インタビュー
「アルゴナビス」GYROAXIAメンバー5人に緊急インタビュー! 9月12日のライブに向けた意気込みを語る
2020年9月12日,ブシロードがおくる「BanG Dream!(バンドリ!)」発のボーイズバンドプロジェクト「ARGONAVIS from BanG Dream!(アルゴナビス フロム バンドリ!)」に登場するバンド,GYROAXIA(ジャイロアクシア)が初のワンマンライブ配信を行う。今回4Gamerは,キャラクターを演じる声優が演奏を行う本ライブについて,メンバー5人に意気込みや練習風景などの話を聞く機会を得た。本稿では,緊張感と爆笑の絶妙なバランス(笑い多め?)を見せた,インタビューの模様をお届けしよう。
なお,本ライブの視聴チケットは,イマチケとStreaming+にて販売中だ。旭 那由多バースデーGOODS付き視聴チケットが2020年8月9日23:59まで,通常の視聴チケットとアフタートークチケットが9月15日21:00までの受付となっている。詳しくは下記のINFORMATIONを確認してほしい。
「ARGONAVIS from BanG Dream!」公式サイト
👑 Topics 👑
👑シリアスから笑いへの急展開!
ジャイロのスピードについてこられるか!?
👑キャラとして演じ,演奏する難しさとは?
個人練習の取り組み方を聞く
👑5人揃うと必ず面白いことが起こる!? バンド練習エピソード
👑ライブでは要チェック!
メンバーによる「楽曲のここを聴いてほしい」
👑旭 那由多へ,
メンバーから少し早めのバースデーメッセージ
👑合言葉は「ジャイロ! 音楽! ドーン!!」
シリアスから笑いへの急展開!
ジャイロのスピードについてこられるか!?
4Gamer:
本日はよろしくお願いします。まずは自己紹介を兼ねて,担当キャラクターの紹介と気に入っているポイントを教えてください。
旭 那由多役・小笠原 仁さん(以下,小笠原さん):
僕が彼を好きだなと思うところは,音楽に対してはすごく苛烈だし妥協もないし,結果としてメンバーに対して横暴な態度をとったりもするんですが,その実,ちゃんと1人1人の本質は見えているところですね。自分の哲学に基づいて,それを是とするか否とするかをちゃんと選び取って生きているところもすごく好きです。
里塚賢汰役・橋本真一さん(以下,橋本さん):
頭もいいし理性的で合理的な部分もあるので,そういうクールなところが前に出がちなんですけど,アニメやボイスドラマを見ていると,面倒見の良さも要所要所に見えるんですよね。弟の航海(Argonavisベースの的場航海)やArgonavisというバンドに対しても親切にしていて,そういうところも好きですね。
美園礼音役・真野拓実さん(以下,真野さん):
那由多とは衝突したりすることも多いんですが,それにも負けない根性というか,ギターへの情熱だけで立ち向かっていく真面目な少年だと思っています。僕が彼を気に入っているところは,普段はわりとクールな立ち振る舞いをしているんですけど,そういう心の奥底にある情熱に対しての日常のギャップですね。ギスギスしているバンドの中でも愛嬌があって,実は可愛がられているところが好きです。
曙 涼役・秋谷啓斗さん(以下,秋谷さん):
橋本さん:
なんか違う作品の紹介みたい(笑)。
秋谷さん:
(笑)。音楽的には那由多の求める音にも難なく達する天才で,努力はしているんでしょうけど,たぶんステップの踏み方が人とは全然違うんですよね。だから礼音くんが一生懸命練習しているのを「なんでできないんだろう?」って素直に思っちゃう。
僕が涼くんの好きなところは,ほわほわしているように見えて,意外とジャイロ全体を俯瞰しているところです。那由多がピリッとした空気を作っても,臆することなく自分の意見を言って雰囲気をゆるやかにする,緩和剤のような存在ですね。
界川深幸役・宮内告典さん(以下,宮内さん)
小笠原さん:
1人でしゃべるの苦手すぎか!(笑)
宮内さん:
気に入っているところは努力を惜しまないところと,いいやつなところと……(小笠原さん「もう一声!」)もう一声!? 礼音と涼との3人の絡みがすごく好きって言おうとしたけど,これもさっき言ったな。
真野さん:
(ぼそっと)頼れる先輩感……
宮内さん:
深幸くんは頼れる先輩感,そうだね!
