ムービー
[GC 2007#039]この頃あまり話題が聞こえてこない,「Operation Flashpoint 2」のティザームービーを掲載
2001年に発売された「Operation Flashpoint」(邦題 オペレーション フラッシュポイント)は,広大な戦場における大規模な戦闘を再現したシングル/マルチプレイ対応のミリタリーFPSで,類作にはなかった難度の高さとリアリティで世界中の人気を獲得した作品だ。その後,「Red Hammer」「Resistance」という二つの拡張パックも発売されている。
だが続編の制作に当たって,パブリッシャであるCodemastersはビギナーでも遊びやすいレベルの難度をデベロッパのBohemia Interactive Studioに要求し,それに対してBohemiaはオペフラシリーズのゲーム性を変えるような処置に反対する。結局BohemiaはCodemastersの元を離れ,Atariをパブリッシャとしてオペフラの精神的続編とも言うべき「ArmA: Combat Operations」(邦題 アームド アサルト)を制作,2006年(日本やアメリカなどでは2007年)にリリースして,多くのオペフラファンから高い評価を獲得したのだ。
対するCodemastersは,4月20日の記事でもお知らせしたように,今年(2007年),オペフラの続編である「Operation Flashpoint 2」の制作を正式発表したのだ。このあたりの事情は,Electronic Artsの「Crysis」とUbisoft Entertainmentの「Far Cry 2」,あるいはWarner Bros. Interactive Entertainmentの「F.E.A.R.」の続編と,Sierra Entertainmentの「F.E.A.R.: Perseus Mandate」との関係と同じだってのは,最近何度か書いたような気がするが,同じゲームの続編相当のタイトルが別々のメーカーからリリースされるケースが増えているってのは,どうなんでしょうね?
それはともかく,制作発表こそされたものの,それ以来あまりこれといった情報が出ていなかったOperation Flashpoint 2。Codemastersのブースでもプレイアブル展示はなく,奥まったシアターでその他多くのトレーラーと共に紹介されていただけといった状況で,ちょっと残念だったのは事実だ。拡張パックだ続編だと,何かと賑やかなArmAに比べると,やや寂しい感じは否めない。
掲載したムービーも短いものだが,発売を楽しみにしている人は,ちょっと目を通しておこう。(松本隆一)
→ムービーのダウンロードは「こちら」(1分1秒:WMV)
ダウンロード詳細:39.9MB(41,850,825バイト)
- 関連タイトル:
オペレーション フラッシュポイント: ドラゴン ライジング 日本語版
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