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「WCCF FOOTISTA」シリーズ初となる全国大会の個人戦王者はSM=ケツアツ=マエハラ監督に。“FOOTISTA PLAYER'S CUP〜The ONE〜”をレポート
なお,前日・18日に開催された3人1組のチーム戦で戦う“FOOTISTA PLAYER'S CUP〜The SELECTIONS〜”も多くの監督が参戦した。こちらは四国エリアから進出のフィレンツ・プスカシュ監督,*YKMS*監督,JACK監督が優勝を果たし,優勝メダルと特別称号の「スリリング・スリー」が授与されている。
従来の「WCCF」シリーズから筐体およびゲームシステムを一新した「WCCF FOOTISTA」シリーズが稼働を開始してから,初の全国大会となった“FOOTISTA PLAYER'S CUP”。今大会は,参加できる監督(プレイヤー)の枠が旧大会から大幅に拡張され,本稿で取り上げる個人戦“FOOTISTA PLAYER'S CUP〜The ONE〜”には48名の監督が参戦した。
グループリーグとノックアウトステージを勝ち進んで決勝にたどり着いたのは,SM=ケツアツ=マエハラ監督とMOTO∞監督。ともにグループリーグを無失点での3戦全勝で突破,ノックアウトステージでも安定した戦いぶりを見せていた両者による決勝戦は,キックオフ早々に大きく動き始める。先制点を決めたのはMOTO∞監督。前半7分過ぎにSM=ケツアツ=マエハラ監督の右サイドからのグラウンダーのクロスをキャッチすると,GKのハンダノビッチからペレ→シェフチェンコと繋ぎ,最後は豪快なミドルシュートでゴールを決める。その後も試合はMOTO∞監督優位の状況で進み,SM=ケツアツ=マエハラ監督はシュートを打てないまま前半が終了した。
しかし後半ではSM=ケツアツ=マエハラ監督が逆襲。後半最初の攻撃でゴール前までスムーズにボールを運ぶと,キャッチしようと飛び出してきたハンダノビッチよりも早くワンタッチでボールを蹴りこみ,同点弾を叩き込む。流れに乗ったSM=ケツアツ=マエハラ監督は攻めの手を緩めず,得点直後のリスタート時にシェフチェンコ,ロナウドで激しいプレスを敢行。これが見事に決まり,ボールを奪ったロナウドが独走する。そしてGKとの1対1を冷静に制し,後半開始10分で逆転に成功。
しかしMOTO∞監督も黙ってはおらず,ペレのドリブルキープで試合を落ち着かせると,ボールを支配したまま敵陣へと侵入。70分すぎにはペレからのパスを,またもやシェフチェンコのミドルシュートで得点に繋げ,2点目を奪取。試合を振り出しに戻す。
75分が経過したころには両チームの選手に疲労が見え始め,このままPK戦に突入するかと思われたが,拮抗した試合に決着をつけたのはSM=ケツアツ=マエハラ監督だった。80分過ぎに敵陣中央で作ったチャンスはつぶされるも,ルーズボールの奪い合いで競り勝ち,攻めを継続させると, SM=ケツアツ=マエハラ監督側のシェフチェンコがDFを抜き去り,ペナルティエリア内から確実なシュートをキメる。この一撃が決勝点となり,「WCCF FOOTISTA」の初代個人戦王者の栄冠は,SM=ケツアツ=マエハラ監督のものとなった。
両チームのシェフチェンコの得点力,そしてシェフチェンコらFW陣を活かすためのカード操作,ホットラインの繋ぎ直しなどの技術が光った決勝戦 |
優勝したSM=ケツアツ=マエハラ監督にはトロフィーと特別称号“カイザー”が贈られた |
大会の配信アーカイブは,YouTubeのセガ ムービー チャンネルから視聴が可能だ(※FOOTISTA PLAYER'S CUP〜The SELECTIONS〜のアーカイブは現在復旧作業中とのこと)。グループリーグの様子や各試合の細かいディテールを知りたい人は,そちらをチェックしてほしい。
「WCCF FOOTISTA 2019」公式サイト
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