4Gamer:
深幸はキャラクターとしては頼れる先輩だけど,もしや実際は……?
宮内さん:
僕ちょっと違うかもしれないです(笑)。コメントはこれで大丈夫ですか? お手数をおかけします!
小笠原さん:
年齢的に,俺らのなかで一番頼れる先輩であってほしいのに……(笑)。
キャラとして演じ,演奏する難しさとは?
個人練習の取り組み方を聞く
4Gamer:
来たる9月12日,ついにGYROAXIAのワンマンライブが決定しました。決まったときのお気持ちを小笠原さんからお聞かせいただけますか?
小笠原さん:
この作品に関わらせていただくと決まったときから,みんなそういう可能性を考えて活動していたと思います。だから「まさか」とは言わないですね,どちらかといえば「ついに来たな!」という気持ちが大きいです。僕らがバンド練習をはじめてからだいたい1年くらいになりますけど,情勢が情勢なので,まだお客さんの前で5人揃ってプレイしたのは去年の12月(Argonavis 2nd LIVEへのサプライズ出演)にやった2曲だけなんですよ。
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僕らもよく「俺たちってまだ1回しかライブしたことないよね!?」って話すんですけど,画面越しではあれど,やっと楽しみにしてくださっているファンのみなさんの前にまた立てるという喜びが強いですね。気を引き締めつつ,去年見せた僕らは序章だったと分かっていただけるようなパフォーマンスを,いまみんなで頑張って練り上げているところです。
4Gamer:
ありがとうございます。前回のインタビューでは,小笠原さんと真野さんに個人練習の様子を伺いましたが,ほかのみなさんはどのように取り組んでいましたか?
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橋本さん:
やっぱり4月のライブ(「ARGONAVIS 3rd LIVE CRLOSSING」)が延期になったとき,モチベーションが保ちづらくなりそうになった瞬間はありました。でも,制作やスタッフの方たちが「サウンドオンリーライブ」という形でどこもやっていないようなすごいクオリティのものを出してくれたり,トークやバラエティの配信をやらせてくださったり,新しい発表もどんどんしてくださったりしたおかげで,目標(ライブ)が一度遠ざかっても,モチベーションを保ち続けられたんです。だから本当にその気持ちには応えたいし,作品として上げてくれたハードルを超えていかないとっていう想いで個人練習に励んでいました。
秋谷さん:
僕は2nd LIVEで初めて人前で演奏したんですが,あらためて基礎の大切さを痛感しました。
橋本さん:
間違いない!
