インタビュー
「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2023」出場プレイヤー36名に聞く「スト6」の気になるポイントと初年度リーグ戦へ臨む意気込み
今回は合同インタビューとして,SFL: Pro-JP 2023に参戦が決定した9チーム36名の選手に話を聞いた。ゲーム発売後1か月という,時間の足りないなかで戦いに挑む現在の心境や,スト6で注目しているキャラクターやシステムなどを聞いているので,今年もシーズンを追いかける予定の読者はぜひチェックしてほしい。
「ストリートファイターリーグ」公式サイト
CYCLOPS athlete gaming OSAKA
・どぐら選手
・GO1選手
・かずのこ選手
・フェンリっち選手
SFLに新規参戦が決定したCYCLOPS athlete gaming OSAKA(CAG)。さまざまなタイトルで輝かしい戦績を残したメンバーが揃っており,参戦初年度から優勝候補にも挙げられている。
チームメンバーは,昨年Good 8 SquadでSFL優勝を果たしたどぐら選手に,ほかのタイトルで世界を制した経験を持つGO1選手とフェンリっち選手,そしてその3人が太鼓判を押し,スカウトしたというかずのこ選手の4人。
とくにかずのこ選手は,家族の後押しもあり,久しぶりに格闘ゲームの最前線へと復帰を果たすこととなる。過去にはストリートファイターIVで世界の頂点に立ったレジェンドプレイヤーが,どのような活躍を見せるかにも注目しておきたい。
――チームの特徴や強みは?
GO1選手:
もともと仲のいい4人がそろっており,チームワークには自信があります。加えて格闘ゲームそのものが得意で,システムを攻略するのが得意な4人が揃いました。その強みを最大限に生かして勝ちたいと思います。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
どぐら選手:
ジェイミーに注目しています。今回のSFLは短距離走だと思っていて,今年に限っては使用率が低く,対策されにくいキャラクターのほうが高い勝率を出せるのかなと考えています。スタイルは無難にクラシックで。モダン操作がハマるキャラを見つけられればアドバンテージになりますが,おそらくSFLまでに間に合わないと思います。
かずのこ選手:
スピードが速く,攻めが強いキャラを使ってきたのでキンバリーとキャミィが候補になります。スタイルは技数が減るデメリットが気にならないようであればモダンで行こうと考えています。クラシックにはいつでも戻せますし。
フェンリっち選手:
新しい格闘ゲームを触るときは見た目のインパクトから入るので,技や見た目が好みなマリーザが気になっています。あとスト6でかなり強そうなシステムのドライブパリィに対してコマンド投げで大ダメージが取れそうなのもいいですね。スタイルはクラシックがメインになりそうです。
GO1選手:
強いキャラを使う主義なので,去年のβテスト時点で強く感じたジュリを使う予定です。遠距離で戦うキャラも好きなので,JPも試したいですね。操作はクラシックを考えています。モダンも強そうですが,理論値が高いのはクラシックなのかなと。
それとモダンは特定のキャラに対して対策として用意するとかはあるかもしれません。モダンならパッド操作,クラシックならアケコン操作など,使用するデバイスを変更することも考えています。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
どぐら選手:
βテストや体験版であまり掘り下げられなかったドライブリバーサルに注目しています。SFLが始まっても活用されていない可能性があるので,うまく扱えればアドバンテージにつながるかもしれません。
かずのこ選手:
前作のストVで本格的に格闘ゲームを始めた人には,ドライブラッシュからの速いテンポの攻めが有効になりそう。
――気になる対戦チーム,選手は?
どぐら選手:
魚群のマゴ選手。スト6に対するやる気をかなり感じています。魚群自体,スタートダッシュに長けた選手が揃っている印象です。
かずのこ選手:
Good 8 Squadの立川選手ですね。ふだんから一緒に練習していますが,彼はモダンの強さを信じてかなり研究しています。どのように仕上げてくるか楽しみです。
――SFL2023への意気込み
どぐら選手:
SFLのファンはもちろん,さまざまな格闘ゲームプレイヤーから注目されていると感じています。それに恥じないよう全力でプレイし,楽しくて面白い試合でSFLを盛り上げていきます。応援よろしくお願いします。
かずのこ選手:
自分は前回までは見る専でしたが,今回ついに憧れのSFLに参加できるという絶好のチャンスを掴みました。ファンの期待を裏切らないよう,全力でがんばります。
フェンリっち選手:
チームとしてこういったイベントに参加できるのがうれしいです。「ストリートファイター」シリーズの経験値はまだ少ないですが,先輩方の足を引っ張らないようがんばります。
GO1選手:
ストVのカプコンプロツアーでは一度も優勝できなかったので,ナンバリングが変わった今回,活躍できるようにひたすらにやりこみます。今回はCAGとして参加するということで,楽しんだうえで勝ち切ることも目標にしています。
Saishunkan Sol 熊本
・ネモ選手
・Shuto選手
・ひぐち選手
・ササモ選手
前年度は準優勝という成績を残したSaishunkan Sol 熊本(SS熊本)。リーダーのネモ選手,Shuto選手,ひぐち選手の3人に今年はストVの後半で頭角を現してきた若手プレイヤーのササモ選手を抜擢。「スト6はドライブインパクトへの対処など,反応が重要なゲームになるのでは」と予測を立てている,ネモ選手の理想を体現できる,若手中心のチームとなった。
なお,ストVから競技シーンに参戦したShuto選手,ひぐち選手,ササモ選手は揃って,「ストVだけのプレイヤーではないところを見せる」ことを目標として宣言しており,βテストや体験版の時点から高いモチベーションで,“新作格闘ゲームの攻略”という未知の体験に取り組んでいる。
――チームの特徴や強みは?
