戦国村作りシム「Sengoku Dynasty」，正式ローンチで盛り込まれる「大名システム」の詳細をアナウンス

　Toplitz ProductionsとSuperkamiは，Steamでアーリーアクセス中の戦国村作りシミュレーション「Sengoku Dynasty」について，2024年11月7日にリリース予定の正式版となる「v1.0」で新たにフィーチャーされる「大名システム」の詳細を紹介する最新映像を公開した。

Steam「Sengoku Dynasty」

　「Sengoku Dynasty」は，日本の戦国時代を舞台にしたシミュレーションゲームだ。平和な農民の国を作るため，娘を連れた主人公が放浪した先の新天地「ナタ渓谷」を開拓し，農地を広げたり，狩りをしたり，さらには住居や必要な施設を作ったりしながら，集まってくる人々に仕事を与えて，豊かな村作りを行っていく。


　2023年8月にアーリーアクセス版がリリースされて以降，「Kaizen」や「Ikigai」と名付けられた大型アップデートを繰り返しながら進化を続けており，正式ローンチ後もさらなる改良やコンテンツの拡充が続けられていくことは，東京ゲームショウ2024でのインタビューでも明らかにされている。



　今回アナウンスされた「大名システム」は，ナタ渓谷をプレイヤーの村がある地域を含めて10地域に分別し，残りの9地域にボスとなるキャラクターを配して異なる勢力が支配しているという設定のキャンペーンが加えられる。プレイヤーは，これらの地域で敵と戦いながら占領し，ナタ渓谷の統一を果たすのが目的となる。もちろん，このシステムを使わずに平和に開墾を進めるプレイもサポートしているとのことだ。


　9月に実施された「Ikigai」アップデートでは，槍や刀，短刀を手にして，パリィやブロックを利用しながら敵と戦っていくソウルライクなゲームメカニクスに一新されるなどゲームシステムも大きく改善され，大名システムへの道筋がすでに整っている。2025年中にはPS5版のリリースもアナウンス（関連記事）されており，今後も多くのファンを賑わせていくのは間違いないだろう。

「Sengoku Dynasty」公式サイト