秋谷さん:
だからとにかく土台をしっかりさせないと……と思って,基礎練習をいつもの3倍にしたりしました。あとはキャラクターと対話をするというか,演奏するときに「涼くんだったらこのフレーズはこういうふうに弾くだろうな」とか「こういう顔をするだろうな」って細かく突き詰めていくような練習をよくやっています。
宮内さん:
僕は譜面を自分の手で書いて,1曲あたり300回とか500回とか,移動中にずっとループで聴いてますね。聴いて,覚えて,練習して体に馴染ませるっていうルーティンがあるんですけど,それをひたすらやってました。どの曲にしても,自分がどれだけやれば覚えられるっていうのが分かっているので。ただ,難しい曲はマジで覚えられないです! たまに「あれ?どこだったっけ!?」ってなります,(メンバーに向かって)みんながご存じのとおり(笑)。
小笠原さん:
僕,このコンテンツのお仕事でスタジオに行くと,たまに同じ建物内のスタジオで告典さんが自主練しているときがあるんですよ。あ,告典さんだと思って挨拶しようとそのスタジオに入っていくと,室内がめちゃくちゃ寒いんですよ,冷房で。めっちゃ寒い! なんで!? と思って見たら,(宮内さんは)ものすごく汗かいてるんです。
宮内さん:
ドラムはね……。設定温度を目いっぱい下げても,汗でびちゃびちゃになるんだよね。
秋谷さん:
僕と2人で練習したことがあったよね。そのときもめちゃくちゃ寒かった。上もタンクトップとかになってるのに。
4Gamer:
すごいですね……! キャラクターとしての演奏となると,衣装も決められているから余計に大変ですよね。
宮内さん:
2nd LIVEの革ジャンのときはめっちゃ大変でした。ライブ1回で1kg以上は(体重が)減ってると思います。
4Gamer:
キャラクターとしてのバンドは,ただ普通に演奏するのとは違う難しさがあると思うんですが,いま秋谷さんがおっしゃったように「キャラとしてどう見せようか」みたいな練習もされるんですか?
真野さん:
僕が担当する礼音くんはいままで音楽に長い間関わってきて,知識も経験も豊富だと思うので,ほかのバンドのギタリストさんの動きなどを動画で見たり,鏡で自分の動きを確認したりしていますね。そこに礼音としての本質,たとえばギターでいいものを見せようとか那由多には負けないとか,そういう想いが加わったらどういう動きになるんだろうっていうのを考えることもあります。
宮内さん:
(挙手して)すみません,忘れないうちに言っていいですか?
一同:
記憶容量がね!(笑)
宮内さん:
(笑)。深幸くんって,「格好いいか,格好悪いか」でものごとをジャッジしてるんですよ。僕は深幸くんに演技で寄せるというよりは,自分のなかの「格好いいこと」に向かっていって,深幸くんが目指す格好よさとクロスできるようにっていうのを考えてます。演技の経験がまだ浅いから,変に演じようとすると逆に格好悪くなっちゃうと思うんですよ。「格好いいことをやる!」って思ってそれに向かっていけば,深幸くんになれる。
小笠原さん:
嘘がないよね,そこには。
宮内さん:
嘘がないから,リアルにお客さんに届くんじゃないかなって思います。
橋本さん:
賢汰の場合は,格好いいことをするっていうよりは,何もしない立ち姿がいいみたいなキャラクターなんですよね。正確無比な演奏で,熟練感があって。でも自分は演奏歴でいうとまったく熟練してないから,そのギャップを埋めるために僕は「嘘をつかなきゃいけない」んですよね。熟練していないけど熟練しているようにお芝居で見せなければいけないので,そこは難しいなと思います。
小笠原さん:
でもそれはやりがいになるよね。言ってしまえば自分の本職でアピールするところだから。
橋本さん:
そういう意味では合ってるのかも。自分がふだん身体を使って芝居をしている役者だからこそ,与えられた課題なのかなって感じてます。
5人揃うと必ず面白いことが起こる!?
バンド練習エピソード
4Gamer:
ファンのみなさんも気になるところだと思うのですが,5人揃っての練習はどんな雰囲気なんでしょうか。エピソードなどもあればぜひ。
秋谷さん:
毎回なにか面白いことが起こるんですよ。
真野さん:
そうそう,誰かが急に弾けなくなる日とか。
宮内さん:
真野ちんの譜面がずっと見つからない日とかね。
小笠原さん:
真野ちんが譜面台に譜面を立ててさ,自分の腕の振りで譜面が飛んでいくとかね。
橋本さん:
あと,この前は僕が“無”になりました(笑)。
4Gamer:
何があったんですか!?
