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吹奏楽の魅力は“団結力”とその先にある“達成感”だ。小林裕介さんと高塚智人さんが熱く語った「ウインドボーイズ!」ステージをレポート

 2019年3月24日,「AnimeJapan 2019」会場内のDMM GAMESブースステージにて,「ウインドボーイズ!」ステージが行われた。本稿では,同社が開発中のPC・スマホ向けゲーム「ウインドボーイズ!」BROWSER / iOS / Android)の最新情報や,出演者の小林裕介さん高塚智人さんによるトークの模様をレポートする。

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 司会進行役,お笑い芸人“アメリカザリガニ”の平井善之さんに続き,スペシャルゲストの小林さん,高塚さんが登壇。2人の手には,それぞれが演じるキャラクターが担当する楽器“トランペット”と“クラリネット”が握られていた。まずは本作がどんなゲームなのか,平井さんが説明する。

 本作は,吹奏楽×男子高校生×青春をテーマとしたストーリー。主人公(プレイヤー)は新任教師となって,弱小男子吹奏楽部員たちとともに,全国の舞台を目指す育成ゲームとなっている。

 とある春の日,教師として地元である金沢に戻ってきた主人公。赴任先は,創立126年目となる歴史ある石川県立威吹高等学校。文武両道を掲げる県内トップクラスの進学校で,その吹奏楽部は全国大会常連の強豪校だったが,今では実質廃部状態となっていた。そんななか,嵐を呼ぶ新1年生たちが入学してきて,主人公は吹奏楽部復活の大騒動に巻き込まれていくことに……!

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 といった説明を,平井さんが紙芝居を読み聞かせるかのように,それはもう臨場感たっぷりに聞かせる。お陰でストーリーの説明を読み終わったあとには,拍手が起こっていた。ちなみに嵐の1年生とは,キービジュアルに描かれている5人で,小林さん演じる飯塚ミナト,高塚さん演じる見戸 響も含まれる。

 ここで2人が演じるキャラクターが紹介された。飯塚ミナトは,“コミュニケーション能力絶無”な天才トランペッター。小林さんは,天才なのに,なんで弱小吹奏楽部のある学校に入学したのかが不思議だと話す。さらに吹奏楽は全員と息をあわせて演奏するものなので,コミュニケーション能力絶無や,「空気は読むもんじゃない。死ぬ気で出すもんだ」というセリフもあいまって,彼が一体どんなバックボーンを抱えている人物なのか気になると話した。

 見戸 響は,“腹黒ダブルフェイス”なクラリネット奏者。高塚さんは,一見優しそうだが,「これからよろしく。あ、足はひっぱらないでね」という棘のあるセリフから,「さらっと毒を吐く子なのかな? だからダブルフェイスなのかな?」と思っていると話した。それを受けて平井さんは,観客に「そういう(二面性のある)キャラクターはどうなんですか?」と問いかける場面も。観客からは「あり!」との返答があった。

 ちなみに,これはイベントの最後に分かったことだが,ゲームの収録がまだ始まっていないため,小林さんも高塚さんも公式サイトに出ている情報しか知らないのだという。

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最新キャラクター紹介! 吹奏楽部員全26人が勢揃い


 公開されたキャラクターは,トランペット担当の鳥羽谷空理。ミナトの同級生であり,同パートの仲間となるいかにも重要そうなポジションの人物なので,2人の関係性も気になるところだ。キャッチに“天上天下唯我独尊 高潔の俺様トランペッター”とあり,「トランペット(のメンバー)やばくないですか?」と高塚さんから心配の声が上がると,「トランペットだけじゃないよ! みんなやばいよ!」と小林さんが反論。

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 確かに本日紹介されたキャラクター3人だけでも,“コミュニケーション能力絶無”,“腹黒ダブルフェイス”,“天上天下唯我独尊”と,かなり濃いラインナップである。これらのメンバーをプレイヤーがまとめていくというゲームなのだから,相当やりがいがある……と言えるかもしれない。また,鳥羽谷のボイスに駒田 航さんが起用されていることも発表に。これにより,吹奏楽部員26人が全員揃った。彼らとどんなストーリーがくり広げられるのか,今後の続報を待ちたい。

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教えて♪ 吹部男子 質問コーナー


 これは,あらかじめ「ウインドボーイズ!」公式Twitterで募集した質問に,2人が答えていくというコーナーだ。

 1つ目の質問は「吹奏楽をしていてよかったこと」。じつは小林さんは中学時代の3年間,高塚さんは小学校3年間と中学時代3年間の6年間,吹奏楽部で活動していたのだ。この質問に小林さんは,「『ウインドボーイズ!』に出演させていただけたこと」と答える。どうやらオーディションの際に,楽器は演奏した経験があるかと質問されたそうで,そのときの返答が決め手の1つになっていたかもと話す。高塚さんは,「吹奏楽といえば青春ですよ」と回答し,人数が多いなかで1つのものを作りあげるのがとても難しい。その青春を感じられたことがよかったことだという。

