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「Warhammer 40,000: Space Marine 2」の開発者ビデオダイアリー公開。前作を超える過激なアクションに期待が集まる
「Warhammer 40,000: Space Marine 2」公式サイト
「Warhammer 40,000: Space Marine 2」は,2011年にリリースされてプレイヤーの高い評価を得た「Warhammer 40,000: Space Marine」の続編で,巨大な体にパワーアーマーを装備し,大きな銃器を持って高速で移動する,帝国最強の戦闘部隊「スペースマリーン」の活躍を描いた作品だ。前作同様,隊長のタイタスらが,生命体を栄養素として貪り尽くす恐るべきティラニッドを食い止めるため,過酷な戦いに身を投じていく。
ゲームシステムや設定からは,「Gears of War」シリーズに近いゲームが思い浮かぶが,開発を担当するSaber Interactiveは,1画面に数百体のゾンビが登場する「World War Z」で知られるメーカー。ビデオダイアリーで紹介されたゲーム映像では,相当な数のティラニッドを前に,激しいアクションを繰り広げる場面も確認できる。
今回の発表に合わせて,Netflixの人気ドラマ「ヴァイキング 〜海の覇者たち〜」で,主人公の兄ロロを演じたクライヴ・スタンデン(Clive Standen)さんがタイタス役を担当することも明らかにされており,パフォーマンスキャプチャーなどを使ったアクションにも期待できそうだ。また,同社のチーフクリエイティブオフィサーとして,id Softwareに長らく在籍していたティム・ウィリッツ(Tim Willits)氏が参加しているのも,アクションゲームファンにとっては見逃せないかもしれない。
前作のパブリッシングを担当していたのは2012年に倒産したTHQで,その資産の大部分を継承したTHQ Nordicの持ち株会社は,2019年にEmbracer Groupに改称(THQ Nordicは事業グループとして存続)。Saber Interactiveは現在,Embracer Groupの事業グループの1つとして複数のスタジオを統括する立場にある。ただし,「Warhammer 40,000: Space Marine 2」のIPはFocus Entertainmentが保有しており,前作を開発したRelic EntertainmentがTHQ倒産時にSEGA Europaに買収されたため,「SnowRunner」や「World War Z」でタッグを組んだSaber Interactiveに開発を任せたという,少々ややこしい状況になっている。
いずれにせよ,映像に登場する開発者達の熱量の高いコメントからも,Saber Interactiveが本作にかなり力を入れていることが感じられるはずだ。どのように作品に仕上がるのか,引き続き見ていきたい。
- 関連タイトル:
Warhammer 40,000: Space Marine 2
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