連載
ここに来るお客さんはみんな――スマホ向けアドベンチャー「くまのレストラン」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1946回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマホ向けアドベンチャーゲーム「くまのレストラン」(iOS / Android)を紹介しよう。なお,このゲームは実際に遊ぶことで「えっ,まさか……?」と思えるギミックが仕込まれているので,多くも詳しくも語らないことにする。
「くまのレストラン」ダウンロードページ
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本作の舞台は“くま”が経営するレストランだ。プレイヤーは過去の記憶を持たない住み込みの“ねこ”を操作して,どこか不思議な雰囲気のお客さんたちに料理を運んでいく。誰がなにを食べたいのか,会話をとおして探ってみよう。
なにが食べたいのかを自分でも分からないお客さんが来たら,「記憶のかけら」から思い出にダイブしよう。そうすれば,頼れる店主がどうにか料理してくれる。大切で温かな夕食ができたのなら,その人に配膳してあげよう。
順調にゲームを進めていくと,この世界のさまざまな真相が明らかになっていく。くまが経営しているレストランとは? 記憶を持たないねこの存在とは? プレイする指を止めていなければ,自然と先に進んでしまうことだろう。
本作は広告視聴の機会が多めになっているが,それを思わず見てしまうほどのニクらしい魅力を備えている。おそらく,記憶に残るくらいの体験をできるはずなので,ゲーム画面を見ても「あまり興味が湧かない」と思っている人ほど,オススメである。
著者紹介:H.H
ゲーム系分野で活動中のフリーライター。現役アーケード格闘ゲーマーとして,日々ゲーセンで第一線級のプレイヤー達と鎬を削っている。コンシューマやスマホアプリでは,ジャンルを問わずに面白いゲームなら何でもやる雑食系。
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(C) Odencat Inc.
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