ネモ選手:
若い選手中心のチームだということ。勝ちたい意欲が強いし,爆発力もあると思います。今年はオフラインで練習する機会が増えると思いますが,それもプラスに働くはず。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
ササモ選手:
まずはディージェイをクラシック操作で使う予定です。そのうえでモダン操作で強そうなキャラをサブとして用意したい。ディージェイがモダン操作で強い場合は,クラシック操作のサブを用意することを考えています。
ひぐち選手:
ストVの経験が生かせるガイルのクラシックでいきます。あくまで印象ですけど,スト6って弾(飛び道具)がかなり強そうなゲームに見えるんですよね。ですので自分はガイルを使うことで,周りにリードが取れると思っています。
ある程度日数が経ってキャラ評価が固まってきたら,そこから強いキャラをサブとして用意し,戦力を補強していきます。
Shuto選手:
単純に見た目が好みという理由でマリーザですね。ガタイのいいキャラが好きなんですよ。スタイルはモダンに対しては否定的で,クラシックより使える技が減るのと,限定的なテクニックが多いのが心配です。1か月しか準備期間のない今回のリーグ戦とは相性が悪いと感じています。うまくいかなった時に失うものが大きすぎるので。
ネモ選手:
キャラはJPを使ってみたい。スタイルはおそらくクラシック。昔ながらのゲーセンでプレイしていた世代なので,コマンド操作がなくなるモダンは遊んでいてちょっと物足りなさを感じました。ただし,モダンは対戦相手へのキャラ対として,サブキャラを操作する際に使うことはあるかもしれません。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
ネモ選手:
体験版の時点では,ドライブラッシュが共通して強いと思われているシステムなんですが,ドライブラッシュよりもオーバードライブを使った方が試合を有利に進められるキャラもいると思うんですよ。キャラごとに異なるドライブゲージの使い方を見つけて,うまく使いこなせる人が有利を取れるんじゃないでしょうか。
Shuto選手:
ストVはよくも悪くも硬派なゲームで,想定外の事態が起きることがほぼありませんでした。一方,スト6は練習でも,想定していなかったことがよく起こっているので,状況に対応する瞬発力が問われるのではと考えています。
――気になる対戦チーム,選手は?
ネモ選手:
チームはCAG。かずのこ選手の復活が注目を浴びそうですし,チームは初参戦だけどいろいろなゲームで活躍した選手が揃っているので,どのチームも警戒しているんじゃないでしょうか。
Shuto選手:
単純な強さで警戒しているのは忍ismのももち選手と藤村選手。去年のβテストや体験版で対戦した時に抜けて強かったので。リーグ戦でも猛威をふるいそうです。
――SFL2023への意気込み
ササモ選手:
初めての舞台で不安も緊張もあるんですけど,その気持ちに負けず,逆にみんなを引っ張っていく気概でがんばろうと思います。
ひぐち選手:
自分がスト6でも勝てるのかは自分自身も気になっています。ストVで勝ててはいましたが,別のゲームでも勝てるというところを見せて,少しずつ周りから評価されていきたいですね。
Shuto選手:
SFLに参加して6年目,ようやく去年ごろから活躍できるようになり,勝てる喜びを知りました。今年も勝つ喜びを味わえるよう活躍して,チームを引っ張っていきたいです。
ネモ選手:
スト6でのSFLは1年目なので,まずこのゲームでどういった取り組みをしていく必要があるか,それを見極めないといけませんね。今後はオフライン環境での対戦も重要になるので,環境に適応し,今年こそ優勝を狙います。
名古屋OJA BODY STAR
・あきら選手
・オニキ選手
・鶏めし選手
・KEI.B選手
名古屋OJA BODY STARはウメハラ選手のSFL不参加の影響もあってか,昨年の3位の成績を残したチームを一旦解体することに。今年は,昨年に続いて選出されたあきら選手をリーダーに,社会人生活1年目を終えたオニキ選手と昨年FAV gamingで出場していた鶏めし選手が加入している。
また,一部の格闘ゲーマーの間で話題になっているのが,謎のニューカマー,KEI.B選手だ。もともとはバンババンという名前で活動していた格闘ゲームの猛者だが,名前も新たに,SFLに参戦を果たした。なお,加入にあたり,リーダーのあきら選手が猛プッシュしたとのこと。
今年のOJAは奇しくもチーム全員が社会人として働いている,兼業プロゲーマーであるというのも注目ポイントの1つ。時間的優位を作れる専業プロに対しては不利だと思われるが,「時間効率を突き詰めた攻略を見せる(KEI.B選手)」「寝なければいいんです(あきら選手)」と力強くコメント。これまでも結果を残してきたメンバーがどんな活躍を見せてくれるか,今から楽しみだ。
――チームの特徴や強みは?
