マーケット・ガーデン作戦を描くミリタリーFPS，「Post Scriptum」の最新トレイラー公開

　Periscope Gamesは，最大50人対50人のプレイヤーが戦う一人称視点のミリタリーアクション，「Post Scriptum」のSteam公式ページをオープンし，プレイ動画を公開した。

「Post Scriptum」公式サイト

　「Post Scriptum」は，第二次世界大戦末期，連合軍がドイツ進撃に備えてオランダ国内の河川を制圧するために行った「マーケット・ガーデン作戦」を描く作品だ。
　イギリス空挺部隊，ポーランド軍，そしてイギリスの第30軍団が，ドイツ国防軍や武装親衛隊とアーネムを中心にした8km四方の広大なマップで激突するという本作。デベロッパは「Red Orchestra」シリーズや「ARMA」などに影響を受けたと述べており，武器や兵器の性能，挙動だけでなく，歩兵や兵站，防衛拠点の設置といった要素を備えた本格的なシミュレーションを目指している。


　公開された映像は，開発チームが2時間近く行ったテストプレイの最後に近い部分で，ロイ・アーカート少将率いる第1空挺部隊が守るルイムツィヒトという村に対してドイツ軍が攻撃を行い，10分間にわたって占領したことで勝った，といった場面が収められている。
　水を飲むことでスタミナが上昇するなどのゲーム的な要素もあるが，BGMや過剰な演出のない，非常にリアルな作品を目指していることが分かるはずだ。


　Steamの公式ページによれば，リリースの予定は2018年春だが，βテストの有無や販売形式などの詳細は不明。気になる人はウィッシュリストに登録して，続報を楽しみにしよう。