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TGSでふと見かけた「Greed & Darkness」が超面白かった。“遊びたかった3Dダンジョンクロウラー”がここに[TGS 2026]
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印刷2026/09/18 19:38

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TGSでふと見かけた「Greed & Darkness」が超面白かった。“遊びたかった3Dダンジョンクロウラー”がここに[TGS 2026]

 2026年9月17日に開幕した「東京ゲームショウ2026」の会場をぶらついていたら,EdCorpブースで懐かしい画面構成のゲームに出会った。その名を「Greed & Darkness」(強欲と闇)という。

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 両手に異なる装備を持ち,一人称視点で3Dダンジョンに潜っていく様子は,初期の「The Elder Scrolls」シリーズや「ダンジョンマスター」シリーズを彷彿とさせる。色を絞った不気味なドットアートも非常にイイ雰囲気だ。

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 作品について聞いてみると,本作はスウェーデンの職業訓練学校「Yrgo」の学生が手がけたものが原型になっているのだという。最初はitch.ioで無料公開されたが,そのクオリティの高さから話題を集め,現在ではパブリッシャを獲得して製品版に向けて開発を進めているそうだ。


 Steamストアページでは対応言語に日本語が含まれていなかったが,出展された体験版はキッチリと日本語に対応していた。さっそく遊んでみたので,そのプレイフィールをお届けしていく。


仕組みはシンプル,工夫は山盛り
遊びごたえ満点の3Dダンジョンクロウラー


 ゲームを開始すると同時に,プレイヤーは謎のダンジョンに叩き込まれた。振り向くと,かんぬきがかけられた扉の向こうから「1000ゴールド以上を集めるまで,その顔を見せるんじゃない」と怒声を浴びせられる。なにか罪を犯したのだろうか……。

 とにかく,言われたとおりにゴールドを集めるしかない。プレイヤーはたった1本の松明を携え,薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れていくことになる。

「1000ゴールド」は体験版限定の制限で,製品版では脱出に必要なゴールドが増える予定とのこと
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 マップは1部屋が1マスとなり,向きを変えつつ東西南北に探索を進めていく。小規模ながら,古典的なグリッド型ダンジョンクロウラーに近い形式だ。

画面上部のタイムカウントはTGS会場の体験時間を制限するためのもので,製品版には存在しない
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 特徴的なのは“光”の概念で,光源を持っていると部屋単位で光が満ち,持っていなければ暗闇になる。光の中であればオブジェクトの発見や操作が可能だが,敵に見つかってしまう。隣部屋から状況を観察したうえで,松明を持つべきか否かを判断しなければならない。

敵は特定の部屋にとどまるだけでなく,移動していく場合もある。また,暗闇下でも長時間同じ部屋にいれば発見されてしまうので,通り抜けるなら素早く進もう
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 息をひそめ,敵に見つからないように先に進んでいくと,突き当たりの部屋にひと振りの剣が落ちていた。これがあれば,道を塞いでいた敵を撃退できる。

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 戦闘はリアルタイムアクション形式で,剣を「上」「右」「左」の3方向に振って攻撃する。敵の攻撃にも方向の概念があるので,ガードボタンを押しながら方向入力を行い,敵の攻撃をいなして戦おう。連続攻撃も可能だが,自動回復するスタミナが切れると行動できなくなるので注意が必要だ。

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 非常にシンプルだが,これがなかなかに臨場感のあるシステムだ。敵もプレイヤーと同様にアクションをとるのだが,ゲーム的に「どの方向から攻撃しているのか」という表示は一切ないので,グラフィックスから判断するしかない。

 一方,攻撃方向とタイミングがピッタリ合うと「パリィ」が発生して相手がひるむので,慣れれば素早く撃破することも可能だ。与え合うダメージが大きいぶん,本当に剣を操って戦っているかのような緊迫した感覚を味わえる。

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 そうして探索を続けていくと,次々に新しい要素が飛び出してくる。単に鍵を探してきて扉を開けるだけでなく,剣を使ってオブジェクトを壊したり,ダンジョンの部屋自体を回転させる装置でパズルを解いたりと,システムを最大限に生かした要素が盛りだくさんだ。

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 探索だけでなく,複数の敵との同時戦闘や,戦闘中のアイテム切り替えなど,戦ううえでも飽きさせない工夫が多い。あらゆる部分に細かな工夫が凝らされており,のめり込むと同時に感心してしまった。

ある程度進むとセーフルームがあり,ゴールドを消費してアイテムなどを購入できるほか,ベッドで休むこともできる。もちろん,ゴールドを使えば脱出は遠のいてしまうが……
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 ある程度ゲームプレイの基本を把握したところで,いかめしい装飾が施された巨大な扉が現れる。

 集めた鍵を使ってそれを開け放つと,奥には人間を括りつけた大楯を構える巨漢が待っていた。人間はまだ生きているようで,助けを求める声が響いてくる。どうにか救助したいところだが,何も考えず剣を振ると傷つけてしまいそうだ……。

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 巨漢はこの見た目でかなり素早く,斧槍を高速で振り回してくる。防御するのがやっとだが,反撃ポイントは明確だ。1度でもパリィを成功させれば,大楯を持っていない左側面を切り刻める。

 道中で奪ったダイナマイトもスキを狙って叩き込み,勝機が見えたところで,巨漢の背後から2体の雑魚が湧いて出てくる。……さ,3対1はさすがに聞いてないぞ!?

 と,結局はなすすべなくやられてしまった。しかし,よく考えると,ダイナマイトを使えば雑魚は簡単に処理できたのだから,使いどころを間違っていたようだ。死亡すると日数が経過してセーフルームまで戻されてしまうが,再挑戦は可能。さぁ,もう一度! ……といったところで時間が来てしまった。

戦闘に負けても即ゲームオーバーではなく,日数が経過してセーフルームから再開できる。ただし,合計で1週間が経過するとゲームオーバーになってしまう
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 ざっと遊んでみて,そのクオリティの高さには驚かされた。シンプルなシステムを最大限に生かした多彩で飽きさせない要素の数々は,遊んでいて時間を忘れるほどだった。これこそ,遊びたかった3Dダンジョンクロウラーだったのかもしれない。

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 居合わせた開発者に話を聞いてみたところ,日本語対応の体験版は来月中の公開を予定しているとのこと。自分でプレイしてみたくなった人は,Steamストアページでウィッシュリストに加えつつ続報を待とう。


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