あきら選手:
チームの強みはKEI.B選手の加入です。別ゲーでトップだったプレイヤーがスト6から参戦を果たすことは,OJAにいい流れをもたらしてくれると思います。
全員が兼業プロゲーマーという特徴のチームは,みなさんにとって身近な存在として感じていただけるのかなと思います。仕事が忙しい中でも練習を続けないといけないので,配信でぜひ仕事に関するコメントをしてみてください。みなさんに近い気持ちで返答できるかと思います(笑)。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
オニキ選手:
興味があるのはDJで,いまのところはクラシックタイプでやろうと思っています。過去作のような溜めキャラだとうれしいんですけど,コマンドキャラだった場合は,レバーレスコントローラからアーケードスティックに戻そうと考えています。モダン操作にも興味はあって,感触が悪くなければ使ってみたいですね。操作タイプやコントローラは,柔軟に変えていこうと思っています。
鶏めし選手:
ダルシムはこれまでと同じく,ほぼすべての通常技と特殊技を使うと思うので,モダンの技が減るというデメリットが大きすぎるように感じています。あまり器用なタイプではないですし,クラシック操作でアケコン,特殊なボタンも増やさずにダルシムを使います。
あきら選手:
まずはキャミィですね。飛んで解決できるキャラが好みなので。あとは同じタイプで見た目がかっこよくて気になっているジェイミーが強かったら,幸せなストリートファイターライフを送れるのかなと思っています(笑)。操作は,30年近くアーケードスティックで格闘ゲームをプレイしているので,クラシック+アーケードスティックでいきます。
KEI.B選手:
攻めが強いキャラが好きなので,ケン,キンバリーをクラシックで触ってみたいです。あとはJP。対策が難しいキャラが初年度だと強いんじゃないかなって。そうなると起き攻めが強そうなJPも候補になるのかなと。目先の勝利にこだわっていきます。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
KEI.B選手:
ドライブインパクトに注目が集まっていますが,キャンセルドライブラッシュと生のドライブラッシュ,この2つが超大事だと思っています。この2つを使いこなせれば,稼働初期はランクマで上位に行けそうですね。
あきら選手:
ドライブパリィですね。デメリットもあるシステムですが,メリットも特大なので注目しています。ジャストパリィにならなくても不利は負わないですし,スト6は防御面が全キャラ強くなったという認識があります。
ほかには,バーンアウトさせた時の攻略が大事になってくるんじゃないかなと。フレーム的に有利を取りやすいキャラはやりたい放題できそうですし,画面端に連れていく戦略や,バーンアウトさせるための連係は詰めていきたいですね。
――気になる対戦チーム,選手は?
あきら選手:
CAGがとても気になっています。最初から強そうでやだなーと(笑)。ただ,CAGの使っているキャラや戦略は勝利への近道になるとも考えられるので,そういう意味でも注目しています。
鶏めし選手:
個人的には熊本SSです。ネモさんはマルチでうまいですけど,ほかの選手は若くて,他ゲーの経験値が少ないように思います。その中でスト6に変わってどうなるか,そこにすごい興味があります。
――SFL2023への意気込み
オニキ選手:
今回1年ぶりの復帰になりましたが,自分のことを覚えてくれている人に,まずありがとうと伝えたいです。新しい自分を見せられたらなと思うので,応援よろしくお願いします。
鶏めし選手:
スタートダッシュが早いか遅いかといわれるとちょっと微妙ですが,ダルシムはキャラや人対策が重要なキャラクターなので,まずは自分のキャラを理解して,相手キャラに応じた動きを詰めていきたいと思っています。
KEI.B選手:
チームメイトに会って,あらためてこのチームで勝ちたいと思いました。OJAのオーナーさん,スタッフの皆さんからも熱い気持ちを感じているので,ファンの方たちも含め,全員の期待に応えたいです。
あきら選手:
一昨年にSFLで負けた時は号泣して,去年は3位と結果を残せて自分の中では楽しく終えられたなと思ってたんですけど,いただいた写真を見ると天を見上げて涙をこらえているような写真ばかりで,実は悔しかったんだなと最近気づきました。今年こそは笑顔でSFLを終えたいですし,それを実現するには優勝しかありません。がんばりたいと思います。
広島 TEAM IXA
・ストーム久保選手
・キチパ選手
・じゃじい選手
・ACQCA選手
2年連続2度目の参戦となる広島 TEAM IXA(IXA)は,チームリーダーのストーム久保選手以外のメンバーが総入れ替えに。ストーム久保選手が「準備期間が短くても勝てるメンバー」に声をかけた結果,キチパ選手,ACQCA選手,じゃじい選手が加入し,今のチームが完成した。
「今年の目標は,昨年に自分を指名しなかった相手への復讐」と断言するキチパ選手を筆頭に,体験版で使えるリュウ,ルークに絞って製品版の発売前から練習を続けているじゃじい選手,専業プロになって初めてSFLに挑む経験豊富なACQCA選手と,いずれの選手も高いモチベーションを保って本番に臨む。キャラの強みをすばやく見抜き,かつ複数キャラを器用に使いこなす,ストーム久保選手の特性も,準備期間の短い今年はプラスに働く可能性が高く,ダークホースになりそうなチームだ。
――チームの特徴や強みは?
