［TGS2022］アニプレックス×デスクワークスの新作スマホ向けRPG「World II World」，今冬配信を発表

　アニプレックスは本日（2022年9月17日），東京ゲームショウ2022の公式番組「アニプレックス×デスクワークス 新作RPGタイトル紹介番組」で，スマートフォン向けRPG「World II World（ワールド・ツー・ワールド）」（iOS / Android）のプロモーション映像を公開し，本作が今冬配信予定であることを発表した。

※9月18日2：00ごろ，紹介番組レポートとプレスリリース情報を追加しました。



　本作は，「RPGタイム！〜ライトの伝説〜」を手がけたデスクワークスの最新作で，上下2分割画面を同時に操作して遊べる斬新な作品となっている。ディレクターを務める藤井トム氏への取材でゲームの内容はおぼろげに見えてきたが，今回の番組ではさらなる詳細が紹介された。

番組にはMCのニッポン放送 吉田尚記さん，声優の竹田羅梨沙多胡（たけだ らりさ たご）さん，梶原岳人さん，加隈亜衣さん，そしてディレクターの藤井トム氏が出演した

3つのキーワード

　まずは，「ゲームを表す3つのキーワード」が紹介された。
　1つは「“シングルプレイ”の“RPG”」であることだ。本作は基本プレイ無料で楽しめる作品だが，「ソーシャル要素や期間限定のイベントなどを行う予定はない」，1人でじっくり楽しめるターン制のバトルを採用したRPGとなる。


　もう1つは「“週刊連載”の“メインシナリオ”」。これはメインシナリオが毎週1話ずつ更新されていくというもので，まさに連載を読むように本作を楽しめるわけだ。週刊連載なので，プレイヤーの意見や評判によっては，例えば人気のあるキャラクターがのちに登場するといった，物語への影響も考えられるという。

　そんなゲームの舞台となるのは滅びゆく3つの世界で，主人公である6人（各世界に2人ずつ3組）のキャラクターが登場するという。ただ，この3つの世界はそれぞれ2つに分断されており，その世界に住む主人公たちも分断されてしまっている。プレイヤーはそんな彼らを操作して，再び世界が1つになることを目指すようだ。


　なお，ゲームのリリース時には，メインシナリオ1〜3がそれぞれ11話（つまり33話分）までプレイ可能となっており，リリース翌週にメインシナリオ1の12話，その翌週にメインシナリオ2の12話といった順で開放されていくそうだ。物語としては1クール（アニメで言う10話〜12話ほど）で1つの山場を迎えるため，リリース段階でかなり楽しめそうな印象だが，サービス開始時のボリュームでも10〜15時間は遊べるとのことだ。


　そして，最後のキーワードは「“160体以上”の“キャラクター”」となる。これについては取材記事でお伝えしているとおりガチャでの入手となり，それぞれに固有のストーリーが用意されるという。

2つの分断された世界が連動する2画面同時プレイ

　冒頭に紹介したプロモーション映像では，実際に2画面でそれぞれ同時にプレイできる様子が確認できる。


　例えば下画面では汚染された地上で過ごす人間を操作し，上画面ではそこから離れた土地にいる機械の少女を操作して物語が進んでいく。こうした2つの視点を同時に遊ぶことで，お互いに助け合ったり，分断された2つの勢力のすれ違いを感じていくようなRPGになるとのことだ。
　2画面が連動するギミックには，下画面でロケットを打ち上げると，上画面の世界にそのロケットが飛んでいき，必要な物資を送るといったものがあるという。

世界観・キャラクター

　番組では，各世界の世界観やキャラクターも紹介された。

認識の違いによって滅びる世界で，機械の少女「ラッカ」と人間の少年「フジョー」が手を取り合って心を重ねる。フジョーは機械マニアで，腕に付けた機械に何やら秘密があるようだ。彼はラッカに再会することが目的だという

