ゾンビアポカリプスを背景にしたターンベースのアクションストラテジー「Dead Season」の制作発表。アナウンストレイラー公開

　ゲームパブリッシャのIceberg Interactiveは，オランダのデベロッパSnail Biteが手がけるホラーゲーム「Dead Season」を発表し，トレイラーを公開した。現在，Steamのストアページがオープンしているが，Epic GamesストアとGOG.comでも販売を予定しているという。リリースは2024年内で，残念ながら，今のところ日本語対応の予定はないようだ。


　「Dead Season」は，ゾンビによって終末を迎えた世界を舞台にした，見下ろし型視点のシングルプレイ専用タイトルだ。プレイヤーは混乱の真っただ中，生存者の一団を率いてゾンビ禍を乗り切っていく。周囲を探索して役に立ちそうなアイテムを漁り，与えられたミッションをクリアして生存のための能力を高め，ゾンビの大群との戦いに挑むのだ。


　ゲームには16のミッションからなるキャンペーンが用意されており，これらをクリアしていくことで物語が進んでいくという。どのようなストーリーなのかは不明だが，ともあれ「ここではないどこかへ」脱出することがメインだ。プレイでは戦闘をできる限り避け，ステルス行動することが求められる。騒音をたてると新たなゾンビを呼び寄せることになるため，銃の使用には慎重さが必要だ。さまざまな種類のゾンビは，いずれも危険な存在だが，冷酷な凶悪犯など，生き残った人間も善人ばかりではないという。ゲームの難度は，それなりに高そうだ。


　開発を担当するSnail Biteは，10年以上の経験を持つプログラマーでゲームクリエイターのPavel Kharev氏が2022年に設立したスタジオで，ほぼ個人で開発を進めているようだ。この「Dead Season」がデビュー作になるという。情報が乏しく，詳細の不明な部分が多い作品だが，ターンベースの「Left 4 Dead」といった雰囲気の本作が気になる人は，続報を楽しみにしよう。