橋本さん:
いったんやらないってなった曲を,久しぶりに演奏することになったんですよ。僕,普段のお仕事の台本もそうなんですけど,新しいものを入れるときに古いものを消去するんです。頭のなかの引き出しに置いておかずに,容量を空けるためにゼロにしちゃうんですね。だからそのやらなくなった曲は,もう頭のなかから出してしまっていたので,いざ演奏するってなったときに“無”になったんです(笑)。
秋谷さん:
演奏するところなのに,1人だけ(拳を上げながら)「ヘイ! ヘイ!」ってただひたすら音楽にノッてましたもん。
小笠原さん:
しかも途中でギター下ろして踊ってたよね,1人で。むちゃくちゃ面白かったなあ……。
真野さん:
古いものを無にするってどうやるの?
橋本さん:
アンパンマンの顔方式なんですよ。新しいのが来たら,古いのと取り替えちゃう。
宮内さん:
俺,20年前にやった曲とかいまだに覚えてるよ。
小笠原さん:
だからトークできない……
宮内さん:
だから頭悪いんだよ,っておい!(笑)
小笠原さん:
俺,そこまで言ってないからね!?
橋本さん:
こうちゃんも捨てていかないと。
秋谷さん:
でも,演奏で間違えても責めあったりはしなくて,とくに(宮内さんのほうを向いて)この人が笑って,和やかな空気にしてくれる。かといってみんな妥協してるわけではないんですよね。
真野さん:
ずっと緊張してると疲れちゃうもんね。
小笠原さん:
たまに自由にやってみようみたいな時間もあるんですけど,みんなが集まるごとに新しい発見があります。とくにギターやベースの竿隊が音色(おんしょく)を変えたときは楽しくなるよね。もっと歪ませてみよう! とか,スタッフのみなさんも「この音はどう?」って提案をしてくださるので。僕と真野ちんは音楽に関して最低限の知識しかないところから始めているから,音の変化に関してこの2人はより感動も大きい気がする。
4Gamer:
ちなみにこのなかで,バンドとしてスタジオに入るのが初めてというのは……?
小笠原さん:
僕と真野ちんですね。
橋本さん:
僕は歌をやっていたので,その関係でスタジオに入ったりはしていました。
秋谷さん:
僕は前に音楽活動をやっていたので。
宮内さん:
僕もミュージシャンなんですよ! 目いっぱいやってます(笑)。
小笠原さん:
とはいえ真一もエレキ(ギター)はほぼ初めてだし,音色が変わったりするとテンション上がるよね。
秋谷さん:
この前,演奏してて「気持ちいい―!」って言ってたもんね。
橋本さん:
そう,音作りの部分は基本的にスタッフさんがしてくださるんですけど,音が変わるだけでこんなに違うんだ! って弾いててめっちゃテンション上がるんです。そうやって支えてくださっているのが本当にありがたいし,僕たち5人でGYROAXIAじゃなくて,周りを支えてくださるスタッフさんたちも全員でGYROAXIAだなって。(深くうなずく一同)
宮内さん:
久々に真ちゃんのエフェクターボード※見たら増えまくっててびっくりしたもん。
※エフェクターボード=楽器に音楽的な効果(エフェクト)をつけるエフェクターを組み合わせ,専用のケースに収めたもの。
小笠原さん:
パソコンの基盤みたいになってるよね。でも,ベースもだいぶ増えた?