交じり合わないはずの世界で戦い疲れた魔王マルママックと，ぼっちの男子高校生のハルタがマイペースに成り上がっていく物語。マルママックは異世界の魔族を束ねる女魔王だ。孤高の存在だったが，現代の田舎に転移したことをキッカケに奪うのではなく，与える側になりたいと地域貢献の道を目指す

西部と東部に分断された世界で，二丁拳銃のガンマン「コル」と，二刀流の侍「剣丸」が真の強さを求めて世界を駆け抜ける。コルは西部劇のようにガンマンたちと戦ってスキルをブラッシュアップし，剣丸は時代劇のような世界で侍たちと戦いながら技量を研鑽して争いが絶えない乱世を戦う

あらゆる世界の狭間に存在するウィーブ。天真爛漫で明るくプレイヤーと各世界を導いてくれるキャラクターだという。彼女は世界が分断している元凶である分断王を止めるために尽力しているとのこと

　続いて，開発中だという異世界/現代ワールドの冒頭シーンが公開された。ユーシャに不思議な技（トラックが飛んできたように見えるが……）で倒されるマルママック。一方，お笑い部に所属するハルタは都会でお笑いのセンスを試したかったのだが，思わぬ事故に巻き込まれてしまう（トラックが謎の空間から出てきた……？）。そうして2人は女神によって，それぞれの世界に転移させられてしまう。


　というか，トラックはお約束だとしても，どうにも作為的なものを感じてしまう。ともあれ，2つの異世界転生の物語をプレイヤーが同時に体験できるというのは，あまり前例のない面白い仕掛けだろう。この2人の物語がどのように絡まっていくのかも興味深いところだ。

番組では，10月13日に発売されるNintendo Switch用のパッケージ版の紹介や，放送記念キャンペーン，公式生放送「第1回ワルツー観測会 機械×人間ワールド」の配信も告知された

スマートフォン向けRPG『World II World（ワールド・ツー・ワールド）』 今冬配信決定！
プロモーション映像第1弾解禁、公式生放送の実施も発表！


株式会社アニプレックス（本社：東京都千代田区 代表取締役 岩上敦宏 以下アニプレックス）は、東京ゲームショウ2022公式配信内で、スマートフォン向けニコイチRPG『World II World（ワールド・ツー・ワールド）』（iOS/Android）を今冬に配信することを発表いたしました。また、第1弾プロモーション映像も公開いたしました。

■『World II World（ワールド・ツー・ワールド）』第1弾プロモーション映像

そして、今後の展開として、公式生放送「ワルツー観測会」の実施が決定しました。
ゲームの最初の舞台となる「機械（マキナ） × 人間（ラボル）ワールド」の世界観やキャラクターについて、詳しくご紹介いたします。配信日時などの詳細は、公式Twitterから告知を予定しています。

■機械（マキナ）×人間（ラボル）ワールド　美術ボード

■人間サイド　主人公

　フジョー（CV：梶原岳人）

■機械サイド 主人公

　 ラッカ（CV：市ノ瀬加那）


さらに、東京ゲームショウ2022での番組配信を記念したTwitterキャンペーンを実施中です。
主人公6名＋メインキャラクター「ウィーブ」のキャストサイン色紙をセットにして、抽選で2名様にプレゼントいたします。


数々のアニメ・ゲームを手掛けるアニプレックスと、“アイディアをぎゅうぎゅうに詰め込んだおもてなし”をコンセプトに挑戦を続けるデスクワークスの新作RPGプロジェクトに、引き続きご注目ください。

商品概要
タイトル　：　World II World（ワールド・ツー・ワールド）
ジャンル　：　ニコイチRPG
対応プラットフォーム　：　iOS / Android
プレイ人数　：　1人
配信日　：　今冬配信予定
対応言語　：　日本語
公式サイト　：　https://worl2.world
公式Twitter　：　@W2W_pr@W2W_pr
権利表記　：　©DeskWorks / Aniplex
開発　：　株式会社デスクワークス
販売　：　株式会社アニプレックス

「World II World」公式サイト

東京ゲームショウ2022公式サイト

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