいです」と述べる。店舗は貸し切りのサービスも行っているとのことので,WoTや戦車ファンのオフ会の会場として検討してみるのもいいかもしれない。
「VRカフェバーVREX」公式サイト
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World of Tanks VR
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