ACQCA選手:
自分とじゃじい,キチパの3人はスパーリングパートナーとして去年の出場者と戦っていて,そこでかなり揉まれてレベルアップできました。ただやっぱり全員SFLに出たかったと思うんですよ。今年は去年の悔しかった気持ちをぶつけていきます。
ストーム久保選手:
スト6の発売後の1か月間に時間が使えるメンバーに声をかけたんですけど,図らずも「リベンジを誓う」というコンセプトのチームになりました。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
じゃじい選手:
リュウとルークです。これまでの格闘ゲーム人生でも正統派なキャラを選んできましたし,この2キャラは体験版に入っているぶん長く触れるアドバンテージもあるので。操作はクラシックの予定ですが,臨機応変に対応していこうと思っています。
ストーム久保選手:
本田,ブランカ,マリーザが第一候補です。PVの印象で短期間で勝てそうだなというのを感じているんですが,相手が国内のトップ層なので,そういった戦法が通用するのか,吟味する必要はありそうです。操作はクラシックです。技の数が多いのと,溜めキャラとの相性がよくない可能性があるので,いったんはクラシックを選びます。
ACQCA選手:
結論から言うとなんでも使おうと思っています。ひとまずチームメンバーのキャラを見て,弱点を補えるキャラを選ぶ予定です。見た目だけならジェイミーですかね。モダンかクラシックはキャラによって変わると思っていて,ベストな組み合わせを模索していきます。
キチパ選手:
第一候補はザンギエフですが,コマンド投げを持っているキャラは全員候補です。マノン,リリー,マリーザ,あと本田も一応候補に入るのかなと。ひと通り触ってみて,自分のスタイルに一番合ってそうなキャラを使います。操作はとりあえずクラシックで。モダンはキャラによって通常技が減るので,それ次第ですね。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
じゃじい選手:
ドライブパリィです。人によって差が出るシステムだと思っていて,うまく使っていく立ち回りを考えるのはもちろん,活用しているプレイヤーをチェックしていきます。
ACQCA選手:
ドライブパリィ,ドライブインパクト,無敵技と受け手側にいろいろな選択肢がある以上,スト6は逆択が強そうなゲームだと思っています。そういう意味で起き攻めの読み合いが重要になりそうで,そこでズルをできる行動に注目しています。たとえばキンバリーの爆弾を置く技みたいな。安定した起き攻めができるキャラや行動を見つけたいですね。
――気になる対戦チーム,選手は?
ストーム久保選手:
名古屋OJAのKEI.B選手です。最初はだれか分からなかったんですが,蓋を開けてみればバンババンさんで(笑)。昔チームに誘ったことがあるんですけど,その時は忙しくて断られてしまったんです。スタートダッシュに定評がある人なので,今年のSFLにピッタリの選手と言えそうです。
ACQCA選手:
KEI.B選手はどの格闘ゲームをやらせても攻略が早い。そのうえ時間があれば詰めていくタイプなので警戒しています。チームとして注目しているのはCAGですね。ゲームがうまいエリートが集まっています。ただストVを最後までガチで詰めていた選手は少ないので,そう簡単には負けないという気持ちも強いです。
キチパ選手:
動向が気になるのは板橋ザンギエフ選手。実はあの人,そんなにザンギ感はないじゃないですか。だから誰を使ってくるのかとても気になっています。
――SFL2023への意気込み
じゃじい選手:
去年IXAは最下位だったこともあって,評価が低いですよね。自身もチームも今年は評価を上げて,いろいろなものを取り返そうと思っています。勝ちに徹します。
ACQCA選手:
ようやくこの舞台に立てたという想いはありますが,勝つことが目標です。チーム全体で勝てるように,攻略をまとめていくことも求められていると思うので,それもこなしつつ自分も勝ち,優勝を目指します。
キチパ選手:
去年はSFLに出られなくて,プロとして活動しているのに存在していないような,プロ失格みたいな状態になってしまったので,全力で勝ちにいきます。「お前ら俺を取らなかったからこんなことになったんだぞ!」って言えるシーズンにしたいです。
ストーム久保選手:
チームリーダーとして,メンバーが変わったのでどういったバランスでやっていくのかを考えている途中なんですが,去年出られなかった3人がすごいギラついていますよね。これであまり結果が出なかったらどうしようというプレッシャーも感じています(笑)。ですが,今年は自分も勝ちにどん欲に,ギラついていこうと思っています。
魚群
・マゴ選手
・まちゃぼー選手
・もけ選手
・水派選手
ストリートファイターリーグに3年連続同一メンバーで挑む魚群。チームリーダーのマゴ選手がスト6においても活躍しているほか,先日実施された「Red Bull Kumite 2023」の日本予選で,4位の結果を残した水派選手と同9位のもけ選手を擁し,仕上がりも上々といったところか。まちゃぼー選手もタイトルを問わず結果を残している選手で,不安視するところがない。
2021年シーズンは4位,2022年シーズンは6位と2年連続で結果を出せていないが,3年連続同一メンバーでの出場ということで,チームとしての戦い方,ノウハウはもっとも蓄積されたチームと言える。メンバーを見てもマルチで活躍する選手が多く,スト6のゲーム性と噛み合えば,飛躍の年になったとしてもなんら不思議ではないだろう。
――チームの特徴や強みは?
