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英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-

英雄伝説 閃の軌跡IV -THE END OF SAGA-
公式サイト
https://store.steampowered.com/app/1198090/_IV_THE_END_OF_SAGA/
発売元・開発元
発売日 2021/04/09
価格 7678円(税込)
ジャンル
レーティング
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その他
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このゲームの読者の評価
50
グラフ
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  • Pages: 1
  • 閃の軌跡ついに完結 50
    • 投稿者:キリコ(女性/30代)
    • 投稿日:2021/05/26
    良い点
    ■戦闘バランス
    3で猛威を振るったブレイクの思い切った弱体化はプラスに働いたと思います。
    私個人は基本的にナーフは好きではないのですが、3のブレイクはあまりにも強く、大半のボスが一度も行動しないまま倒れてしまうという状態を招いていたため、ブレイク→加速の一辺倒だった戦略に幅を与えることに成功していると思います。

    ■ファストトラベル
    二度手間となるメンバー固定宝箱へダイレクトに飛べるのはありがたかったです。

    ■サブキャラたちにもストーリーがある
    例えばアントンとシャロンとか、アナベルとケニスあたりは、どうなるのかなとちょっと気になっていたりしたので、こういったサブキャラたちの結末もしっかり描いてくれてたのは嬉しかったです。

    ■プレイのしやすさ
    倍速ありスキップあり早送りありで便利すぎるといっていいくらい至れり尽くせりです。JRPGのプレイしやすさは定評がある(と思う)のですが、本作のそれはその中でも群を抜いています。

    ■とても簡単な難易度
    好感度イベントの関係でトロコンには二周必要となるため、初週ナイトメアで挑むメリットは基本的にありません。
    従って一周目の戦闘は難易度を落としてしまえば最終的にどうとでもなったりします。
    本作は味方キャラがめちゃくちゃ多いわりに、戦闘メンバーが実質4人しかいないために一軍入りのハードルが極めて高い作品になっています。が、最悪エンブレム積んでSクラフトをぶっぱしてしまえば道中好きなキャラを活躍させることが可能です。
    ボス戦の難易度もさほど高くないので、クオーツを優遇してあげることで好きなメンバーで挑むことができるでしょう。

    ■クラス7!
    さすがに4作目ともなるとキャラクターたちにかなり強い思い入れを持ってしまうのは私だけではないはず。
    何だか、まるで彼らと一緒に冒険したかのような妙な感慨があります。

    ■ローカライズ
    本シリーズの英語翻訳が私はかなり好きだったりします。
    日本語バージョンとはまた異なったキャラを確立しているキャラも多く、どちらも甲乙つけがたい魅力を持っています。
    特にフィーやクレアはそのキャラの違いに驚く人も多いのではないかと思います。

    ■ボリューム
    フルプライスの一本ですが、超ボリュームのシナリオなので十分に元は取れると思います。
    シナリオクリアでざっと100時間。トロコンで二周すればプラス20時間といったところでしょうか。

    ■実績
    時間さえかければ特にテクニカルなことは求められないので誰でもコンプリート可能です。
    宝箱もいやらしい配置はなく、ダンジョンが基本的に一本道の全踏破が前提なので月鏡をつけっぱにしていれば取りこぼすことはないでしょう。
    コアなファンが多いためか、日本語の攻略サイトが非常に丁寧かつわかりやすくまとまっているのも本作のある意味で魅力の一つかもしれませんね。
    悪い点
    ■バトルスコープ
    1からずっとなのですが、出会う敵全てにバトルスコープを当てなければならないので、ターン制限のあるボス戦なんかでは結構ストレスになります。

    ■ポムっととヴァンテージマスターズ
    どちらも対戦相手が多すぎるように感じました。
    難易度自体はさほど高くなく、何度もやれば誰でもいつか倒せる程度のものになっていますが、だからこそ翻すと単なる作業以上のゲーム性がないと批判することも可能で、こんなに何度も遊べるようなクオリティにはなっていないと思います。
    最後の方なんて誰が相手でも大して変わらないような気もしますし、正直、それぞれ五戦ずつくらいで十分だったのではないでしょうか。

    ■シナリオ
    長丁場かつもう4作目なので終われば達成感で感動はします。
    が、シナリオ自体は相変わらずご都合主義で毒にも薬にもならないような展開が続き、ハッキリ言って退屈でした。
    ハイハイ、みんないい人で結果ハッピーで良かったですね、としか…。
    敵がずっとこちらを見守っているような感じで、真剣勝負がなくてどうにもダレました。そもそもあなたたち戦う必要あったの?と首を傾げるようなボス戦が続きます。
    また、かなりヘイトを集めていた極悪人が最後にちょっと自分の事情を打ち明けたくらいで簡単に許してしまうのもカタルシスを阻害します。いや、この人をそんなんで許していいの?とプレイしながらツッコミを入れずにはいられなかったです。
    総評
    やっと終わった、というのが素直な感想。
    このボリュームには満足です。
    実績全開放のグローバルデータは現時点で3%前後。本作を買うプレイヤーはほとんどが少なくとも閃1〜3をクリアしているコアなファンであることを思うと、少々ゲームとしては物足りないと感じた人が多かったのかなと考えられます。

    本作を買うなら閃1〜3をクリア済みで50%。シリーズ全編プレイでようやく100%楽しめると考えて買わなければいけません。
    本作自体の魅力が今一つなので、そこまでプレイした人は全員やるべき!とまでは推奨しませんが、以降創の軌跡、黎の軌跡とシリーズは続いていく模様なのでそれらをプレイするのなら本作をプレイしない選択肢はありえないでしょう。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 5 2 5
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