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「ENDLESS Dungeon」は,遠い昔に絶対神である“エンドレス”が去った世界が舞台だ。古代遺跡や強大な能力を持つ遺物,そして魔法のようなパワーを授ける“ダスト”の存在などの背景を共有する“エンドレス”シリーズの世界観がベースとなっている。2014年にリリースされた「Dungeon of the ENDLESS」の流れを汲む新作であり,AMPLITUDE Studiosの“エンドレス”シリーズとしては6作目になる。
そんな「ENDLESS Dungeon」は,異なる種族が存在する宇宙のどこかに浮かぶ,文明の交差点となるような巨大宇宙ステーションが舞台となる。現在では無人化しているものの,何らかの異常現象によってそこに近付いた宇宙船は引き寄せられ,脱出できなくなってしまう。そうして集まったヒーローたちは,チームを組んで“コア”と呼ばれる宇宙ステーションの中心部分に向かい,脱出のきっかけを掴もうとすることになる。
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キルされると,キャラクターたちが集う酒場“サルーン”で理由も分からないまま蘇生されるという状況が繰り返されるだけでなく,船内(ダンジョン)へと潜入するたびに,マップの形状やモンスター,アイテムの在処などが自動生成されていく,いわゆるローグライトなデザインとなっている。ダンジョン探索に不可欠な“クリスタルボット”と呼ばれる金色の光を放つロボットを守り,コアまでたどり着かせることが必要になる。
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プレイヤーは,最大3人によるヒーローで構成されるパーティを操作して数室ほどのルームからなるダンジョンを探索することになるが,特殊アイテムを拾ったり,クリスタルボットのパワーを駆使して次のセクションに移動するためのドアを開けたりする際には,モンスターやロボットたちが湧き出してくる。どのルームから敵が登場するのかは,ミニマップで赤い点として表示され,感覚的には10室あれば3室ほどがスポーンポイントになっているという印象だ。
それに対抗するため,プレイヤーは各ヒーローの能力を使って戦うだけでなく,タレットなどの防御施設を各ポイントにあらかじめ設置しておいて,クリスタルボットを破壊しようとする敵軍を食い止めなければならないという,タワーディフェンスの要素が加味されているのである。ヒーローがキルされるか,クリスタルボットが破壊されるとゲームオーバーとなってしまう。筆者がプレイした限りでは,キャラクターがキルされるよりもクリスタルボットが破壊されるパターンの方が多く,効率的な防御施設の設置は次のセクションに移動していくうえで大きなポイントとなるようだ。
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ゲームプレイの流れとしては,マップを探索しながら敵のスポーンポイントを明らかにしたり,アイテムを拾い集めたり,エネルギーを採掘させるためのポイントでクリスタルボットが作業する間,想定される敵の経路にタレットを設置していき,キャラクターを操作して,クリスタルボットを守り抜くというものだ。
ゲームコントローラを使ったプレイでは,双方のスティックを利用する“ツインスティックシューター”のように軽快なアクションをサポートしており,さまざまな方向から突進してくる敵に対してもわりとスムーズに方向を変えながら対処できる。発見やアイテムの獲得をとおしてプレイヤーキャラクターをアップグレードし,溜まったポイントを活用して新しいタレットの購入することで攻略を進めていく。
コアに近付くためのドアを見つけると,ドアをこじ開けるためにクリスタルボットが移動し,それを守って戦い続ける“エスコート”風のミッションが起きる。緩急のあるミッション構成が好印象だ。
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ローンチ時点では8人のヒーローキャラクターがフィーチャーされており,それぞれが,タンク,ダメージ(DPS),もしくはサポート系のロールがあるようだ。タンクには巨大なシールドを発動できるロボット警官のBunkerや,個人用のタレットを自由に設置できるComrade,ダメージには音楽好きなのが両肩に装着された大型スピーカーでソニックブームを発動できるZed,銃器やグレネードの扱いに長けたBlaze,そしてサポートには仲間を治癒してくれるShroomと,バーテンダーとして様々な秘薬で仲間にバフを与えるFassieなどがいる。
彼らは,それぞれにパワー,アジリティ,インテリジェンスといった6つの能力値があり,パッシブスキル,アクティブスキル,そしてアルティメットスキルが1つずつ用意されている。もちろん,ヒーローによって所持する武器も異なっているし,ミッション遂行中に発見した“チップ”と呼ばれるキャラクターへのバフアイテムや,アタッチメントなどで武器の性能をプレイヤー好みに調整できる。武器の属性には火炎系や毒系などがあるが,敵がオーガニックなクリーチャーであれば火炎系が有効だし,ロボットであれば電撃系のほうが相手に与えるダメージは多い。
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「ENDLESS Dungeon」のプレイセッションの後では,AMPLITUDE Studiosのクリエイティブ・ディレクターであるジャン=マキシム・モリス(Jean-Maxime Moris)氏に話を聞くことができたが,本作ではヒーローキャラクターが際立たされていることについて,「キャラクターの作成にはかなり力を入れており,それぞれのクエストを通して彼らがどんな過去を持っているかといったことが明らかになっていく」と話してくれた。
自動生成されるランダム性の強いマップで遊びごたえもありそうだが,「ダンジョンへの入り口は,最初は1つだけしかありませんが,ゲームを進めると3つに増えてさまざまな経路から挑戦してもらえます。また,ミッションで見つけた“レシピ”を持ち帰り,それで作ったカクテルを飲むことで,次のダンジョンの仕掛けが用意されていて,バラエティに富んだゲームを楽しんでいただけると思います」とのことで,プレイを継続していく楽しさが強調されている様子だ。
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実際,何度も何度もキルされるというゲームメカニックは,“ローグライト/ローグライク”と説明されるゲームではありがちだ。だが「ENDLESS Dungeon」は,徐々にプレイヤーキャラクターも成長していくというRPGライクなゲームプレイが感じられるため,「次はさらに良いプレイが出来そう」という希望が湧いてくるデザインになっている。
「ENDLESS Dungeon」は,5月18日に向けたプレオーダーも始まっており,インタフェースと字幕は日本語にも対応する予定だ。今回は,テクニカルな問題からマルチプレイを体験できなかったものの,他2人の仲間たちと共にダンジョンに潜ってはキルされ,戻ってきたロビーでカクテルを飲みながら次の攻略への作戦を立てていくような,内輪で楽しめるゲームに成長していきそうな印象だ。プレオーダー特典として,クローズドβや48時間の先行プレイといった特典も用意されている。友人と一緒に宇宙ステーションに乗り込んでみるのも楽しそうだ。
























