剣豪ムサシがクトゥルフの怪物たちと戦う「Musashi vs Cthulhu」，4年以上のアーリーアクセス期間を経て，5月16日のリリース決定

　ゲームパブリッシャのQUByte Interactiveは，ブラジルのインディーデベロッパCyber Rhino Studiosが開発する「Musashi vs Cthulhu」を2024年5月16日にリリースすると発表し，トレイラーを公開した。

「Musashi vs Cthulhu」公式サイト

　「Musashi vs Cthulhu」はタイトルどおり，剣豪ムサシがクトゥルフ神話の怪物たちを倒していくという2Dアクションだ。ムサシとはおそらく宮本武蔵のことだと思われ，二刀流を操っている。
　「なぜ武蔵がクトゥルフの怪物と戦うのか？」というあたりがまず気になるが，それについては「彼は呪われてしまった」としか説明されておらず，ある意味，潔い。ゲームをプレイすれば分かるのかもしれない。


　バトルは，画面中央に立った武蔵に，カルト信者や名状しがたい存在が左右から際限なく迫ってくるというスタイルだ。体の膨らんだところが敵の弱点で，そこを正確に突いて倒していく。ハイスピードの白熱したバトルが楽しめるとのことで，墨絵のようなグラフィックスがなんとなくジャパンテイストだ。


　「Musashi vs Cthulhu」は，アーリーアクセス版が2020年1月にSteamで公開されており，以降，実に4年以上にわたってアップデートを重ねてきたが，ついに製品版に移行するわけだ。製品版では敵が増えた模様で，マルチプレイには対応しないが，グローバルリーダーボードを用意するという。
　詳しくは，2020年1月24日に掲載した連載記事を参照してほしい。

　PC版と同時にコンシューマ機版のリリースも予定されているが，日本での展開は発表されていない。Steamのストアページによれば日本語にも対応するとのこと。