マゴ選手:
魚群はマルチなタイトルで活躍している選手が多いだけに,新作タイトルに強いチームだと自負しています。自分ともけは新しい攻略を見つけるのも得意で,ほかのチームにはない攻略を見せられるかと思います。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
マゴ選手:
技が多くて,スピーディーなキャラが好みなので,キャミィとジュリを使う予定です。SFLの開幕まで時間もないので,そのなかで強いキャラを選んでいこうかなと。操作は現状クラシックですが,モダンをワンポイントで使うことはあるかもしれません。
まちゃぼー選手:
まず前提としてチームでキャラは被らないようにしようと考えています。対策面で相手に楽をさせてしまうので。そのなかでハイスタンダードなキャラを選ぶ予定です。操作はモダンが明らかに強いということがない限り,クラシックを考えています。
もけ選手:
マノンを一番使ってみたいですね。あとはリリーやブランカ。チームメンバーが選んでいない,システムと合っていそうなキャラを使う予定です。操作はマノンと相性がよければモダンを使うかもしれませんが,現状はあまり考えていません。
水派選手:
完全新規のキャラで,トリッキーな動きができそうなJPが気になっています。操作は慣れているのもありますし,クラシックになりそうです。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
マゴ選手:
ジャストパリィがすごく気になっています。仕上がった結果,どんな制限が生まれ,どんな読み合いが発生するのか。あとはドライブインパクト。確実に荒れますよ。
まちゃぼー選手:
ドライブインパクトは観戦している人も盛り上がれるポイントですし楽しみですね。攻略でもどのように使っていくか。いろいろ考えていきたいです。
――気になる対戦チーム,選手は?
マゴ選手:
ももち選手と藤村選手が気になっています。2人ともゲーム攻略はもちろん,対応力も高く,今年の忍ismは怖いチームになりそうです。
もけ選手:
チームで言えばCAG。かずのこ選手やGO1選手はプレイヤーが強すぎて。体験版の時点でその片鱗が見えていますけど,多くのチームにとって脅威となりそうです。
――SFL2023への意気込み
マゴ選手:
発売から開幕まで1か月ほどしかありませんが,短い準備期間のなかで最大限の努力をしていきます。今年の魚群はほかのチームに引けを取らない力を持っていると思っているので,優勝目指してがんばります。
まちゃぼー選手:
魚群はずっと同じメンバーで参加していますが,これまで結果を残せていません。だからこそ今回はいつも以上に力を入れてがんばります。スタートダッシュに定評のあるメンバーが集まっていますし,力を出し切って今年こそ優勝します。
もけ選手:
スト6の発売直後で,注目度も高い大会になりますよね。初めて大会を見る人も多いと思いますし,そういった方に魚群をアピールしていきます。今年こそは絶対に勝ちます。
水派選手:
スト6になってから初のSFLですが,チームが強いのは間違いありません。個々の実力を発揮しやすい環境を整えて,優勝を目指します。
Good 8 Squad
・ガチくん選手
・カワノ選手
・ぷげら選手
・立川選手
ストリートファイターリーグでは,2021年シーズン準優勝,2022年シーズン優勝と圧倒的な成績を残すGood 8 Squad。同チームに所属するプロゲーマーのガチくん選手,カワノ選手,ぷげら選手は固定メンバーだが,今年はBurning Coreに所属する立川選手が助っ人として参戦。選手としてだけでなく,スパーリングパートナーとしての実績もある立川選手が,Good 8 Squadでどんな化学反応を起こしてくれるか非常に楽しみだ。
実績から考えて優勝候補筆頭なのは間違いないが,スト6に競技種目が変わる今年は,比較的若く,経験値が少ない選手が多い点が懸念材料になり得る。ストVで経験を積んだ者たちが,古参のプロゲーマーに対して,どこまで食らいつけるか。同チームにとって今シーズンのストリートファイターリーグは試金石の1年になりそうだ。
――チームの特徴や強みは?
