中世暗黒時代の農村が生き残りを目指す建設シム「Going Medieval」の最新トレイラー公開

　Foxy Voxelは，PC向けの新作建設シム「Going Medieval」の最新トレイラーを公開し，合わせて，パブリッシングをThe Irregular Corporationが担当することを発表した。

「Going Medieval」公式サイト

　1年ほど前からβテストが行われてきた「Going Medieval」は，戦乱や疫病で荒廃し，大きく人口が減少してしまったことから「暗黒時代」などとも呼ばれる中世ヨーロッパが舞台だ。プレイヤーは，辺境地域に孤立したような村を率いて開拓を行い，農業や経済活動を振興して富を蓄えて，外敵の侵入を阻む城塞都市を築き上げていくことになる。


　独自開発したというゲームエンジンが描き出すボクセルベースのローポリゴンな雰囲気なグラフィックスが特徴的だが，一方で本作には，曲がりくねった地下洞窟や，石造りの壮麗な砦，さらに城の周囲を囲む堀や運河なども作り出せる高性能の地形ツールを実装しているという。
　十分な食料を蓄えることで村人の不満を減らし，流浪の民や旅人，商人などを迎え入れて人口を増やしていこう。それぞれのキャラクターには個性や過去など細かい個人データが用意されているので，適材適所で仕事につかせたりなど，マイクロマネジメントの要素も充実しているようだ。


　ゲームにボイスはなく，さらにインタフェースが日本語化される予定とのことなので，日本のゲーマーも問題なく楽しめそうだ。すでに行われているクローズドβテストに参加したい人は，Steamのニュースページをたどって専用の登録ページにアクセスしてみよう。
　今のところ発売予定日も発表されておらず，おそらくはアーリーアクセス版という形でローンチされそうな本作だが，今後の動きについても注目していたい。