秋谷さん:
増えたね。実は増えたり減ったり変わったりしてる。スタッフさんが改造してくれて,弾き比べをさせていただいたりもしてますね。僕が求める音もそうですし,求められてる音にみんなでどんどん近づけられているのがすごく楽しいし,本当に感謝してます。
小笠原さん:
いまのベースのバランスが過去イチ好きなんだよな,俺……。
真野さん:
すごいよね,めちゃくちゃ聴こえるようになったし。
小笠原さん:
あと裏話としては,「SCATTER」の練習を始めた当初,重いところと爽やかなところの差を元の音源よりも出そうとしたときに,やりすぎてイントロが重くなりすぎて「極悪!」みたいな音になって,みんなで笑ったことがあります。
真野さん:
サビとの整合性が取れなくなったりするもんね……。
4Gamer:
でも逆に聴いてみたくなりますね。
秋谷さん:
あとは,ホワイトボードにAメロBメロサビって書いて,みんなで話し合って「ここはこういう映像が浮かぶ」とか「ここはこうする」って,曲の全体像を共有するイメージをどんどん書いていく作業は毎回してますね。
宮内さん:
ここは絶対に合わせる! とかここで止める! とかね。
小笠原さん:
そういう音楽的なところはアッキー(秋谷さん)と告典さんに完全に丸投げして,僕はずっと「ここは川の土手を走っている感じなんですよね……」とか言ってます(笑)。
秋谷さん:
で,僕が「川の土手を走る」ってボードに書くっていう。
橋本さん:
そういうのが逆に分かりやすかったりもするけどね。
小笠原さん:
直感でイメージを共有できるメンツもいるから,バランスが取れるんだよね。
4Gamer:
本当に,音楽的なところとお芝居的な要素が上手く融合している感じがします。
ライブでは要チェック!
メンバーによる「楽曲のここを聴いてほしい」
4Gamer:
前回のインタビューでは小笠原さんと真野さんに「楽曲のおすすめポイント」をお聞きしたんですが,ぜひ今回も,ライブで演奏するしないに関わらず「ここを聴いてほしい!」という推しポイントがあればお聞きしたいです。
宮内さん:
僕は「SCATTER」のサビ前の(エアードラムしながら)ダン! ダン!です(笑)。あとこの曲は,ベースとドラムの2人のAメロが楽しい。
秋谷さん:
うんうん。Aメロではベースとドラムしか動いていないところがあったりするので,そこの動きも推しポイントです。それと僕は,「MANIFESTO」の2番にいく前の間奏で,那由多が「BanG!!」って言うところに合わせてベースを銃に見立てるところ。次のライブでもやるかな? どうかな? というのも楽しみにしてほしいです。あとは「LIAR」のラップパートでのベースの動きも格好いいと思うのでぜひ聴いてほしいですね。
宮内さん:
僕は(「LIAR」は)得意分野なのでイキイキしてます!
秋谷さん:
4つ打ちなので,聴いているほうも自然と縦ノリできるし,ジャンプしたりしてくれたら楽しいかも。
宮内さん:
いつか生で聴いてほしい!
橋本さん:
僕は「EGOIST」って曲ですね。全体的に大変なんですけど,見た目的に派手なのがライトハンドでタッピング(ピッキングせずに右手で指版を叩いて音を出す奏法)する箇所があるんですよ。賢汰は演奏中は常に一歩引いているイメージがあるんですが,さすがにタッピングの瞬間だけは前に出てモテにいきたいな! と(笑)。
小笠原さん:
バンド練で最初にあれを聴いたときは感動したもんね。
真野さん:
すごいよ,よくあんな短期間でさあ……。
橋本さん:
あれは本当に,バンド練したときみんなに「真ちゃんすげえ!」って言ってもらいたいがために,その日に合わせて練習した(笑)。あと,次のライブでは曲によって眼鏡を変えるかもしれません。
小笠原さん:
本当か〜!?
※このあと,一同から「フレームに“GYROAXIA”と入った眼鏡」や「キーによってレンズの色が変わる眼鏡」などの提案がありました
4Gamer:
小笠原さんと真野さんは,前回のインタビューでお話しいただいたもののほかになにかありますか?
