紹介記事
ルイージが主役のシリーズ第1作が帰ってきた。ニンテンドー3DS向けにリメイクされた「ルイージマンション」を紹介
2001年9月にニンテンドー ゲームキューブ用ソフトとして発売された同名タイトルのリメイクとなる本作は,ルイージが主人公のアクションアドベンチャーゲームだ。
本稿で,ゲームの魅力や3DS版の新要素を紹介していこう。
「ルイージマンション」公式サイト
不気味な屋敷で姿を消したマリオを救うため
“ちょっぴりおくびょう”なルイージの冒険が始まる
地図を頼りに向かったルイージだったが,たどり着いたのは深い森の中にある,なんとも不気味な屋敷だった。恐る恐る足を踏み入れると,先に着いているはずのマリオの姿はなく,代わりに現れたのはオバケ。そう,謎の通知で招かれてやってきた屋敷は,なんと“オバケ屋敷”だったのだ。
オバケに襲われているところをオヤ・マーと名乗る謎の博士に助けられたルイージは,行方不明になったマリオを見つけるため,博士の発明品「オバキューム」と「ゲームボーイ・ホラー」を持って,オバケ屋敷を探索することになる。
屋敷では,オバケだけではなく仕掛けもたくさん待ち受けており,部屋にいるオバケを退治したり,仕掛けられた謎を解いたりすることで,ほかの部屋の鍵が入手できる。この鍵を手に入れながら屋敷中のさまざまな部屋を回り,マリオを探し出そう。
3DS版は下画面にマップが表示できるようになり,現在地はもちろん気になる場所や鍵が掛かっている扉もすぐ確認できるので,迷ってしまったという時も安心だ。
オバキュームとゲームボーイ・ホラーを使って
オバケを退治し,屋敷の謎を解こう
屋敷の探索,そしてオバケと対峙した際に重要となるのが「オバキューム」と「ゲームボーイ・ホラー」だ。
オバキュームは,オバケ退治に欠かせない掃除機……の形をした博士の発明品だ。オバケはライトの光を当てると驚いて動きが止まる。そのときにオバキュームでオバケを吸い込みながら引っぱり,オバケの体力(?)が0になったら吸い込み完了だ。
オバケは大人しく吸われるわけではなく,もちろん抵抗してくる。引きずられて振りほどかれないよう,相手の動きを見ながら方向キーを操作しよう。この一連の動作がなかなか気持ちよく,必死で抵抗するオバケをやっと吸い込めたときは,なんとも言えない達成感がある。
その名前や形状で思わずニヤリとしてしまうゲームボーイ・ホラーも,探索を有利に進めるうえで欠かせない。通常はマップやつかまえたオバケ,持ち物などの確認に使用するのだが,気になる部屋や場所などで立ち上げてその画面越しに部屋を見渡すと,見えなかったものが見えたり,怪しい箇所を確認できるようになったりする。
屋敷の奥に進むごとに一つ一つの謎が難しくなり,そう簡単に吸い取れないような厄介なオバケも増えてくるが,オバキュームとゲームボーイ・ホラーを使いこなすことができれば恐いものなしだ。
2人プレイなら不気味な屋敷も恐くない?
全身緑の“グーイージ”と共に探索に挑もう
本作の新要素が,1Pはルイージ,2Pは全身緑色のグーイージを操作し,2人でオバケ退治に挑めるローカル通信での「協力プレイ」。3DS本体とソフトが2組あれば,すべてのモードで2人プレイが可能だ。不意を突かれて動けなくなった仲間を助けたり,ライトで照らす役とオバキュームで吸い取る役という役割分担でオバケと戦ったりと,助け合いながらオバケに立ち向かい,屋敷の謎を解いていこう。
また,ギャラリーで一度倒したオバケと再戦できる「ボスリトライ」も新たに追加。このボスリトライと「トレーニング」は,ソフトが1本あれば,ダウンロードプレイで2人でもプレイが可能だ。トレーニングで操作に慣れたら,2人でボスに挑戦してみよう。
今回,オリジナル版発売当時からかなり久しぶりにプレイしたが,オバケを吸い取るというアクションの楽しさや謎解き要素,ドキドキさせられるホラー演出がありながら任天堂のゲームらしいコミカルさもあるといった魅力が満載で,その面白さを再認識できた。
2013年には3DS向けに第2作「ルイージマンション2」が発売され,2019年内にはNintendo Switch向けに「ルイージマンション3」の発売が予定されている「ルイージマンション」シリーズ。未経験の人はもちろんオリジナル版をプレイしたという人も,この機会にあらためて同シリーズの魅力に触れてほしい。
「ルイージマンション」公式サイト
- 関連タイトル:
ルイージマンション
- 関連タイトル:
ルイージマンション3
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