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  • Hypergryph
  • 発売日:未定
  • 価格:基本プレイ無料+アイテム課金
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Hypergryph「アークナイツ:エンドフィールド」試遊レポ。バトルから工場自動化まで,濃い要素が詰め込まれた新作RPG[TGS2024]
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印刷2024/09/27 08:40

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Hypergryph「アークナイツ:エンドフィールド」試遊レポ。バトルから工場自動化まで,濃い要素が詰め込まれた新作RPG[TGS2024]

 千葉県の幕張メッセにて,2024年9月26日に開幕した東京ゲームショウ2024のGRYPHLINEブースに,Hypergryphの「アークナイツ:エンドフィールド」PC / iOS / Android)がプレイアブル出展されていた。リアルタイムバトルから工場をベルトコンベアでつないだ拠点構築まで,幅広いコンテンツが楽しめる本作を試遊してきたので,その模様をレポートする。

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「アークナイツ:エンドフィールド」公式サイト



リアルタイムバトルから基地の構築まで,構成要素のすべてが濃いRPG


 「アークナイツ:エンドフィールド」はHypergryphが開発中のRPGだ。発売日は現時点では未定なものの,2024年1月にはテクニカルテストが行われ,注目を集めている。今回の出展はPC版によるもので,日本語のボイスとメッセージでゲームを楽しめるようになっていた。
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 Hypergryphが配信を予定している3Dリアルタイム戦略RPG「アークナイツ:エンドフィールド」のテクニカルテストが2024年1月12日から実施された。このテストに参加してみたので,バトルシステムや惑星探索要素といった見どころを紹介しよう。

[2024/01/19 08:00]
画像集 No.002のサムネイル画像 / Hypergryph「アークナイツ:エンドフィールド」試遊レポ。バトルから工場自動化まで,濃い要素が詰め込まれた新作RPG[TGS2024]

 本作の物語は謎に包まれている。現在判明しているのは記憶を失った「管理人」である主人公が,惑星「タロII」を舞台に謎の構造体生物「アンゲロス」と戦いを繰り広げるということのみなのだ。
 ただ,タロIIには「源石」と呼ばれるエネルギー資源があって,これを利用した人間は「鉱石病(オリパシー)」に感染して新たな源石となってしまう。このタロIIを開拓するための仕組みが,タイトルにもなっている「エンドフィールド工業」であり,自動化されたユニットの集合体である「集成工業システム」を使って,さまざまな製品を生産できる。これにより,タロIIを人類の新たな故郷にしていくのである。


主人公(上)と「集成工業システム」(下)
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 本作は「アークナイツ」と世界観を同じくしするがジャンルはまったく異なり,3Dのフィールドを探索して,敵と戦いながら先へ進んでいくRPGらしいつくりになっている。

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 戦闘はリアルタイムで進行するもののアクションはあまり重視されておらず,効率的な位置取りや適切なタイミングでのスキル使用が勝敗を分けるバランスだ。実際にプレイしてみても,刻々と変化する状況の中で,頭を使って効率よく立ち回ることが求められるゲームに感じられた。

 これを象徴しているのが,スキルと「属性エネルギー」という,彼我の位置関係が重要になるフィーチャーだ。
 管理人と仲間達は多くのスキルが使えるが,その効果範囲を扇形だったり一直線だったりとさまざまだ。そのため多くの敵を効果範囲に捉えるには,位置関係をうまく調整することが重要になる。

 また敵味方がスキルを使うと,フィールド上に属性エネルギーという光の玉が出現し,これにスキルを当てると広範囲を攻撃できるなど,特殊効果が発生する。自分が戦っている場所とは少し離れた位置に属性エネルギーが出現するようなこともあるので,攻撃を当てるために位置取りを変えるか,あるいは無視してそのまま戦い続けるかといった選択が生まれてくる。

 さらにスキルには敵を転倒させたり,打ち上げたり,ノックバックさせたりといった属性もあって,敵の状態や性質に応じた使い分けも重要だ。いずれにせよスキル使用時は時間の流れがゆっくりになって考える猶予が与えられるので,ああでもないこうでもないと戦略を考えてみると,本作をより楽しめることだろう。

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 なお,スキルを当てて敵の「シールド」を削りきると「ブレイク」状態になり,ここに攻撃を当てれば通常よりも多くのダメージを与えられる。さらにスキルを当ててSPを溜めれば「必殺技」も発動可能になり,さらに大きなチャンスとなる。派手なカットインとともに強烈な攻撃が繰り出される必殺技は非常にカッコいいので,いろいろなキャラクターの必殺技が見たくなることだろう。
 ただし,スキルはもちろん敵側も使ってくるため,範囲外に逃れたり,タイミング良く転倒や打ち上げのスキルで妨害したりといった臨機応変の立ち回りが必要だ。リアルタイムバトルと戦略がほどよくミックスされていて,雰囲気や考え方は「ゼノブレイド」シリーズに似ているところがあると感じられた。

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 そして,とくにユニークなのが集成工業システムだ。
 一定の条件を満たすと,フィールド上に集成工業システムが作れるようになり,ビッシリと並んだ無数の施設をベルトコンベアで相互をにつなぐと,プレイヤーが何もしなくてもさまざまな製品が生産されていくようになるのだ。いわゆる工場の自動化シミュレーションのようなモードで,これには戦闘とはまた違った面白さがある。

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 例えばあるラインで植物を栽培し,その種を粉にして薬を作る。別のラインでは鉱石を金属に加工してボトルにする。そして薬とボトルを組み合わせて,戦闘に使える回復薬が作られる……といった具合に,武器から回復アイテムまであらゆる品が生産できてしまう。
 今回の試遊では予め用意されていた,完成した集成工業システムを稼動させただけだったが,限られた面積に多くの施設を配置し,ベルトコンベアでつなげて一大物流ラインを築くには,なかなかのやり込みがいのある要素になりそうである。

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 さらに各施設には,適切なスキルを持つキャラクターを配置し効率をアップさせる要素も用意されている。完成したアイテムは,自分達で使うだけでなく,ほかの勢力と貿易して利益を上げることもできたりと,マネジメントゲームのような楽しみ方も可能なようだった。

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 謎めいた物語と,リアルタイムと戦略がミックスされた戦闘システム,そしてガチめの工場自動化シムと美少女キャラクターの組み合わせと,なかなか濃い要素が詰め込まれた「アークナイツ:エンドフィールド」。開発陣の好きなモノ,面白いと感じたモノがすべてぶち込まれた感もあり,ある種の清々しさが感じられる。

集成工業システムのジオラマ。エンドフィールド工業のロゴが弐瓶 勉氏っぽい辺りも制作陣の趣味が現れている
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 なおGRYPHLINEブースでは,「アークナイツ:エンドフィールド」のショッパー「かぶってなりきりペリカ紙袋」ガイドブックといったさままざまなノベルティが配布されているので,本作が気になる人は,一般公開日にブース番号03-C05に足を運んでみてはいかがだろうか。

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「アークナイツ:エンドフィールド」のショッパー(上)と,「かぶってなりきりペリカ紙袋」(下)
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