小笠原さん:
これはまだ披露したことのない曲なんですが,次のライブで,ジャイロに想いを馳せてくださっているファンの人ほど「聴いたら泣いてしまうだろうな」っていうくらいいい曲をやりますので楽しみにしてください。
一同:
ああ〜。
小笠原さん:
あれは泣くでしょ……。メロディもめちゃくちゃ良くていままでのジャイロにない感じだし,歌詞も那由多の内面がもっと見えるようなものだし。バンドとの関わり方みたいなものも,劇的ではないけど一歩進んだのかなって感じられるような温度感のある曲だよね。きっとジャイロのなかで“1番エモい曲”になってくれると思います。
4Gamer:
では,ファンも聴いたらすぐに分かりますか?
小笠原さん:
これはあの記事で言ってた曲だなって,一発で分かると思います!
秋谷さん:
イントロで鳥肌立ったんですよね,僕。
小笠原さん:
イントロからびっくりするよね。
一同:
(うなずきながら)そうそう!
橋本さん:
あの曲は感動した……本当に。
小笠原さん:
(橋本さんに)1番わいてたよね。「俺この曲好きだ!」って3回くらいLINEで言ってた。
真野さん:
あとまだ披露していない曲では,ジャイロの曲にしては音色作りが珍しいと言うか,ダンスミュージックって言っていいかな。いままでの音とは違っている曲……こういう曲も那由多の中ではアリなんだ,こういう曲も作り出すんだっていう新たな発見の感じられる曲があります。
橋本さん:
真野ちんのギターも新しい奏法が入ってるよね。
真野さん:
最初聴いたとき,「どういうこと? これどうやんの!?」ってなったもん(笑)。
小笠原さん:
ギター2人は新たな技術を取り入れるし,ベースはまだどうなるか分かんないけど,新たな武器をね。
秋谷さん:
新たな武器を手に入れるかもしれないです。挑戦というか。
宮内さん:
俺もシンバル増えるよ!
小笠原さん:
そうなの!?
真野さん:
いまでもじゅうぶん多くない?
宮内さん:
うん,ちょっとだけね。
秋谷さん:
みんなの新たな一面が見られると思います!
4Gamer:
ライブまであと1か月,楽しみにしています!
旭 那由多へ,
メンバーから少し早めのバースデーメッセージ
4Gamer:
ライブのある9月12日は旭 那由多の誕生日です。ここでキャストのみなさんから,誕生日を迎える那由多にメッセージをいただけますか?
少し早いけど,那由多誕生日おめでとう。僕自身も賢汰と一緒で,那由多が作り出す音楽のいちファンでもあって,これからも魅了し続けてほしいなと思います。あと,ライブのときに(衣装のひざが破けているので)ひざが寒そうだなと……ひざから風邪をひく可能性もあるからね,ちょっと気をつけてほしいなって思います!(笑)
真野さん:
絶対に喜んで受け止めてはもらえないと思うけど,まずは誕生日おめでとうございますと。彼はきっとライブごとにどんどん進化したものを見せてくれると思うので,いままで以上のパフォーマンスを期待してます!
小笠原さん:
ビジネスライクすぎんか!?
秋谷さん:
誕生日おめでとう! 那由多のカリスマ性とか歌声には,いつもしびれるし「ついていくよ!」って思ってます。ただ……もうちょっとお肉食べたほうがいいかな,細いな〜って思ってるので,焼き肉でも行きましょう(笑)。あと,僕自身がカフェとかコーヒーが好きなので,ぜひお兄さんの作った夜明けのコーヒーを飲みに来ないかって伝えたいですね。
宮内さん:
那由多くんお誕生日おめでとうございます! なんでしょうね……格好いいんですよ,那由多は。「俺! 音楽! ドーン!」ってまっすぐなところが大好きです!
橋本さん:
(コメントが)下手だな〜(笑)。
宮内さん:
あと,ひざが破けてるから風邪ひくといけないので……
小笠原さん:
おい!
真野さん:
人のネタをパクるんじゃないよ!
秋谷さん:
「音楽! ドーン!」のあとに堂々とパクったね……(笑)。
宮内さん:
おめでとうごございます! これからもよろしく!