ガチくん選手:
今年はいつもの3人に加えて,立川が加入しました。立川とは去年スパーリングパートナーとして一緒に練習を重ねてきたこともあり,いい流れをもってSFLに臨めそうです。
立川選手:
SFLはチーム戦なので,自分だけでなく仲間のサポートもしていきます。とくに対戦よりもトレモをする時間のほうが長くなると思いますし。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
立川選手:
モダンをかなり触っていて,使用キャラはダルシムを考えています。ただ,ダルシムはクラシックのほうがよさそうですね。モダンで強そうなキャラも探そうとも考えています。
ぷげら選手:
注目しているのは,ジュリとDJです。操作はひとまずクラシックですが,今後の発見次第で変わるかもしれません。
ガチくん選手:
自分も操作はクラシックです。キャラに関しては,スト6は攻めの強いゲームな気がしているので,攻めっ気のあるキャラを使いたいですね。ラシードが発表されたので,追加され次第ラシードも触ります。そこまではジェイミーやケン,ルークあたりを考えています。
カワノ選手:
これまで使ったことのない傾向のキャラを考えています。ガイル,本田,ザンギあたりでしょうか。操作はどちらかは決めていませんが,強そうなほうを選びます。
――気になる対戦チーム,選手は?
ガチくん選手:
これまでSFLに参戦してこなかった,GO1選手,かずのこ選手,フェンリっち選手を有するCAGです。スタートダッシュが速い選手が多く,CAGを気にしているチームは多いんじゃないでしょうか。あとは,名古屋OJAに加入したKEI.B選手。過去シリーズやほかのタイトルで実績を残す選手で,そういった選手を知ることができるのも大会の魅力だと思います。
――SFL2023への意気込み
立川選手:
まずは上位6チームが残れる2ndステージに進出することが目標です。残れたならもちろん優勝を狙います。
ぷげら選手:
まずは自分らしい試合をできるように仕上げていきます。それが達成できればある程度は勝てていると思うので,そうなれるようがんばります。
ガチくん選手:
ライバルたちが新しい攻略をドンドン見つけてくると思いますが,あまり気にせず,まずは自分のプレイを仕上げていきます。ひとまずの目標は1stステージ突破ですね。
カワノ選手:
勝率50%をまずは目指したいと思います。いろいろな攻略が出てくると思いますが,そのなかで取捨選択をしていきます。
忍ism Gaming
・ももち選手
・ヤマグチ選手
・藤村選手
・ジョニィ選手
忍ism Gamingから出場する選手は,同名のプロeスポーツチームに所属するももち選手,藤村選手,ヤマグチ選手,ジョニィ選手の構成。昨年出場時と同一のメンバーかつ,ふだんの活動も共にしているため,出場チームのなかでも随一のチームワークを見せてくれそうだ。
ゲーム攻略に定評のあるももち選手と藤村選手は下馬評も高く,ポイントゲッターとしての役割を担ってくれそうだが,ヤマグチ選手とジョニィ選手の若手2人は完全に未知数。スト6になり,ゲーム性が噛み合うことで周囲を驚かすような活躍を見せてくれることに期待したい。
――チームの特徴や強みは?
ももち選手:
去年と同じメンバーかつ忍ismのメンバーだけで構成されているので,チームワークはとくに優れています。SFL以外の活動も一緒にしていますしね。いつも応援してくれているファンの方も,より親しみを持って応援できるのかなと思います。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
ヤマグチ選手:
もともと胴着系のスタンダードキャラを使ってきたので,スト6でもルークを触ってみようかと。見た目ではジェイミーがお気に入りですね。操作は現時点ではクラシックが合っているのかなと思っています。ただ,対策をするという点でもモダンを触っておく必要がありそうです。
ももち選手:
自分の魂のキャラでもあるケンを使いたいとは思っています。強かったらという前提がありますが。新キャラも気になっていて,ジェイミーやマリーザは面白そう。操作はクラシックを使う予定ですが,モダンを攻略する人はここからドンドン伸びてきそうですよね。キャラによって相性もありそうですし,どんな攻略が出てくるか今から楽しみです。
ジョニィ選手:
発売から1か月しか時間がないので,ストVで使っていたかりんやGにプレイフィールが近いキャラを選ぼうと考えています。キャミィやマノンあたりでしょうか。候補から強いキャラに絞って使っていきます。操作はモダンに慣れるまで時間が掛かりそうだったので,クラシックで行きます。
藤村選手:
スピーディーなキャラが好きなので,キャミィやキンバリーといった相手を翻弄するキャラが気になっています。ただ,飛び道具が強そうなので,それに対処できるかがキャラ選びのカギになりそうです。難しければガイルが最有力候補です。操作はモダンがメリットとデメリットがはっきりしているので,そこの兼ね合いですね。メリットが大きければモダンを使うこともあると思います。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
ももち選手:
ドライブシステムが面白くて,画期的ですよね。最初はドライブインパクトが強いと思っても,次の日にはパリィも強いなって思ったり。カプコンさんうまく作ったなって(笑)。過去シリーズは型にハマっていた部分があったんですが,スト6はプレイヤーの個性がより反映されそうな予感がしています。
ジョニィ選手:
藤村さんやももちさんはジャストパリィの精度高いですよね。対戦すると青く光る(ジャストパリィの成功エフェクト)シーンが多すぎます。
ももち選手:
自分はもともとストリートファイターIIIからストシリーズにのめりこんだので,ブロッキングに近いジャストパリィが決まると,青春が帰ってきた気持ちになります。独特なシステムではあるので,そこで差を付けられるのかなとも思っています。
――気になる対戦チーム,選手は?
