「Microsoft Flight Simulator」の“Game of the Year Edition”が11月18日にリリース。F/A-18 Super Hornetなどが登場

　Microsoftは，「Microsoft Flight Simulator」（PC / Xbox Series X）の“Game of the Year Edition”を北米時間の2021年11月18日にリリースすると発表し，最新トレイラーを公開した。既存プレイヤーは無料アップデートとして同日よりダウンロード可能になるという。

Xbox Wire：Coming Soon: Microsoft Flight Simulator Game of the Year Edition

　2020年8月にPC版がリリースされて以来，6つのワールドアップデートと6つのシステムアップデートが公開され，チュートリアルの改善や，「Discovery Flight」「Land Anywhere」といった機能の追加など，着実なレベルアップを果たしている本作。民間航空機を飛ばすだけというコアなジャンルながら，気象を含めた地球全体をリアルに再現する最新技術満載のゲームとして高い人気を獲得し，2021年7月にはXbox Series X版がリリースされている。


　Game of the Year Editionは，多くのファンに感謝を示すものとして公開され，ゲームでは初となる戦闘機「F/A-18 Super Hornet」に加え，すでに発表されていたドイツのeVTOL（電動垂直離着陸機）「VoloCity」，そして「Pilatus PC-6 Porter」「CubCrafters NX Cub」「Aviat Pitts Special S1S」という5機種が新たに登場するという。
　さらに，ドイツのライプツィヒ・ハレ空港，スイスのチューリッヒ空港，アメリカのパトリック宇宙軍基地など8つの空港がより詳細に描かれ，これまで用意されていなかったアメリカの545の空港が新たに加わる。さらに，ヘルシンキ，フライブルク，ブライトン，ダービー，イーストボーン，ニューカッスル，ノッティンガム，ユトレヒトの8都市が，Big Mapのデータ向上によって一新されるとのこと。


　加えて，ヘルシンキ，フライブルク，メッカなどを舞台にした6種類のディスカバリーフライトミッションが追加されるほか，14種類の新たなチュートリアルシーケンスが登場。アップデートが予定されているDirectX 12（β版）への早期アクセス権，気象システムのアップデート，MOD開発者向けのリプレイシステムなども搭載される予定だ。


　なお，北米時間の10月19日から11月18日までは，Windows 11の公開を記念したコラボイベントを開催し，世界11か所のランドマークで，青いWindowsロゴのライトアップが実施されるとのことだ。

「Microsoft Flight Simulator」公式サイト