橋本さん:
ほんとこの人好きだ〜。
4Gamer:
では,那由多を演じる小笠原さんご自身からメッセージをお願いします。
小笠原さん:
現時点において,旭 那由多くんにとっては歳を重ねるのは嬉しくないと思うんです。たぶん,自分の理想に届かないままで,また1年っていうふうに考えているだろうなって感じるんですよね。それでもめでたいことなので,僕からはおめでとうって言ってあげたいです。
作中では彼と(Argonavisのボーカル)七星 蓮くんが“鏡合わせの存在”というふうに描かれているように,僕と彼も表裏一体,二人三脚で歩いていく存在だと思っています。彼が理想にいつか届くように,僕も彼と同じようにストイックに努力を惜しまず,これからもできることをすべてやりながら,彼に食らいついていきたいと思います。(真面目なメッセージに感嘆する一同に)……おまえらがふざけたからこうなったんだからな!(笑)
合言葉は
「ジャイロ! 音楽! ドーン!!」
4Gamer:
それではラストの締めとして,9月12日のライブに向けた意気込みと,楽しみにしているファンのみなさんへメッセージをお願いします。
橋本さん:
GYROAXIAは去年の12月のライブ以来,小笠原 仁がGYROAXIAの看板を背負っていろんな活動をしてくれて,コンテンツとしてもいろいろありつつ進んできました。でもやっぱり,12月の5人でのライブはArgonavisのライブに出させていただいた形なので,お客さんはGYROAXIAを観たいと思って来てくださった方たちではなかったんですよね。だから言い方は悪いかもしれませんが,GYROAXIAとしてはまだ何も成し得ていないなって気持ちがどうしてもあったんです。
この9月12日のライブは,もちろんたくさんの人に支えていただいた上のものですけど,この5人で何かを“成せる”時間になるのかなと思うし,ここからGYROAXIAがもう一段階上に登れるライブになるはずです。ぜひそれを見守っていただけたらと思いますし,僕たち自身もそのハードルを超えて,1つ大きなものを成し遂げたいなと思います。
宮内さん:
ほぼ全部言っちゃったじゃん!(笑) 順番的に俺が話すことがなくなっちゃう!
秋谷さん:
「僕たち! 音楽! ドーン!」で終わる(笑)。
4Gamer:
大丈夫です,考える時間はまだあります!
真野さん:
去年の12月のライブでは2曲だけ披露させていただいて,それからいろんな情勢があって9か月空いてしまったんですけど,みなさんにとっての「リアルバンドのGYROAXIA」のイメージって,その12月のときのものだと思うんですよね。9か月の間,僕たちが「いつかライブをやれる」と思って日々練習を積み重ねてきたものをやっとここで出すことができるので,みなさんの持っているイメージをぶち壊したい。そんなもんでは終わらないぞ! っていうものを見せられたらなって思っています。
秋谷さん:
12月の2nd LIVEにはじめて出させていただいて,4月のライブも延期になったとき,僕たちGYROAXIAのメンバーも支えてくださるスタッフさんたちも,気持ちはマイナスにはならなかったんですよね。いつか披露できる日まで,じゃあもっとびっくりさせるものを見せたいねっていう想いがずっとあって,僕らもそういう気持ちをずっとためているので,その爆発をすべてぶつけるぞって気持ちでいます。その熱量をみなさんに感じていただけたら,本当に嬉しいなって思います。
宮内さん:
よし,いきますよー!
橋本さん:
自分でハードル上げてる(笑)。
宮内さん:
去年の12月から今回でやっと2回目のライブですが,ワンマンということで一気に曲数も増えるんですけど……この期間のGYROAXIAも,さっきアッキーがいったようにため込んで……ため込んで?(真野さんが「力を……」とアシスト)力をため込んで,本気で……駄目だ。どんどんコメントが駄目になっていく……!
