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城塞建設RTS「Stronghold: Warlords」がリリース。シリーズ初となるアジアを舞台に,モンゴルや日本が覇権を争う
「Stronghold: Warlords」公式サイト
Steam「Stronghold: Warlords」ストアページ
城壁に囲まれた都市の建設に特化したRTSとして知られる「Stronghold」シリーズ。前作となる「Stronghold 3」以来,10年ぶりとなる本作は,シリーズでは初めてアジアを舞台にした。紀元前3世紀から紀元後1600年までを背景に,プレイヤーはベトナムのトゥク・ファン(蜀泮),秦の始皇帝,モンゴルのジンギスカン,そして戦国武将として全国統一を果たした豊臣秀吉と覇権争いを繰り広げることになる。
シリーズ従来作にあった細かな描写は継承されており,鉄鉱や水田,竹材などの施設を建設したり,領民や兵士ユニットを増やしたり,新たな技術を開発したりしながら,国家建設を進めていくという。興味深いのは,本作で新たに用意された「Warlords System」で,プレイヤーはミッションごとにランダム生成されるAI軍団(Warlords)と戦い,自分の支配下に収めていくという。AI軍団には,攻撃力が高い「タイガー」,防御力に特化した「タートル」,収入がアップする「ピッグ」,火力が強い「ドラゴン」,そして騎馬隊の「ホース」というタイプが存在し,それぞれを支配下に置くことで自勢力の能力を向上させていくのだ。同様に,他勢力の技術なども吸収できるという。
2月25日に掲載した記事でお伝えしたように,「Stronghold: Warlords」は各勢力のリアリティを向上するために専用ボイスを用意しており,日本語を含めた8言語の音声に対応するという。歴史は長いが規模の小さいFirefly Studiosとって,過去最大規模とも呼べそうな作品に仕上がっているようだ。日本語にも対応しており,Steamでは現在,10%オフのセールが行われているので,気になる人はプレイしてみよう。
- 関連タイトル:
Stronghold: Warlords
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(C)2019 Firefly Studios