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[TGS2022]トークセッション「VRゲームの未来、可能性について」レポート。人類の進化すらも見据えるVR業界の開発者たちが想う未来とは
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印刷2022/09/17 09:54

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[TGS2022]トークセッション「VRゲームの未来、可能性について」レポート。人類の進化すらも見据えるVR業界の開発者たちが想う未来とは

 2022年9月16日,東京ゲームショウ2022(以下,TGS 2022)のPico Technology Japanブースにて,Pico Technology Japanの宮川 学氏,MyDearestの岸上健人氏,CharacterBankの三上航人氏によるトークセッション「VRゲームの未来、可能性について」が実施された。

 本セッションは,VR業界のハードウェアとソフトウェア,両業界を盛り上げるメンバーが,デバイスの機能向上と共に進化し続けるVRゲームの未来を考えるというものだ。近い未来,またはもっとその先にどんな可能性を秘めているのか,そんなセッションのレポートをお届けしよう。

左から,宮川氏,岸上氏,三上氏
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 まずは,岸上氏と三上氏が,VR業界に入ろうと思ったきっかけの話題に。

 岸上氏はそれに対し,スマートフォンに飽きてしまった時に,たまたまVRヘッドセットを体験し「これが次のメディアだ」と感じたことがきっかけだという。一方で三上氏は,コミュニケーションが苦手な自身が,身振り手振りだけでコミュニケーションを取れるVRの世界に感動したことがきっかけだったそうだ。

 そんな岸上氏率いるMyDearestと,三上氏率いるCharacterBankは,それぞれVR捜査ゲーム「DYSCHRONIA: Chronos Alternate」Meta Quest 2 / Nintendo Switch)と,VR魔法アクション「ルインズメイガス」Meta Quest 2 / PC)をTGS 2022に出展している。興味がある人はそちらもチェックしておくといいだろう。

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 続いての話題は,最近のゲームイベントで“VR業界に良い風が吹いている”と感じた出来事についてだ。

 それについて岸上氏が,まさにTGS 2022でのMeta Quest 2やPico neo 3をはじめ,VR関係のブースがメインホールに集められていることについて言及した。これまでのTGSではこんなことはなく,「主役に躍り出られた大きな変化」だと述べていた。

 また,三上氏もTGSの会場に向かうまでにVR関係の広告を多数見つけており,「VRの時代がきた」と感じたそうだ。
 さらに,両氏とも将来的には「ハードウェアのブースにコンテンツを出展してもらうのではなく,コンテンツのブースで埋め尽くし,そこにそれぞれのハードウェアを設置するようにしたい」といった野望も口にしていた。

 それに対し宮川氏も,コンテンツを制作するクリエイターが活躍できる土壌を作りたいと反応し,そのためには何をする必要があるのかという話題に。

 三上氏としては,VRの普及は大前提として,コミュニティを盛り上げていくことが大事だと感じるという。ゲームを作っても発信する先がなくては意味がなく,発信する場があることで,市場が盛り上がり,作り手のモチベーション向上にもつながっていくとのこと。

 また,岸上氏によると,開発者としてVRゲームを作りたいと考えている人は,数多く存在しているという。しかし,開発会社やプラットフォームの少なさが難点となり,あまり動きやすい状況ではないようだ。それを改善するためにも,プラットフォームを増やすことで,ゲームをリリースしやすい環境を作ることが重要とのこと。

 それに関連して,こういったトークイベントを開催してもらえるのは,開発者とプラットフォーマーをつなぐことのできる良い機会だと感謝を述べていた。

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 次に宮川氏から,岸上氏がVR業界を“黎明期”と称することを踏まえ「今のVR業界の状態は?」という質問がされた。

 それに対して岸上氏は,今ゲーム業界で“レジェンド”と呼ばれるような人たちが生まれたタイミング,それが今のVR業界だろうと述べた。数十年後には自身もそうなってるかもしれないし,今は肩を並べて登壇している三上氏も,将来的にはライバルとして競い合ってる可能性も十分にあると将来を見据えていた。

 そんな未来を考えるなか,岸上氏,三上氏が今後作っていきたいゲームを教えて欲しいという話題に。

 三上氏は,自身がVRに興味を持ったきっかけを踏まえて,VRでのコミュニケーションに魅力を感じられるタイトルを作りたいと述べた。家に帰った時に“行きたい”と思えるような世界を目指していきたいとのことだ。

 また,岸上氏もマルチプレイのゲームがこれからどんどん増えていくだろうとし,スウェーデンにある世界最大規模のVRゲーム開発会社Resolution Gamesが,このセッションが行われた当日にSteamでリリースしたマルチプレイVRゲーム「Ultimechs」(リンク)を例に挙げ,F2Pタイトルであることにも驚きを示していた。

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 このほか,岸上氏はプレイ時間の長時間化についても指摘。これまでは数十分が限界だったVRゲームのプレイ時間が,数時間プレイすることが当たり前の時代になりつつあり,それによりVRゲームの物語性が重視されてくるだろうと述べた。その流れの中で岸上氏は,VRゲーム業界の「ファイナルファンタジー」「ドラゴンクエスト」となり得るタイトルを作り上げたいと語った。

 最後には質問コーナーも設けられた。そこでは「さすがにVRを数時間プレイするのは疲れるのでは?」という質問が登場。それに対し宮川氏,岸上氏は,デバイスの進化や,プレイへの慣れにより可能だろうとする中で,三上氏は,かつて自身らの親世代が長時間ゲームをプレイできなかった例を挙げ,「人類が勝手に進化する」と,人間の未来すらも見据えた意見を述べ,セッションは締めくくられた。

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