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 2つ目の質問「やってみたい楽器」では,高塚さんはホルンがやりたいと話す。というのも学生時代,吹奏楽部に入部したときに本当はホルンがやりたかったが,パーカッションが空いているからという理由でできなかったそうだ。それを受けてホルン経験者の小林さんは,「ホルンは地味だよ。低音をずっとやるから……だからこそ僕はソロのできるトランペットとか,サックスに憧れてた」と経験者ならではの思い出を語ってくれた。

 3つ目は「2人が感じた吹奏楽の魅力」。小林さんは,吹奏楽の大変なところは音を合わせること,26人が同じタイミングで音を出すことがいかに難しいかを話し,「心を1つにと言うとオーバーですけど,一体感を演奏しているときに感じられるのが気持ちいい」と,団結力なくしてできないという魅力を教えてくれた。高塚さんも,その団結力の先にある達成感が魅力だと続ける。練習の期間を積み重ねて,大会などで披露したあとの達成感は,味わった人にしか分からない魅力があるという。

 最後の質問「石川県に行ったことはありますか?」では,小林さん,高塚さんともに石川県に行ったことがあると回答。高塚さんは,金粉ソフトとのどぐろがめちゃくちゃおいしかったので,また食べたいと話した。一方,ドライブがてら兼六園に立ち寄ったくらいで何も食べていない小林さん。高塚さんから「のどぐろも味わってない……? それは行ったうちに入らないですよ!」と鋭いツッコミが入る場面も。次は「ウインドボーイズ!」のイベントで行きたい,と2人で話していた。

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“音”で魅力を伝えよう! 楽器トーク


 楽器についての熱い想いを語るこのコーナーでは,ヤマハミュージックジャパンより助っ人先生2人が登場。小林さんはトランペット,高塚さんはクラリネットをそれぞれ体験して,観客にも実際に“音”を聴いてもらい楽器の魅力を伝えるというコーナーだ。

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 高塚さんは「ウインドボーイズ!」のイベントで演奏経験があるが,小林さんは楽器を持つのは20年ぶり,しかも初めての“トランペット”に不安げだった。しかし,試しに一度吹いてみると,しっかり音が出せているから驚きである。音を出すことさえ難しいと聞くトランペット,やはり経験者は何か違うのだろう。先生に教えてもらいつつ,最後は2人で「ド」から音階をあわせて披露してくれた。

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■楽器体験してみた。クラリネットに大苦戦!

 ブースの一角では,楽器体験コーナーが行われていたので,筆者も体験することに。今回はクラリネットに挑戦したが,そのほかフルートとトランペットも用意されていた。先生が丁寧に教えてくれたとはいえ,想像以上に大苦戦。ステージで高塚さんが「くわえる何ミリの差で音の出やすさが違う」と話していた理由がこの瞬間に理解できた。筆者はどうしても唇に力が入ってしまい,吹き口を閉ざしてしまうのだ。

クラリネットは,マウスピースだけで音は出ない。“リード”と呼ばれるアシの一種を薄い木版にカットしたものを唾液で湿らせ,それをマウスピースに装着して使うのだそうだ。これは,リードが劣化するまで,くり返し使用するのだという
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口にくわえるときは,下の歯の上に,下唇の赤い部分を半分くらいかぶせ,その上にリードのついている面をのせる。マウスピースの先端から約1cm弱のところ上の歯を当てて固定し,息が漏れないようにするのだが,これが難しい。口を閉じると吹き口を完全に塞いでしまって音が出なかったり,弱すぎると空気が漏れて音が出なかったりするのだ
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 ドレミまでなんとか音が出せたものの,その頃には息も絶え絶え……。先生は簡単に吹いているように見えるのに,じつは相当の肺活量が必要だと分かった。苦戦したものの,実際に音が出るととても気持ちのいいもので,筆者も学生時代に経験していたら習いたくなったと思う。まあ今からでも遅くはないだろうが……。先生曰く,毎日続ければ何週間かくらいで音の出し方に慣れるし,音階についてはフルートよりも簡単とのことだ。もし,今後クラリネットに触れる機会があったら,ぜひ挑戦してほしい。



 そのほか,キャンペーン情報などが告知され,エンディングへ。高塚さんは「これからどんどん盛り上がっていくコンテンツだと思います。吹奏楽部経験者の方も,そうじゃない方もこの作品の空気感を感じて熱い青春を一緒に支えていただけると嬉しいです」,小林さんは「まだ情報としてはキャラクターが発表されたという段階なのに,こんなにたくさんの人が集まってくれたことが,僕たちの活力になっています。これからみなさんにお返ししていきます」と,本作への想いを語り終幕した。

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「ウインドボーイズ!」公式サイト


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