ももち選手:
多くのチームが挙げていると思いますが,CAGは最も警戒しています。ただプレイヤーが強いだけでなく,新しいゲームのスタートダッシュに定評があるので,間違いなく強いチームだろうと。
――SFL2023への意気込み
ヤマグチ選手:
新しいゲームになるという不安もありますが,ストVで培ってきた経験を出し切れば活躍できるだろうという自信もあります。まずは開幕までにしっかり仕上げていきます。
ももち選手:
昨年と同一のチームと言うことで,昨年は悔しい気持ちで大会を終えたので,かならず優勝する気持ちで取り組んでいきます。タイトルも変わりますし,心機一転,イチから優勝目指してがんばります。
ジョニィ選手:
新しいゲームを同じスタートラインで始める機会があまりなかったので,自分がどれくらい強くなれるか未知数な部分があります。周りに置いていかれないよう必死に食らいついていきます。
藤村選手:
実は自分も同じスタートラインで勝負をすることがなかったんですよ。ストVでいろいろと経験を積んではきているが,それがどこまで通用するか。トップに立てる自信はありますし,チームで攻略を共有して,優勝を目指します。
DetonatioN FocusMe
・板橋ザンギエフ選手
・ナウマン選手
・竹内ジョン選手
・ふ〜ど選手
昨年7位と結果が振るわなかったDetonatioN FocusMe(昨年はコミュファDetonatioN)は,同チームに所属するプロゲーマーの板橋ザンギエフ選手,ナウマン選手,竹内ジョン選手を据え置きつつ,競技シーンで圧倒的な活躍を残すふ〜ど選手が加入。若手2人+古豪2人というバランスのいいチーム構成となった。
ナウマン選手と竹内ジョン選手は,ストVからのプロゲーマーで経験値が少ない点が気掛かりだが,アドバイザーとしても優秀とされるふ〜ど選手の存在は大きい。板橋ザンギエフ選手のザンギエフにふ〜ど選手のダルシムと,癖の強いキャラが多いのも強みとなりそうだ。
――チームの特徴や強みは?
板橋ザンギエフ選手:
ふ〜どが加入したことで,若手2人,おじさん2人のいいチームバランスになりました。スタイルもみんな違っていて,チームとしてのまとまりは悪くなさそうです。新しいゲームになって,どんな攻略を見せられるか,そこに注目してほしいですね。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
竹内ジョン選手:
ジェイミーとキンバリーを使ってみようと考えています。もともと攻めるキャラを使っていたこともあって,攻撃的なキャラが気になっています。ラシードも追加されたら触る予定です。モダンかクラシックかは模索中ですが,モダンの強みが出るシーンもあるとは考えています。
板橋ザンギエフ選手:
ほぼザンギエフを使うと思います。話題性もありますしね(笑)。モダンはワンチャンスあるポテンシャルを感じています。しっかり検討して備えていきます。
ふ〜ど選手:
システム的に足が遅いキャラが強そうな気がしていて,ダルシムとリリーが気になっています。まずはそこを確認してから攻略を始める予定です。
ナウマン選手:
ストVで最初ケンを使っていたこともあり,まずはケンを使う予定です。操作は今の感触だとクラシックになりそうです。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
ふ〜ど選手:
システムで気になっている部分は多いんですが,自分はそこから一歩進んで,人読み(プレイヤーの攻略)を詰めようと考えています。どれだけの人がそこまで詰められるのかなって? ガッツリ人読みは仕上げていきます。
――気になる対戦チーム,選手は?
板橋ザンギエフ選手:
定番ネタですが,ネモ選手が所属するSaishunkan Sol 熊本は気になっていますね(笑)。
ナウマン選手:
スト6で初めて同じタイトルで戦う選手が多いCAGが気になっています。かずのこさんにはお世話になっていたので,それも含めてですね。
――SFL2023への意気込み
竹内ジョン選手:
何回かリーグには出ていますが,しっかり勝ち越して終えたことがないので,まずは個人成績を伸ばしていきます。自分の仕事をやり遂げたい気持ちが強いですね。
板橋ザンギエフ選手:
早く自分のザンギエフをみんなにお見せしたい。いいモチベーション,いいマインドで大会を迎えられそうです。ぜひ自分の活躍に期待してください。
ふ〜ど選手:
傭兵である自分の役割は勝つことだと理解しています。勝ってチームに貢献するだけですね。
ナウマン選手:
プロになって初めてタイトルが変わることもあり,自分でもどうなるか分からないというのが本音です。ただやるしかないですよね。自分がやれることは少ないかもしれませんが,ブレずに取り組んでいきます。
FAV gaming
・sako選手
・りゅうせい選手
・ときど選手
・ボンちゃん選手
業界最年長プロゲーマーのsako選手をリーダーに,前作ストリートファイターVでEVOを制したときど選手とボンちゃん選手,ストリートファイターシリーズだけでなく,マルチな活躍を見せるりゅうせい選手が集結したFAV gaming。なお,この4人はストリートファイターリーグの2021年シーズンを制した時と同じメンバー構成となる。
チームの強みは,1タイトルだけでなくマルチタイトルで活躍している選手が多い点にある。スト6発売からおよそ1か月で予選がスタートする今回のストリートファイターリーグ。プレイヤーごとの強さはもちろん,経験豊富な古参プロゲーマーが揃うFAV gamingにとっては追い風になりそうだ。
[インタビュー]生涯現役を貫くプロゲーマー,sako氏に聞くストリートファイター6への期待と展望。ストVの思い出も語ってもらった
FAV gaming所属,HORI公式アンバサダーといった肩書きを持つプロ格闘ゲーマーのsako氏。44歳という年齢でありながら,競技シーンの最前線で活躍を続ける同氏に,「ストリートファイター6」発売のタイミングで期待や展望を語ってもらった。
――チームの特徴や強みは?
