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Ignition Entertainment,独自の世界観を持ったFPS「BLACKLIGHT:TANGO DOWN」を2010年夏に配信
イギリスに本拠を置くゲームメーカー,Ignition Entertainmentは,新作マルチプレイFPS「BLACKLIGHT: TANGO DOWN」(PlayStation 3/Xbox 360)をPlayStation NetworkとXbox LIVE アーケードで2010年夏に配信すると発表した。今のところ,価格は未定。
BLACKLIGHT: TANGO DOWNを開発しているのは,シアトルのZombie Studiosで,特殊部隊モノのFPS「Shadow Ops:Red Mercury」や,ホラー映画をベースにしたアクションアドベンチャー「Saw」などを制作してきた独立系デベロッパだ。
最初のアナウンスは2009年の3月で,ゲームエンジンとして「Unreal Engine 3」が使用されることと,特殊部隊をテーマにした作品になることが明らかにされたが,以来約1年,ほとんど情報もないまま推移してきたという,謎のタイトルだった。
今回の発表で明らかになったのは,本作がダウンロード専用コンテンツであることと,オンラインマルチプレイをメインとすることだ。シングルプレイの有無については不明だが,海外メディアの報道は“マルチプレイオンリー”とするものが多い。また,海外ではPC版の予定もあるようだが,上記のように日本ではPlayStation 3版とXbox 360版のみとなっている。
ゲームの舞台になるのは“BLACKLIGHT”と呼ばれる場所で,過去と現在と未来が入り交じった独自の世界だ。近未来のようで,どこか郷愁を誘う不思議な世界観を持っているという。公開された数点のスクリーンショットを見る限り,普通の街のようだが,Unreal Engine 3を使ったグラフィックスのレベルは高そうだ。
また,カスタマイズ性の高さも特徴の一つとして挙げられており,マッチを重ねて経験を積むことで,キャラクター自身だけでなく武器なども,好みのものに仕上げていくことが可能だ。カスタマイズとしては,スコープやストックを装着するというシンプルなものから,銃そのものの命中精度の向上,機能の改造/強化など,さまざまな方法が用意されているという。もっとも,マルチプレイFPSにおける武器や能力のカスタマイズは最近のトレンドの一つなので,それがどの程度の規模なのかによって,アピール度が変わってくるはずだ。
ゲームモードとしては,デスマッチ,チームデスマッチ,そしてコントロールポイントを奪い合うようなタイプのものなど多数用意され,そこもまたセールスポイントの一つとしているが,こちらも詳細はのちほど公開されることになっている。
というわけで,1年間の沈黙を破って突然新情報が出てきたBLACKLIGHT: TANGO DOWN。相変わらず謎がいっぱいで,書いている私も思わずジリジリしてきちゃうが,スクリーンショットや掲載したプロモーションムービーの雰囲気は良く,期待が持てる。続報を待とう。
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BLACKLIGHT:TANGO DOWN
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(C)2010 Ignition Entertainment Ltd. All Rights Reserved. Zombie and the Zombie Logo are registered trademarks of Zombie, Inc. in the United States and elsewhere. Tango Down, and the Tango Down logo, are trademarks of Zombie, Inc. (C)2010, Zombie, Inc. All rights reserved.
(C)2010 Ignition Entertainment Ltd. All Rights Reserved. Zombie and the Zombie Logo are registered trademarks of Zombie, Inc. in the United States and elsewhere. Tango Down, and the Tango Down logo, are trademarks of Zombie, Inc. (C)2010, Zombie, Inc. All rights reserved.