小笠原さん:
いますごい年の差のフォローを見た(笑)。
宮内さん:
(気を取り直して)今回,GYROAXIAをはじめて見る人も多いと思うんですよ。ライブを見ていただけたら,リアルと2次元とどっちも楽しくなっていくはずです。クロッシング……じゃなくてイグニッションして,2つのGYROAXIAが上手く混じり合っていいものを生み出せると思うので,ぜひ楽しみにしていてください! 僕たちは本気です!
秋谷さん:
スリーステップ言わなくていいの?
宮内さん:
スリーステップ? えーっと,「ジャイロ! 音楽! ドーン!」……いや,いまのナシで!
4Gamer:
ぜひ,今回の見出しにさせていただきたいと思います。
一同:
ジャイロ! 音楽! ドーン!!(笑)
小笠原さん:
伝えたいことはだいたい言えたかなと思うんですけど……僕も「ジャイロ! 音楽! ドーン!」は言おうと思ってたので? そういうところも勘が鋭いなと思いますよ,告典さんは(笑)。
今回,こういう状況を鑑みてのオンラインライブですが,みなさんは生で観たかったって気持ちや画面越しで寂しいって気持ちはあると思いますし,僕たちもそうなんですが,だからといって油断せずにライブに臨んでほしいですね!
僕らが最高のパフォーマンスを目指して尽力するのは当然として,本当に素晴らしい,一流のプロのスタッフのみなさまが全力全開で“オンラインライブだからこそできるもの”を作り上げてくださっています。僕らGYROAXIAの5人が想像していないような演出もあったりして,素晴らしい作品に仕上がっていくと思います。ぜひみなさんも,いまだから楽しめる最高のイベントとして9月12日を楽しみにしていただけたら。場合によっては,那由多くんのバースデーケーキを画面の前に置いてライブを楽しんでいただけたら嬉しいです!
4Gamer:
本日はありがとうございました!
――2020年8月2日収録
「ARGONAVIS from BanG Dream!」公式サイト
INFORMATION
<ライブ概要>
■公演名
GYROAXIA ONLINE LIVE -IGNITION-
■日時
2020年9月12日(土)19:00
■出演
Vo.旭 那由多:小笠原 仁、Gt.里塚賢汰:橋本真一、Gt.美園礼音:真野拓実、Ba.曙 涼:秋谷啓斗、Dr.界川深幸:宮内告典
■配信媒体
イマチケ、Streaming+(期間限定アーカイブ配信有り)※映像内容は同一になります。
■チケット価格
GOODS付き視聴チケット ¥6,000
視聴チケット ¥3,500
アフタートーク視聴チケット ¥1,000
<チケット情報>
■旭 那由多バースデーGOODS付き視聴チケット
価格:¥6,000(税込)
受付期間:2020年7月25日(土)21:30〜2020年8月9日(日)23:59
※先着順となります。受付数には余裕がございます。
旭 那由多書き下ろしイラストを使用したアクリルパネルになります。
サイズ:約20cm×14cm 台座付き
受付URL
イマチケ:https://ima-ticket.com/gyroaxia-ignition
Streaming+:https://eplus.jp/gyroaxia_onlinelive/
※アーカイブ配信は2020年9月15日(火)23:59まで
■視聴チケット
価格:¥3,500(税込)
受付期間:2020年7月25日(土)21:30〜2020年9月15日(火)21:00
受付URL
イマチケ:https://ima-ticket.com/gyroaxia-ignition
Streaming+:https://eplus.jp/gyroaxia_onlinelive/
※アーカイブ配信は2020年9月15日(火)23:59まで
■アフタートークチケット
価格:¥1,000(税込)
受付期間:2020年7月25日(土)21:30〜2020年9月15日(火)21:00
受付URL
イマチケ:https://ima-ticket.com/gyroaxia-ignition
※アフタートークチケットはイマチケのみのお取り扱いになります。
※アーカイブ配信は2020年9月15日(火)23:59まで
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