sako選手:
今年は2年前のメンバーが再集結しました。この4人でしっかり練習してきた時期があるんで,どういう取り組みができるか熟知できていることが強みですね。
問題は新しいゲームになってどう対応していくかですが,いろいろな格闘ゲームを触ってきたプレイヤーが多いのであまり心配していません。自分も含めて。勝てるチームだと考えています。
ときど選手:
メンバーの個性が強いチームで,スト6でそれが発揮されることに期待していてください。その人ならではの動きを見せられるはずです。
――スト6で使う予定のキャラクターと操作スタイルは?
ときど選手:
胴着キャラを昔から使っていることもあって,ケンが気になっています。体験版で触れるリュウやルークよりも,発売後に新しいキャラを使ったほうが,自分はチームに貢献できるのかなと。モダンとクラシックは両立させるのは難しいと思っていて,しばらくはクラシックを使うことになりそうです。
りゅうせい選手:
もともと演劇やミュージカルが好きなのでマノンが気になっています。まずは真っ先にやり込みます。モダンかクラシックはあまり知識もないので,ノーコメントでお願いします。
sako選手:
JPとジェイミーです。新しい男性キャラがかっこいいんですよね。sakoと言えば女性キャラというイメージを持っている人もいると思いますが,実はそんなことないんですよ。JPとジェイミーは見た目から気になっているので,まず触ってみます。操作はクラシックでモダンは現状触る予定はないです。昔からのゲーマーなので,コマンドで技を出したいんですよね。
ボンちゃん選手:
ルークに注目しています。体験版からガッツリ触れるのはアドバンテージですし,ルークは主人公なんで強さもある程度担保されるだろうと。操作はクラシックですが,サブキャラをモダンでといった攻略はあるかもしれません。
――スト6のシステムで気になるポイントは?
ときど選手:
最近話題になっているのはパリィですね。使いこなせれば強いシステムだと感じています。
sako選手:
現状はパリィに対してリスクを負わせるのが難しく,どうやって攻略していくか。キャラによってはパリィに対する正解を持っているキャラもいると思うので,そういったキャラをピックしていくのも悪くなさそうです。
――気になる対戦チーム,選手は?
ときど選手:
CAGはすごい注目度高いですよね。ほかのゲームで活躍しているプレイヤーばかりなので,スト6になって新加入して,どうなるか。ボンさんじゃないですけど,そういう新規チームに負けたくないですよね。
ボンちゃん選手:
絶対負けたくないです。という気概で取り組んでいきます(笑)。ただすごいことですよね。今までいたわけでもないのに,メンバーだけで注目が集まるって。間違いなく要注意チームだと思います。
sako選手:
プレイヤーだとフェンリっち選手は気になります。新しくストリートファイターに来て,どれくらいの活躍を見せてくれるか。期待もあるし,ぜひ対戦してみたい。
りゅうせい選手:
フェンリっち選手は同じゲームで何度も戦ったことがあるので,自分も注目しています。一番対戦するのが楽しみな選手です。
――SFL2023への意気込み
ときど選手:
完全新作でこれだけ早いタイミングでの大会となると,ただ純粋に楽しみですよね。発売から開幕まではほかの誰よりもやるぞという意気込みで臨みます。みなさんにいいプレイを見せられるようがんばります。
りゅうせい選手:
去年休養をいただきましたが,それが悔しかったし,虚無感もありました。自分というプレイヤーの強さを見せたいと思います。
sako選手:
再びこのメンバーでスト6のSFLに参加できることがうれしいし楽しみです。不安がまったくないわけではないですが,メンバー全員強いので大丈夫でしょう。
ボンちゃん選手:
完全新作のタイトルでチームを組んで挑むということが初めてなので楽しみです。個人的にはメンバーの新しい側面が見えてきそうでワクワクしています。目標はもちろん優勝で,最後まで試合ができるようがんばります。
「ストリートファイター6」公式サイト
「ストリートファイターリーグ」公式サイト
- 関連タイトル:
ストリートファイター6
- 関連タイトル:
ストリートファイター6
- 関連タイトル:
ストリートファイター6
- 関連タイトル:
ストリートファイター6
- この記事のURL:
キーワード
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.